西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

さよなら「蒼士会」。新会派も、もちろん是々非々の立場で頑張ります!

2015-11-17 17:06:00 | 主張・広報と活動のお知らせ

↓敬愛する木村カサブロー兄さん@元・西宮市議会議員から頂いた「全部、双子!」という触れ込みの卵で作ったハムエッグ。↓



そういう触れ込みなので当たり前っちゃあ当たり前なんですけど、全部、双子ってのは、やっぱり不思議。。。
一体、どういう理屈なんやろか???
とかなんとか言いながら、大変美味しく頂きました!

てな話はさておき、本題へ。
ちょっと重要な、ご報告事項がありまして。

実は昨日、所属していた会派・蒼士会を解散し、本日、新会派「会派・ぜんしん」を結成しました。
この「ぜんしん」という名前。
「ぜん」には「前・善・漸・全」、「しん」には「進・心・信・新」等々、様々な意味があります。
組み合わせれば「前進(前に進む)」「善進(良い方向に進む)」「善信(善きことを信じる)」「善心(善き心)」「漸進(順を追って、だんだん進む)」等々、多くの組み合わせができます。
上にあげた中にも造語が一杯ありますし、他にも、色々な組み合わせができるわな、と。
で、そんな広がりを持った、深みのある会派にしたいな、と思っています。

ちなみに会派の結成趣意書的なものは↓以下の通り↓。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「会派・ぜんしん」について

 私たちは西宮市において市民の英知を結集し、市民の暮らしに根ざした行政サービスを推進するとともに、人口減少や高齢社会、財政難などの将来的な諸課題に備える体制づくりを進めるため、さまざまな施策を分析し、具体的な政策提案を行うための政策集団「会派・ぜんしん」を平成27年11月17日、結成しました。「会派・ぜんしん」が目指すものは下記のとおりです。

記.

1.二元代表制を尊重します。

 「会派・ぜんしん」は二元代表制を尊重し、市長をはじめとする市当局と健全な緊張関係を保ちます。各議案に対してはその内容を十分に吟味し、当局に対して政策を中心に是々非々の対応をします。

2.民主主義を尊重する保守系議員で構成します。

 「会派・ぜんしん」は民主主義を尊重し、市議会の自由闊達な意見交換のうえで市政が進められるように全力を尽くします。「会派・ぜんしん」は伝統と文化を尊重し、それらを育んできた日本と兵庫県、西宮市を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与したいと考える保守系議員で構成します。

3.市政の推進を最優先します。

 「会派・ぜんしん」は市議会議員の本分を重視し、市政の課題に集中して取り組みます。市政の政策課題について共通の意見をもつ会派とは国政・県政についての意見が異なっても政策ごとに連携します。

4.会派で結束して行動します。

 「会派・ぜんしん」は会派内で政策について徹底的に議論します。そのうえで、会派として決定した議案や政策については会派の全員が一致した行動を取ります。

5.会派内で情報を共有します。

 「会派・ぜんしん」は会派内で自由闊達な情報交換や意見・討論を行い、情報を共有し、調査・研究活動に積極的に取り組みます。   

以上


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

で、会派の解散理由を端的に申し上げますと。
再三、様々な場で申し上げている通り、私共は二元代表制の下、市長を初めとする行政組織と対峙する立場にあります。
ところが「蒼士会」という会派については、「蒼士会って市長がいた会派でしょ?ということは。。。」的な話を頂く機会が多いんですよ。
で、はっきり言って、この話、私共にとっては、とても不本意なんです。
二元代表制とか言っても、なかなか多くの方には分かって頂けませんし。
だったら今ある会派を解散するべきやよな、と。

また百歩譲って、上に書いた、そもそもの立ち位置の話を措くとしても、
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●市長に対して政策面での疑義を持たざるを得ない問題
 (↑ご参考:私共も作成に協力し、その内容を信じたからこそ応援した彼のマニフェスト(その内容を信じたからこそ、投票した方も多くいらっしゃるはずだと思っています)を「あんなもの」呼ばわりし、「なんで選挙前に書いたような政策をそのままやらないといけないんですか?」と宣った話←リンク先・3枚目の写真の前の段落から)
 (↑ご参考:「市民の期待度が最下位の施策に力を入れる必要はない!まちたび博はやめる!!」は空耳か???@2015年11月のブログ
 (↑ご参考:市と直接関係のない団体に対する人事介入を疑わせる話@2015年9月議会における坂上議員との質疑←31分30秒経過頃から)
●市長と議員・議会という立場に留まらない信頼関係上の問題
 (↑ご参考:約束を守るのは当然のことでしょ?そこさえ共有できへんのはきついよなあ。。。@2015年10月のブログ
 (↑ご参考:事前に約束していた某会派との予算要望会議を直前キャンセルした話←平成27年9月16日の1時間12分30秒経過頃から)
●いわゆる偏向報道・取材拒否話に代表されるマスコミ対応に関わる認識の問題
 (↑ご参考:木曜日にちょびっとだけテレビに出ることになりそうです。てなわけで、それも含めて広報など。@2015年10月のブログ)
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等々をはじめとして、ここには書けない・書かない様々な問題もありまして。
ここらへん色んなご意見お持ちの方もいらっしゃることと思いますが、やっぱり我々としては素直に首肯しかねる話なわけで。

あ、もちろん現市長が頑張っている話・方向性に賛同できるものもありますよ。
現段階では具体的な成果は出ていませんが、外郭団体の見直し方針に関する話なんかは、その好例です。
(ご参考:市長グッジョブ! ~これこそ、役所上がりの市長ではできなかったことです!!
また最近、ブログ等で取り上げる機会が多くなっている防犯灯に関わる話も、彼が市長になり、「防犯灯を直営化する!」という方向に大きく舵を切ったからこそ明らかになった話だと思っています。

だからこそ繰り返しになりますが、我々が今回明らかにしたいことは突き詰めてしまえば、たった一つ。
私共は二元代表制の下、市長をはじめとする行政組織と対決でも対立でもなく、対峙する立場にあるという矜持を持っています。
だからこそ、これまでも、これからも市長および行政には是々非々で対応していきます、ということです。
それこそが健全な地方自治という観点から、当たり前であり、しかも、とても大切なことだと思っているので。
そもそも会派として考えても、昨年の市長選挙に伴い、現市長は会派から離脱しています。
その後に行われた今年4月の統一地方選挙後時に二人のメンバーが引退し、逆に新規二人の新規メンバーが加入するなど、現在5名の会派メンバー自体、
大きく変わっていますし。

なお今回の「会派を解散し、新しい会派を結成する!」という話には、会派メンバー全員が強く賛同しており、市長
が邪推しているように「澁谷が暴走」しているわけではありません。
言うても現市長は同じ釜の飯を食ってきた仲間ですし、昨年の市長選挙の際には、私自身が必死になって応援した候補でもありました。
そもそも私自身、蒼士会(もしくは蒼志会)という看板に対する思い入れは、今でも強く持っていますし。
でも上に上げたような様々なことを鑑みると、無理をしてまで、この看板を守っていくことに意味はないわな、と。

というわけで「市長の出身会派である蒼士会」は、なくなりました。
今後は、草加・八木・かんの・はまぐち・澁谷という5人のメンバーで新たに結成した「会派・ぜんしん」として是々非々の立場から、市政の改善に全力で取り組んでまいります。
今後とも皆様の変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます!


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2 コメント

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Unknown (桜子)
2015-11-18 09:12:42
渋谷議員が暴走、というより、時々暴走する市長自ら招いた結果でもあるのだな、と思っています。既にそうなってはると思ってますけど、市民から、議会から信頼される議員さんになっていってくださいね。これからも、ご活躍、期待しています。
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Unknown (しぶや祐介)
2015-11-18 11:30:05
>桜子さま

>渋谷議員が暴走、というより、時々暴走する市長自ら招いた結果でもあるのだな、と思っています。

そう受け止めて頂けると、ありがたいです。
彼は私が暴走したと受け止めたようですが(苦笑)

過分なお言葉ありがとうございます。
ご期待にお応えできるよう、そして「市民から、議会から信頼される議員」になることができるよう力を尽くしてまいります。

この度は丁重なコメントを頂き、本当にありがとうございます。
引き続き、頑張ってまいります!
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