☆すごいデブ猫になってるんですが写メだとそうでもないです(;^_^A
☆中医
梅雨の晴れ間もわずかなので、今日のうちにできることをしないとまた明日から雨のようです。畑の雑草が一気に伸びて茄子が埋もれそうになっていました(笑)今日の生徒さんは午後からなので午前中は少し草抜きをしました。あれだけ毎日、水を遣るのに自然の雨には敵いません。しっかりとお野菜も成長しております。特に今夏は香味野菜が元気です。バジルがいい香りです。パスタに入れました。子供たちはあまり好まないので使い道はないですからジェノベーゼにして冷凍保存しようと思います。
さて、本日は中医の五臓六腑について少しフォローしてみようと思います。以前にも書いたことがあるように思いますが講座をするたびに補足したくなりますし、ブログ読者の皆様にもと思うのです。五臓六腑という言葉は良くご存じなのですがその中身はどうなっているのか、これもちょっと調べればわかります。でも以下に述べます六腑の一つである「三焦(さんしょう)」についてはどうも皆さまがイメージできないようです。全く具体的でないからです(;^_^A
ではまず五臓六腑を・・・
五臓は肝 心 脾 肺 腎 これらは臓器ですので蔵が付きます。
六腑は胆 小腸 胃 大腸 膀胱 三焦 これらは消化器の管の形をしています。三焦は別ですが・・
そして肝と胆 心と小腸 脾と胃 肺と大腸 腎と膀胱 は表裏の関係となります。こんなことも以前に書いたと思います。いつだか忘れましたがブログ内で検索すると出てくるでしょう(^^😉
三焦というのは中医学の本のどこにでも書いてあるのですがうんとわかりやすく説明します。人の身体という「体腔」をイメージしていただくと良いです。体腔の中には心臓や肺、肝臓、胃、脾蔵、腸などの臓器が入っています。そして体腔という空間の中で臓器はあるのですが臓器と臓器の間には空間的な隙間があるのです。例えば腫瘍ができたと言っても臓器の中にできるばかりでなくて臓器の外側にできたいたというようなことあります。その外側というのが臓器と臓器の間の隙間です。もちろん隙間とはいえ、気もあるでしょうし、血液、水もあるでしょう。その空間のことを三焦というのです。
ではそれは臓器と言えるのかというと諸説あるらしいのですが、今のところ概念としては体のどこ?って聞かれると上記のようなことになります。それを三つに分けて肺や心臓のあたりを上焦、肝臓や脾胃のあたりを中焦、へそからしたの腸や腎のあたりを下焦と言います。
では三焦はどんな役目をするの?と聞かれたら、三焦は水の通り道です。あ、ついでにいろいろな「気」も流れますし、血液も通ります!となります。つまり臓器と臓器の間にある隙間を絶えず気・血・水が流れているということです。これが中医的な生理機能の一つなのです。いわば三焦というのは「腑」といっても形がないものですから「気血水の通り道」と考えて、この作用を三焦と呼ぶと考えるのが最も適切な解釈のようです。
気・血・水は単独で流れるのではなくて血流に便乗して気や水は流れます。また気は体内だけでなく体表をも流れます。特に水は三焦を水の通り道として捉えますから三焦が上下に通じるということは気血水の流れが良いということになります。
これ以上書くとややこしくなるのでやめときます(;^_^A