四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

肝鬱!

2019年09月07日 20時40分35秒 | 中医・漢方


☆もうそろそろ満1才だろうと思います。男の子らしい顔つきになってきましたが、まだまだ幼い子供です。

☆中医
 前回のブログでつい本音が出てしまい、疲れてます!なんて書いたものですから皆さまに気を遣わせてしまったようでした。反省しております♪
 今日はその訳にも少しだけ触れます。実は夫が再度、入院して手術という運びとなっていた上に92才の姑が「看取り期」に入るから覚悟して下さい!と言われてしまったのです。入院中に何かあったらこれは大騒動となりそうですから私は気持ちが落ち着かず、不安ばかりがつのっていたのです。まあ、何とかクリアして夫も本日の退院となり、姑もまだまだ元気そうです。焦ってしまいました。

 夫は5年前の9月に肺がんが判明して(当時のブログに詳細はあります)手術したのです。そして5年の月日が経ち転移もなく無事なのですが肺炎は数回ありました。そのたびに気になることを言われた続けていたのが小さなシコリでした。それの白黒がPETでもCTでもつかないのです。そのために手術入院となったのですが、ホントウに運よく良性と判明しました。肺がんの跡の近くだけにもしかして・・・という不安がつのるのです。だから私など情けないのですが、いつも不安になると喉が詰まって神経性の咽頭炎になるのです。半夏厚朴湯を耳鼻咽喉科では処方されるのですが効かない、今回は喉の炎症もあってひどかったのです。ところが手術が終わって結果を聞いた日から腫れないのです。ホントに現金な身体だと思います(^_^;)

 でも今日は鍼灸のⅯ先生のところの診察でした。先生は「うん、ちょっと脈が弱ってるな、脾の陽虚だ!」と以前に言われたことをおっしゃいました。ま、そうでしょうね。土多で胃が重いわと自覚してました。ところが施術しながら、「おかしいな!脈がもとに戻らないが・・・風邪でも引いてたか?」「ん?これは肝鬱だな!!そこへ外邪が入った形跡がある!!」とすんなりとおっしゃるのです。私は唖然としました。これ、通訳しますと・・・・私の場合は神経性咽頭炎で喉の違和感に悩まされ続けている最中に風邪を引いて風邪っぽくなり、喉が腫れたという意味です。でも今はそんな症状はなくただ疲れているだけなのですが…見破られたという次第です。Ⅿ先生、ホントウにすごいよ!と夫にも来週、術後の体調を診て頂くためにすぐに予約をいれました。

 さて、肝鬱とは正しくは「肝気鬱滞」と言います。じゃあ、先生、気が流れてないんですね?と思わず言いましたが、自律神経失調もいいところではないかと思いました。肝の作用は以前にも書きましたが「疏泄(そせつ)」は気・血・水の流れを発散させて身体にいきわたらせる作用のことです。それが逆に鬱滞することが肝鬱なのです。要因は感情の乱れによる情志活動の不調です。外因のストレスや刺激によって肝が乱されると起こります。
症状は・胸の脇やお腹の傷み ・タメ息 ・イライラと怒りっぽい
・喉が詰まった感覚  ・甲状腺腫  ・乳房の張り  ・生理不順
・更年期障害 などなどです。
私はイライラするのと喉が詰まる感覚、そして甲状腺腫の手術痕近くの喉が違和感があるのです。まさしく甲状腺腫になったころ(10年前の己丑運己丑年)からずっとの症状だと思います。土多が逆剋して土多木折の典型でしょう!!
命理も中医も見事にマッチしています。

 こんな症状をお持ちの方はきっといらっしゃると思うのです。長期にわたって肝気が鬱滞すると今度は体内に痰(水毒)もできると言われています。それが喉あたりに凝縮するのが甲状腺腫や甲状腺ガンなのでしょう!!気滞から於血が進むと生理不順やら子宮筋腫、卵巣嚢腫へも発展することを考えるのは簡単なことです。
何だか、とてもお得な勉強をした気分です(^_^;)
 
コメント
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