四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛一石二鳥のスープ!

2023年07月26日 21時13分20秒 | 薬膳

☆夏休み。我が家もプール開きです。

☆薬膳
 こんばんは!!
猛暑というのに暑い中を今日はお出かけでした。高校の先輩にあたる方(一学年上)と一緒に鳴門まで生地を見に行ってきました。彼女は私が大学進学の際に大変お世話になった方で高校の家庭科の先生をされ、3人のお嬢様を育て上げ、今はご主人と農作業に励んでおられます。無農薬野菜、水田、ミカン畑と大忙しだそうです。料理、裁縫など何をとっても素晴らしいと惚れ惚れといつもお話に聞き入ります。ところがそんな彼女の旦那様もわが夫と同じ時期に肺がんをしたのです。戦々恐々としながらも共に克服したものですから感覚的に通じるものが多々あります。今日も二人して頷いたのですがやはり食べ物だということです。
 中医的に人の身体は先天的には親からもらった先天の精に護られていると考えます。しかしその先天の精はどんどん減っていきますので後天の精として補っていくのは「食べ物」からです。「人の身体は食べ物でできている」といっても過言ではありません。本日は彼女の畑から大きなトマトの山盛りを頂きました。彼女の旦那様はこのトマトジュースも毎日飲んでいるのだろうと思います。

 さて、本日は夏なのに退くわと言われるかもしれませんが、冷房で冷えた身体には熱いスープも悪くはないかと思ってまたスープ生活を再開しました。梅雨の終わりころから暑さのせいで熱いスープや味噌汁を敬遠していたのですが久しぶりに作ったら美味しいのです。ここ数か月の間に皆様にもお勧めしてきたスープをご紹介します。鶏むね肉を使ってスープとサラダにという一石二鳥の便利なスープです。
 
☆下記のスープをベースに枸杞子、キクラゲと卵スープにしました。

〇材料
 ・鶏肉のムネ肉1~2枚 ☆皮はとる
 ・玉ねぎ 1
 ・人参 半本
 ・キャベツ 6分の1玉  ☆野菜は適当
 ・セロリ  ☆我が家は入れない(;^_^A
 ・コンソメ1~2  ☆我が家は「茅乃舎の野菜だし」3パック
 ・昆布 3~5センチを2枚
 ・塩 小さじ 1

〇作り方 
 水を我が家は2リットルくらい入れます。そこへ上記の材料を投入して煮、沸騰したら30分くらいコトコトと煮ます。鶏肉は丸のまま、野菜はざく切りにして適当。
 30分以上経ったら、鶏肉を取り出しておく。
後は適当にブラックペパーなど好みの香辛料を入れたり、好みでアレンジすれば良いと思います。そのままでも美味しいスープにできあがります。胸肉なのであっさりしています。
〇胸肉はサラダチキンとしてほぐしてサラダに使います。
☆暑いのでコトコトが嫌だなと思って圧力鍋を使うと胸肉がパサつきますのでやめた方が良いです(;^_^A

ちなみに
鶏肉は脾胃に良いです。気虚、脾虚など疲れやすく、食欲不振な人には良いかと思います。
キクラゲ(養陰潤燥)枸杞子(滋補肝腎)で体内の水分を護ります。
スープで冷えた胃袋を温めてみませんか!!
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💛同じ利水の小豆ではどうなの?

2023年07月15日 20時02分51秒 | 薬膳


 ☆今月、YORIは11才、HISAちゃんは8才になります。HISANOは特注プリンで8のローソクです♪

☆薬膳
 こんばんは!!
さすがに暑いですね。朝はひんやりとしていますので外に出て外気を吸うとホッとします。ここのところ毎朝、メダカちゃんを眺めるのが楽しみです。我が家のメダカ鉢、どうみてもメスがいないのではないかと思って不安でした。でも何とかいたらしくて少しは赤ちゃんメダカも生まれました。そんな話をお隣の奥さんと話していたら、バケツにいっぱい生まれているのをそのまま頂戴しました♪ ところがあまりにもたくさんなのでそれをまたお友達に分配して回りました(笑)。やはり鉢のサイズに合わせた数にしないと育ちませんよね(;^_^A

 さて、先日の緑豆ですが・・・・あれ、美味しいの?と数人に聞かれました(;^_^A 美味しいかというとまた話は別ですから・・・そりゃ、赤い小豆のほうが美味しいに決まってます。小豆も浮腫みには効果絶大です。どんなふうに違うのか、そこを少し補足しておきたいと思います。

緑豆は先日、書きましたが・・・
〇性味・・・涼性で甘い
〇帰経・・・心・胃
〇効能・・・清熱解毒 利水消暑 止渇(喉の渇きを抑え)解毒

小豆は・・・
〇性味・・・平性で甘い
〇帰経・・・心・小腸
〇効能・・・清熱解毒 利水消腫 活血 排膿

となります。清熱解毒で利水というのは同じです。ところが小豆は平性ですから緑豆のような涼で暑気払いにはなりません。小豆は利水消腫で浮腫みを取り、緑豆は利水消暑でこれまた暑さを取るのです。こうやって比較しますとどうみても真夏の暑邪に湿邪となれば緑豆に軍配が上がります。

 先日の緑豆の煮ものを娘たちと私は食べました。娘たちはよく効いたらしくて利尿作用があったそうで体重も1キロはバンと落ちたよと言いました。ま、やせたんじゃなくて水が抜けただけですけどね。私はというとあまり変わりないのです。どちらかというと胃袋の調子が悪いです。もともと脾虚ですから少し涼性のものを摂りすぎて冷やしたかなと思います。私には不向きかと思いました(;^_^A さっきも食べてみましたがやはり胃が悪いです(笑)。
 でもまだ緑豆はあるので今度は白玉を作って汁気も増やしてみようかと思います(笑)。
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💛夏バテに緑豆はいかが!

2023年07月12日 20時40分22秒 | 薬膳
 ☆緑豆の煮ものです。甘く煮ましたのでアンコを食べてるみたいです。

☆薬膳
 こんばんは!!
暑くなってきましたね。さすがにバテそうです笑 梅雨時の湿気もたまらなく嫌いでしたが今は温度が上がって暑さが加わりました。中医的には六邪のうちの「湿邪」に「暑邪」が重なって最も不快な季節と言えるでしょう。身体も耐えかねるようになるのも仕方がないと今更ながらに思います。汗をかきすぎると体力の消耗というより「気」を消耗してしまい、怠さや眠気に悩まされるものです。私などは夏の朝風呂は大好きなのですがここ数年はサッと体表の冷えを取る程度にしています。風呂上りに汗をかきすぎると返って気の消耗が激しくて「気虚」状態に陥るのです。朝から疲れてはたまりません(;^_^A 中医を学ぶようになってやっとそのことが理解できたというところです。昨夏ころからは要領よく過ごせるようになってます。今年も結構、元気です。要領ですね(;^_^A

 さて、こんな湿邪と暑邪のダブルパンチに悩まされるときに何をご紹介しようかなと考えてました。先日、薬膳の先生がお持ちになっていた緑豆の煮もの(緑色のアンコ)を作ってみようと思い立ちました。日本ではあまり馴染みがないと思うのですが中国では夏バテ対策によく食べられるそうです。小豆のあんこに似ています。添付の写メです。冷たい飲み物で身体を冷やすのも良いですが身体の熱を取り利尿しながら脾胃も守るというのはいかがでしょう。

30分くらい水に浸しておいて水を取り替え、クタクタと炊き上げました。私は面倒なので圧力鍋でシュシュッとしましたのであっという間にできあがりました。甘味は生薬の甘草と少しのお砂糖です。アンコを食べている感じです♪

 緑豆の効能を書いておきましょう。
〇性味・・・涼性で甘い
〇帰経・・・心・胃
〇効能・・・清熱解毒 利水消暑 止渇(喉の渇きを抑え)

利尿しながら身体の熱を下げ、解毒も!!喉の渇きも抑えてくれる!!
ただ胃腸が弱くて冷え性で下痢気味な人には向かないそうです。
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💛梅雨時で不調な人を見つけました!

2023年06月28日 20時30分57秒 | 薬膳


☆薬膳
 こんばんは!!
昨日から30度超えでさすがに暑いと感じ始めました。衣も真夏仕様に変えると一段と過ごしやすくなりました。リネンのブラウスに綿のゆるガウチョ、これが最高です♪

先日、2週間ぶりに見えた生徒さんを見て、あれ、浮腫んでるんじゃないかな?と一目でわかりました。お聞きするのも悪いので黙っていたのですが座るなり、不調を話し始めました。浮腫むし、怠いし・・・ということです。大概はこの季節の湿気のせいだと思いますよということで早速、レクチャーでした。彼女はまだ新しい生徒さんなのでお話できてないことが多く、薬膳のこともあまり伝えてなかったので今だとばかりに私のいつもの口調が炸裂してしまいました(;^_^A 浮腫んでるので体重は増えて、食べてもないのに太るなんて憂鬱だとか・・・女だからわかる、わかるということで・・・(;^_^A
彼女はお勤めをしているし、子供は独立したし、夫と二人分だからする気もしないから、食事は適当ですとおっしゃいました。

そこでまずは薬膳茶を飲んで頂くことにしました。利水、健脾でハトムギにナツメ!そして滋陰潤肺の枸杞子、温中で乾姜をブレンドしました。ヨモギ茶はどう?と聞きましたら、それ、苦手で大嫌いです!!というので入れませんでしたがやはりもっと温めたいなと思う人です。いつも暑がりで薄着が多いなとは思っているのですが意外に冷やしているのかもと思います。お風呂にはゆっくりと入ってもらって汗をかくことも勧めました!運動もしているふうではありません。どこかぽっちゃりですし・・・(;^_^A

晩ご飯はどうします?と言いましたら、適当に買って帰ります!というのでう~~んと唸るようなお返事です。そしたら今日はトウモロコシを買おうよという提案をしました。たぶん穀類は食べてないのではと思うのです。たぶんビールか何かとお惣菜だなと感じました。ダイエット兼ねて冷たい生野菜(それもきっとカット野菜)もたべるんだろうなと・・・いやそうに違いないと!!ごはん抜きでお惣菜をつまむのではいけません。私は内心でご飯を食べてもらおうと思いました。

トウモロコシごはんを炊かない?と言いますと、え~~、トウモロコシですか?そのまま食べます!というので、いいからいいから、言う通りにしてみて!!ということで説得して炊くことになりました。
ご飯を仕掛ける。トウモロコシは実をほぐしておく。炊飯器に仕掛けて、トウモロコシ、ダシ昆布と塩少しを入れます。トウモロコシの芯や南蛮ひげも投入してね!!とお勧め!!トウモロコシは利水に向いています。

正確には補中健胃。つまり補中とは三焦のうちの中焦、すなわち脾胃あたりを護り、胃袋も健やかにしてくれるのです。他、利尿、利湿ですから梅雨時の湿が溜まった胃袋から湿を取り除くには良いはずです。ごはんを食べること、これは身体が怠く感じる気虚状態であれば補気できますからシャンとするのではと思います。
小難しい薬膳などは不要です。オシャレでなくて良いと思っています。薬膳カフェなら目を引くようないかにも身体に良さそうなメニューを考えなくてはなりませんが家庭内では簡単で良いと思っています。

他、玄米アズキごはんもお勧めです。こちらは熱心な生徒さんから教わったのですが・・・ネットを調べても出てきますよ。おそらく発酵玄米を作るのだと思うのですが、私たちは面倒くさいの一晩、玄米3合と小豆1合を一晩、浸しておいて炊き上げます。それだけです(;^_^A
アズキの利水効果も良いです!!!
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💛長夏の薬膳

2023年06月10日 20時30分04秒 | 薬膳


☆薬膳
 こんばんは!!
今日は梅雨時の過ごし方、特に薬膳的な視点から書いておきたいと思います。いつも書いているかもしれませんが・・・(;^_^A 日本で季節の変化を四季でとらえますが中医学では梅雨時は特別に「長夏」として加え五季ととらえます。季節ごとに襲ってくる邪気を春は風邪、夏は暑邪、秋は燥邪、冬は寒邪と言います。そしてこの梅雨時は長夏、邪は「湿邪」です。外気の湿度は高く、気分までどんよりとしますが身体は湿邪に侵されやすいと言えます。つまり身体も余分な水分が溜まって重だるくなる時期です。浮腫んだり、皮膚も荒れたりしがちです。これは湿邪の仕業です。
 臓腑では五行の土があたりますので脾の問題が起きやすい時期となります。脾に湿邪といいますと脾は湿を嫌いますから消化不良や過剰な水分のせいで脾は運化不良を起こします。脾に溜まる湿のことを「痰湿」「痰飲」というように言われます。
 よってこの時期の治療法は「健脾」「利湿」です。

では健脾の食材、利水の作用のある食材は基本ですが、やはり梅雨時というのは体のバランスをとるのも難しい時期です。梅雨冷えという人いるでしょうし、かと言って暑さもある日がありますから体温を下げたい人もいらっしゃいます。ですが基本、この時期にあまり冷たい飲み物や生野菜は禁忌かもしれません。
また体調を崩したりすると補気しなくてはならないこともあるでしょう。難しいですね。一応、並べてみますと・・・

〇健脾・・・ジャガイモ、キャベツ、トウモロコシ(利水もします)、インゲン
      すずき、いわし

〇利水・・・ハトムギ、小豆、トウモロコシ、黒豆、そら豆、

〇梅雨冷え(温めて湿の気を追いはらう)・・・ねぎ、しょうが、パクチー、
ミョウガ、
〇熱を取りたいときは・・・豆腐、キュウリ、緑豆、セロリなど

今の時期としては新じゃがが美味しいですね。また産直やスーパーにトウモロコシが出始めました。これ、上手に使いたいです。トウモロコシの南蛮ひげ、これも有効なのでネットにいれてスープには取りたい部分です。トウモロコシごはんも美味しいですので楽しみです。
また気を巡らす作用として私はよく皆様にお勧めしているのは青皮という青いミカンの皮ですが今は陳皮が良いと思います。燥湿化痰の作用は陳皮でしょう!!
参考にどうぞ!!
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