西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

政治に、一番、必要なこと。

2008-04-16 09:46:18 | 主張・広報と活動のお知らせ

(元日記2007/3/28)

いよいよ、明後日に県会議員選挙の告示が近づきました。
私たちの本番は、もうちょっと先なのですが、議会の中は、もう完全に戦闘体制です。
普段とは、また違った緊張感がぴりぴり漂っているように感じます。

で、まあ、節水器の話とか、こども部の話とか、図書館の話とか、国民健康保険の話とか、なんやかんやと、本当はいろいろと書きたいこともあるのですが、さすがに、そういったことを書いているモードでもなく。
ちょうど、よい機会なので、普段、つらつらと考えていることを書かせてもらおうと思っています。

一昨日から配布を始めた、私の選挙前最後のビラでは、投票率が低い理由について
「多くの方が知る機会を持っていないこと。
 これが、地方政治に対する関心の低さを産む一因ではないでしょうか。」
と書いてみました。
もちろん、これも、大きい原因の一つではある、と思っています。
でも、本当の一番大きい原因は、多くの方が
「誰が議員になっても、政治(=今の暮らし)は変わらない」
と考えている、ということだと思うのです。
だから、本当に必要なのは
「議員を選ぶことで、政治(=今の暮らし)は変わるのだ!」
ということを証明することだと思っています。
それができなければ、投票率は、きっと今後も下がり続けていくんだろうな~、というのが個人的な実感です。

国政レベルの話ではありますが。
件の政治資金の話でも、いろいろと
「うちのほうはいいけど、向こうのほうは問題だ。」
「いいや、向こうにも、ほかに、こんな問題がある。」
と、お互いにあーだこーだ言い合っています。
でもね、たぶん、みんな、思ってると思うんですよ。
「結局、どっちも、わるいことしてるんでしょ。」って。
消費税なんかの話にしても同じこと。
「結局、どこが勝ったって、遅かれ早かれ消費税率は上がるんでしょ?」
って、思ってるのではないでしょうか。
国政に対してさえも、多くの方が、こう思っているように感じるのですが。
地方政治においては、この感覚は、もっともっと強いものである気がして、なりません。

繰り返しになりますが。
地方政治に対する無関心の元凶は
「地方議会が自分の生活に対してどのような影響を与えているか分からない」
「議員がどのような活動をしているのか分からない」
といった点にあるように言われることが多いと感じています。
でも、本当の本当の原因は
「誰がなったって、おんなじやん。」
と、多くの方が考えているところにあると思うのです。
「政治が変わってきた」と多くの方が感じる政治。
「実際に、いろんなことが変わってきてるやん」と多くの方に思ってもらえる政治。
「ここ、ずいぶん、よくなったやん」と実感してもらえる政治。
そういった政治を議員が行えば、多くの方の政治に対する関心を取り戻すことができるのではないでしょうか。
「こっちが政権をとれば、消費税は5%のまま。
 ただし、福祉サービスの水準は下がります。」
という政党と
「うちは消費税を20%に上げます。
 その代わり、福祉サービスの水準は大幅に向上します。」
という政党とが、きちんとした財源を示した上で、政権を争うなら、多くの方は選挙に行くと思うのです。
だって「そんなこと、関係ない。」って思うような人、ほとんど、いませんよね。

上の例は、分かりやすいので、国政を例に引いていますが、これは西宮においても、同じこと。
「この候補が勝ち上がったなら、待機児童の問題はもっと解決に向かうはず。」
「学校の建替えも進むはず。」
「西宮の教育は変わるはず。」
こういったことを真剣に信じさせる、そんな政治を実現することが、大切なことだと思うのです。
私が、一番、熱意を持って取り組んでいるのは、子育て支援であり、教育問題です。
だからこそ、こういった分野においては、誰よりも、
「しぶや議員なら、もっと、こんな問題を改善してくれるはず!」
そう思われる議員になりたい。
そう考えています。

多くの議員が、自分の得意な分野を持ち、それぞれの考える問題に、高いレベルで取り組んでいくこと。
結果を出していくこと。
これこそが、西宮市政を変える、一番の近道だと信じています。
そして、こうなることが、多くの方の政治への関心を取り戻す、最高の手段だと考えています。

私は、自分自身が、そんな政治を実現するにふさわしい一員でありたいと考えています。
本気で、西宮市政を変えていきたいと思っています。
自分が、そういった議員であることを目指して。
そんな政治の実現に向けて。
微力ながら、頑張ってまいります。


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