喜の大運ではありますが・・・

☆難易度Ⅰ
最近は食傷ばかりにこだわっていましたね。そんなこともあってか、中之島の友達とも電話でつい、食傷の話題になっていました。友人曰く、「食傷って普通は形而下ですよね？でも、食傷って官殺に向かうこともあるから、官殺の形而上的な一面もあるんですかね？」と。そういえば、そんな話も教室で聞いたような？？？と思い起こしていますと、おぼろげで、断言はできないのですが、そういう場合も多少はあるようなというところに話は落ち着かせたのですが・・・食傷が官殺を剋すという観点からの意味なので事象として官殺絡みのことになるのは事実です。気持ちも向かうとすれば、形而上的と言えるかもしれません。もっと検証がいるのではと・・・・

　本日も食傷でまいります。
女命　戊辰
　　　　甲寅
　　　　壬寅
　　　　癸卯　です。

これはまさに日干は弱で食傷強です。以前には日干金で水の食傷をしましたが・・・参考に。

・身弱ですので食傷は忌ですが、財は無くて喜です。
・天干の甲と戊は相打って去。食神制殺の形です。日干にとっては有難いのですが、これくらいではまだまだ地支にずらりですので日干は任じきれません。
・財が無いのは喜です。

さて、どのような人生となるでしょう。
女命ですので逆行運です。
　第一運から癸丑
　　　　　　壬子
　　　　　　辛亥
　　　　　　庚戌
　　　　　　己酉
　　　　　　戊申
　　　　　　丁未　です。

喜は金、水ですので、大運は水、金と行きますので喜のようには見受けますが・・・さて！

・第二、三運は水旺運ですので食傷も生じられて食傷強です。こんな時は官殺は堪ったものではありませんね。結婚はあったとしてもたいへんでしょう。

・水旺では財に流れるのがいいのですが、八字にはありません。流年の財を待つ以外は喜はないですね。

・八字では子女縁もあっても少なければ問題ありませんが、多ければ自身の健康面に注意です。

・第四運の庚戌ですが、庚は甲とは相打ちますのでよいかとは。でも土旺は官殺にも任じねば・・・制殺などはありません。きびしいです。

・第五、六運の申、酉ですが、これはやっと制食傷です。申は寅を制しますが寅がやや勝つかと。酉が卯と相打ってもこれはあまり効果ないかとは・・・で、平運程度でしょう。

・次の丁未運ですが、ここはもうあきらめてほしい感ありますね。社会で活躍されていたとしても、退かれるのがベターかとは思います。身の安全のためにもきっちりと健康診断をして、体調管理が第一となります。依るべなし！！となっています。事象としては病なら、木の部位で肝機能など。木剋土で食道ガンや胃ガンなども注意してほしいです。事例ももっています。こんな命があれば、参考にされては？と思います。健康第一です。命あっての・・・ですから