本日、西宮市HPに新型コロナワクチン接種×第5次予約の概要が掲載されました。
WEB・電話とも予約開始は7/20(火)の午前9時からで、予約枠の割当数は概ね「WEB9:電話1」とのこと。
今回、募集される接種会場は以下の通りです。
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なお12 歳~59 歳の方を対象とした、個別医療機関での接種予定については、8 月上旬より接種開始できるよう現在調整中とのこと。
詳しくは 7 月 25 日号市政ニュースや市HPでお知らせ予定とのことですので、暫し、お待ち下さい。
その他、ワクチン接種に関する情報は、以下の西宮市HPでご覧頂けます。
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新型コロナワクチンの接種について@西宮市HP
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さて本題、一般質問のご報告の続きです。
「学校給食の重要性を鑑み、可能な限り、提供日数を増やすべき!」という話についての具体的な質疑ですね。
それでは、どうぞ。
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【質問①】
芦屋市・尼崎市・神戸市では午前7時に暴風・大雨警報のいずれかが発令されていても、警報が解除されて登校した場合には給食が提供される。
一方、本市では、午前7時に暴風・大雨警報のいずれかが発令された場合、給食は一律中止となる。
本市においても警報が解除された場合には給食を提供するべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁①】
本市学校における警報発令時の給食実施の判断につきましては、傷みやすい生鮮食品の当日配送開始時間や米飯の炊飯開始時間を遅くとも午前7時としているため、午前7時の時点で暴風・大雨警報のいずれかが発令されている場合、給食を中止しております。
議員ご指摘のとおり、近隣のいくつかの市では、物資を前日に各学校へ配送したり、複数の業者で委託米飯を実施したり、自らの学校それぞれで炊飯を実施したりするなど、当市の状況とは大きく異なっており、9時時点での判断が可能となっています。
本市が近隣市と同様、9時まで給食実施の判断を遅らせた場合には、生鮮食品や米飯など多くの食材を無駄にすることにもなることから、現在の運用としているところです。
しかしながら、学校給食は食育だけでなく、児童生徒の食事支援の観点もあることから、警報が7時以降に解除され、児童生徒が登校出来る天候に回復した際には、授業時数を確保する観点からも、比較的短時間で調理が可能な備蓄食を活用するなど、安定的に給食を実施できるような運用方法を検討してまいります。
【質問②】
資料①に示した通り、始業式後・終業式前の短縮授業期間中の給食提供状況は学校ごとに異なっている。
こうした差をなくし、短縮授業期間中も極力、給食を提供するべきと考えるが、市の見解はどうか?
※ 資料① ※
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【答弁②】
教育委員会としましては、できるだけ児童生徒に対して学校給食を実施できるように、各学期はじめや終わりまで献立を作成しておりますが、学校により給食の実施状況に違いがあります。
学校給食は、教育課程上の学級活動と関連付けて行うことのできる学校教育活動です。
年間を通じて行われる当番活動などは、児童生徒が望ましい食習慣を身に付けていくために、計画的かつ効果的な指導を行うことが大切とされています。
学校における教育課程の編成は,学校教育法第37条第1項第4号で「校長は,校務をつかさどり,所属職員を監督する。」と規定されており,学校長が編成することとなっております。
しかしながら、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、経済的困窮に苦しむ児童生徒は一定数いることも予測されることから、実施可能な範囲で、できる限り給食を実施するよう要請してまいります。
【まとめて意見要望】
現在の運用について説明があったうえで「警報が7時以降に解除され、児童生徒が登校出来る天候に回復した際には、授業時数を確保する観点からも」「安定的に給食を実施できるような運用方法を検討してまいります。」との答弁でした。
また各学期はじめや終わりの給食提供についても「長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、経済的困窮に苦しむ児童生徒は一定数いることも予測されることから、実施可能な範囲で、できる限り給食を実施するよう要請してまいります。」との答弁でした。
いずれも一定、評価できる内容であると受け止めています。
今の時代の学校給食には答弁でもあった通り、「食育だけでなく、児童生徒の食事支援の観点も」重要です。
同じく答弁であった通り「授業時数を確保する観点」も重要ですし、子育て家庭の支援という観点も忘れてはなりません。
昨年、夏休み時期における本市の給食提供にまつわるドタバタは、「子育てするなら西宮」を掲げるまちとして恥ずべきものでした。
二度と、このような事態を起こさないで頂きたい。
給食の重要性を強く認識し、様々な観点から問題の洗い出しと改善に努めると共に、答弁内容を単なる学校への要請に留めることなく、現状改善につなげていただきたい。
要望します。
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質疑をしたのは6月末ですが、実際には4月頃から調整を始めていたのですよ、この話。
なこともあって、早速今学期末から見直しを進めてくれている学校もある様子なのは嬉しい限り。
引き続き、アンテナはってまいりますので、皆様からも気になる情報等あれば是非是非お寄せくださいませ。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
可能な限り実施を要請してまいりますという回答、具体的ではなく残念です。
西宮市のHPを見ていると西宮市学校給食審議会
平成29年第1回議事録の中にも同じ話題が出ていました。
「学校運営も考慮しながら、できる限り多くの給食を実施してください と、各会議等でお願いしたり、学校へ通知しているのが現状。回数に差があることは事務局でも承知して、小中学校長会議でも、共有させていただいています。」とありました。少し前に小学校では給食回数が少ないのは、給食費負担軽減できるためというニュアンスの話を聞きました。
大多数の保護者が回数より負担軽減を求めているのであれば仕方ないですが、まず保護者の意見を聞く機会を作って、学校単位で進めるのではなく、全体として進めて欲しいです。
ご意見を受け、教育委員会事務局に改めて確認したところ「今回の質疑を受け、より強く学校側に働きかけを始めている。今後も、そうした取組を続けていく!」旨、確認しました。
私の方でも適宜、状況を確認してまいりますが、お気づきの点等あればお知らせください。
回答が具体的でなく、残念に思うとのお気持ち、私なりに、よく理解できます。
私も全体として進めることができれば望ましいと思いますが、現行法制の下、学校の自主独立がきわめて強く保証されていることから、そうした形で進めることができないこと、ご理解いただければと思います。
なお「小学校では給食回数が少ないのは、給食費負担軽減できるため」という事実はございません(この点は教育委員会にも確認しました)。
貴重なご意見を頂いたことに感謝申し上げると共に、状況を改善できるよう力を尽くしてまいります。
コメント頂き、ありがとうございました。
もう一度確認まで取ってくださり、本当にありがとうございます。
小学校で言われた負担軽減が正しい話でない事、そんな話があるのが教育委員会の方の耳に入っただけでも嬉しいです。
また進展ありましたら、ぜひ掲載をお願いします。
子ども達が卒業するまでに前進することを願っています。
最終的な決定権が学校にある以上、議会・教育委員会・保護者、様々な方向から様々な形で働きかけていくことが重要だと考えております。
微力ながら継続的に取り組み、状況の改善につなげることができるよう努めてまいります。
また、お気づきの点などあれば、仰ってください。
貴重なご意見を頂戴したことに感謝申し上げます。
コメント頂き、ありがとうございました。