西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

財政状況が改善できると思っているのは、市職員全体の2%だけ!?市職員労働組合によるアンケート結果がヤバすぎます。。。

2024-06-06 13:37:38 | 市政全般に関連すること

西宮市職員労働組合発行の「職員支部ニュース」をゲット。
そちらに掲載されていた「職員支部アンケート結果」が驚愕の内容だったので、ご紹介。
なお内容の掲載にあたっては、市職労さんの了解を得ていることを付言しておきます。

このアンケート結果ですが、「年齢構成 20代10.4%、30代35.8%、40代34.9%、50代15.1%、60代3.8%」等の数字から、広範かつ多様な対象の声を吸い上げたものと思われます。
まさに多くの職員さんのリアルな声なのでしょう。
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で、驚愕した内容の1点目が、現在の市政運営に対する評価の低さ。
「市長の職員200人削減の発言についてどう思いますか」という質問の後に続く、「市長の発言により、将来設計をどのように考えていますか」という問いへの答えが、多い順に
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第1位・32%→具体的な手法についてはあいまいであり、財政改善は達成できないのではないか
第2位・25%→掛け声だけで、基本的に職員に丸投げであり、モチベーションが低下した
第3位・15%→西宮市をどうしたいのか分からないので、必要な事業まで削減されないか心配である
第4位・12%→今まで言ってきたことをスルーされており、諦めと無力感が漂っている
第5位・5%→→強引な手法であり、将来も暗いので、転職を考えている
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と、約90%が、明らかに否定的な答え。
「数値目標が示されており、財政改善は達成できるのではないか」という回答は、僅か2%に留まります。
てゆうか尋常じゃないな、この評価の低さ...
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※市長の200人削減については、以下のリンク先もよろしければご参照下さい。
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職員を200人削減するためには、辞めていく人数の半数しか雇えない。それって各職場に与える影響が、かなり大きいと思うのですが... @2023年12月のブログ
200人削減を実現できたとしても、削減できる費用は10億円以下。20億円の目標には到底、届かないことが判明したわけですが... @2023年12月のブログ
基金を食いつぶしまくって令和10年度に収支を均衡させたところで、手遅れなのでは?当面の目標は、一定以上の基金が残っているうちに、早期に収支均衡を達成することであるべきです! @2023年12月のブログ

次に驚いた(?)のが、まともに働いていない職員が一定数、存在することを示唆する内容が示されていること。
降任・降級等を行う分限処分についての問いである「分限処分の実施について、処分の対象としてどの程度まで行うべきと思いますか」という問いへの答えが、多い順に
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●第1位・37%→給与に見合った職務職責を明らかに果たしていない職員について、指導・研修を行っても能力の向上が見られない場合は、降任降格もやむを得ない
●第2位・28%→職務職責とかいう以前に、社会人としてどうなのかという職員について、指導も含めて、まず厳格に対応するべきである
●第3位・11%→たとえ局長級であっても、職務職責を果たせていないのであれば、降任させるべき。むしろ管理職なのであれば、周りから言われるのではなく、自ら降任してほしい。自分ができているのかどうかも分からない管理職に評価されたくない
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となっており、これまた言葉を失う内容ですね...
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「職場・市役所全体にどのような不満がありますか」という問いに対する答えのうち、「給与に見合わない職員に対する降任降格の厳格化がされていないこと」という内容が12%を占めていることからも、こうした実情は伺えます。
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これを見ていると、かつて実施された市当局によるアンケート結果のひどさも思い出しますね...
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西宮市役所は「働かないおじさん」のパラダイス!? ~在宅勤務者の業務量の把握・進捗確認が必要です~ @2020年4月のブログ

他にも興味深く、示唆に富んだ内容が多く示されているので、アンケート結果全体をアップしておきます。
興味おありの方はご覧下さい。
 ↓
P.1

P.2

P.3


なお、この内容、
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●人事当局にとっても、示唆に富んだ内容であると思われること
→が、人事課では持っていないらしいこと
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が分かったので、人事課にも資料提供しておきました。
このことも付言しておきます。

市職労さんと私とでは、考え方が異なる部分も多くあります。
一方で、多くの職員さんが士気高く、高いモチベーションを持って職務に精励していかなければ、この苦境を脱することも、高い水準の市民サービスを提供することもできない。
その思いは同じだと信じています。
協力できることは協力し、よりよい市政を実現できるよう努めていきたいと思います。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


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