四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

老犬救助隊

2014年07月23日 20時57分49秒 | フリートーク

久しぶりにベル猫さん。クロネコ宅急便の箱をYORIと共有してます。

本日、夕刻のことでした。我が家の敷地に沿って用水路があるのですが、そこに老犬が落ちて這い上がれずにいるところに出くわしてしまいました。近所の奈々ちゃんという4、5歳くらいの女の子が遠くなのに我が家のそばで犬が川に落ちたのが見えたらしく、助けてあげてよ!というのでおばあちゃんと一緒に来て犬を助けようと声をかけているところでした。そこへ私が帰宅して鉢合わせたということです。おばあちゃんと言っても私より少し年上の近所の女性ですが(笑)。
 さて、どうするかと二人で相談しましたら、彼女は犬は飼ったことがないのか、犬が老犬で眼も見えず、足腰もよぼよぼなのに、「この犬、若いんやろか?」と聞きます。それにしても抱き上げるにも、もし、噛みつかれたらこわいし、躊躇してしまいました。それでも何とかしないとこのままでは這い上がれないし、大水が来たら大変です。今頃は池のゆる抜きもたまにはしますから・・・お菓子を少しあげますとどこにあるのか、これも探り当ててやっと食べるという始末です。でも、そっと首に手をあてますと怖がりもしないので、撫でてあげるとじっとしています。それなら・・・と、私は裸足になって川に入り、犬を抱きあげて道路に着地させました。足はもたつき、歩きかねておりました。またお菓子をあげると食べたのですが、よろよろと歩きだし、またまた川に落ちそうになるではありませんか。全く見えていないのです。盲目です。
 近所の彼女はこんなのは連れては帰れないといい、私に提案するには、お腹だけ、腹いっぱい食べさせて、近くの池の土手へ連れていかへんか?というのです。私はギョッとしました。「えっ、池?車は来ないけど、池に落ちて死ぬんじゃないの?」と。もういい、と思って、「私が預かるわ!!」ということでまた抱き上げて、我が家の庭に連れ込みました。すると、夫が帰ってまして、「おい、これ、飼うんか?」と。「見殺しにする気?」と反論。夫は、「まあ、あんたはその覚悟で連れて帰ったんやろな!!そうでないと連れてはこれん!!」と申します。よく私の性格を知っていますので・・・なんの問題もありません。しし丸くんの遺品のリードがあるので、それでつなぎました。ドッグフードもあげますとしっかりと食べるではありませんか!!よっしゃ、元気になるわ!!と思って、近所の彼女とやれやれ・・・と一息ついていますと、ウチの孫のYORIが出てきまして、大きい柴犬なので怖がって、泣き出す始末です。
そこへ舅、姑も何だ、なんだと言っている様子ですので、夫が「のりこがまたまた犬を連れ込んできたけど、あんたたちと同じ、ご老体らしいから、面倒みてやらないかんで・・・ええな!!」と。ご老体たちは何も申しませんでした(笑)。
 でも、ん?と思ったのは、私はこの犬は行き倒れが、捨てられたと決め込んでいました。でも待てよ、もし、飼い主が探しているかもしれんので、今夜だけは道から見える場所につないでおこうということになり、犬のつなぐ場所を変更しました。道路から、はっきりみえるので、ここでよっしゃと。
 そしたら、向こうから、女性が綱をもって、走ってくるではありませんか?その向こうの団地の奥様です。「いや~~、すみませ~~ん。うちの子、脱走してしまって、盲目やし、足腰は立ちかねてるし、もうあかんわと思ってたんですけど、よかったあ~~!!」と、おっしゃいます。私の泥だらけの服をみて、「いやっ、これはすみません、クリーニング代払わなくちゃ・・」です。昨日、久しぶりにシャンプーをしたので、死に場所を探しに家出をしたと思ったそうです。今晩一晩、ほっておいたら、死ぬで!!と・・・・思いました。
 
 昨今、ペットを最後まで飼わずに棄ててしまうケースも多いので、つい、そちらのケースと思い込んだ私も軽率でしたが・・・・ホントに多いのです。ご近所の男の子は雨の降る夜に行き倒れた老犬を連れて帰って最後まで数か月でしたが、面倒を見たケースもあります。また逆に近所のおばあちゃんですが、自分もよろよろとしていたので、老犬の「ボス」という犬を棄てに行ってもらったと平気で私に言ったこともあります。で、つい、そちらだと決め込んで、覚悟をしたのも一瞬でしたが、心底、ホッとしました。
コメント
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