西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

改築自体には賛成です。でも公共施設マネジメントという観点を忘れてはあきません!

2016-01-07 14:20:51 | すべての人にやさしいまちを実現するために

今日の午前中から昼過ぎまでは新春恒例、西宮商工会議所・西宮納税協会・西宮青年会議所・西宮貿易協会主催の賀詞交歓会⇒新年一発目の会派会議。
仕事自体は甚だ通常運転モードなんですが、こういうのが続いてる間は、いまいち、お正月気分が抜けませんね。
毎年のことながら、消防団の出初式&十日戎×特別警戒が終わるまでは、こういう感覚が続く感じやよな、と。

さて本題。
12月議会にて『西宮市立西宮養護学校校舎改築事業基本計画(素案)」策定について』の報告がありました。

ちなみに現在の西宮養護学校は昭和36年建築と、使用開始から実に50年以上が経過しており、著しい老朽化が進んでいます。
この間、
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●『知的障害や視覚障害、聴覚障害などを併せ有する児童生徒や、それら障害の重度化への対応など、一人一人のニーズに応じた教育が求められるように』なっている

●『校舎老朽化や教室不測の観点だけではなく、適切で安全な学校活動の確保からも、施設面における教育環境の改善を必要としている』
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等、新たな問題も生じてきています。
(↑『  』↑内は、いずれも計画からの引用)。

そうした事情を踏まえて

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●PTAや学校関係者等によって組織された基本計画検討委員会を設置して、その中で十分な議論を行い
●結果として、現地で建て替えることに決定
●整備内容も検討委員会にて十分に整理
●そのうえで平成33年度・竣工予定
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という計画が示された、というのが今回の経緯ですね。

この話自体は、これまでも折に触れて進捗を聞いていた話です。
で全体の話として、関係者の意見にしっかり耳を傾け、非常に丁寧に進められているな、という印象を持っています。
また話の性質からして、必要でもあれば大切な話でもあります。

なので、この話自体に対して異論はありません。

とは言うものの、毎度言っている「市が保有する施設の総面積が増える!」という点からは考えるべき点もあるわけで。
現在の西宮養護学校の面積は約5800㎡。
これが改築後には約9500㎡に増えるとのことですから、単体で見れば4000㎡弱の話でしかありません。
しかしながら、ここのところ出てくる話といえば、

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●第二庁舎の建築
●こども未来センターの新設
●中央体育館の建替え
●西宮養護学校の改築
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など、総面積の増加に直結する話ばかりなのには、やっぱり違和感を感じずにはいられないわけで。

あ、繰り返しになりますけど、西宮養護学校の改築自体には賛成ですよ、私。
ただ、それとは別に市が保有する施設全体の総面積抑制という話に、も少し真剣に取り組まなあかんのとちゃうの???という話ですので、念のため。
 ↑
【ご参考】一般質問のご報告~住宅困窮者に対するセーフティーネットの提供について② @2014年8月のブログ

てな感じで、12月議会のご報告の話が続いていますが、まだ大事な話があるものですから、もう少し続けさせていただきます。
そもそも恒例の一般質問のご報告も終わっていませんし。
今しばらくお付き合いくださいませ。

というわけで今日のブログは、このへんで。

それでは失礼いたします。


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