四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛本日命返上して実際命です!

2022年01月29日 21時02分44秒 | 命理
 
★おめめ、優しいんです。何を見てるかって・・・食べ物です!

★命理
 こんばんは!!
我が家のコロナ騒ぎですが・・・抗原検査での陰性が怪しいというのは言われてますけど日数が経つともう大丈夫ですね。やれやれです。ハル君も点滴に行ってきました。また一週間、大丈夫です(;^_^A 引き続きお籠りです♪

さて、本日はいつもの本日命を返上して、お知り合いから依頼のあった八字解命です。もちろん事象があるからの依頼なのですがいつもどおりに八字解命と事象推察にとどめての記述といたします。しかし解命はいつもより本気モードです(笑)。

 女命 S47年3月4日 未刻(己土分野)生まれ
壬子
壬寅
甲午
辛未
大運:9才6か月 ☆辛年9月大運交替
09辛丑 19庚子 29己亥 39戊戌 49丁酉 59丙申 69乙未・・

八字解命 日干甲木は寅月木旺に生まれた建禄格の命です。寅月も旺が極まり庚金の官殺の剋を最喜としたい月です。しかし春木に変わりはないですから相令で陽気の強い丙火に洩身の方向も喜は多いでしょう。本命は年月柱に2壬が子に通根して生木する形で日干甲木は旺強です。欲しい官殺の庚金は無く、辛金が透り時支の未土の生金は無いに等しく、陰干では剋木は叶わず却って退くのみです。未中己土は燥の気が強く生金とまでいかず天干からほぼ破されています。唯一、日支の午火が旺木の洩身を受けて喜の作用となります。しかし午支も丁分野!丙火弱で月干壬の制食傷もあるのでやや木多火熄気味です。
 この時期の甲木は燥の気が増して暖気があるのですが本命では2壬があって湿感があるため調候不要月とは言え、丙火は寒暖ではなく燥湿から最も欲しい干と言えます。
よって喜忌は・・・
格 健禄格
日干 強
用神 丙
喜神 火土
忌神 水木
閑神 金 ☆ほぼ忌に近い!
調候 不要

 喜神は火土と取りますが土のみでは破される勢いですので火土がセットで来ることが望ましいでしょう。運歳での配合が決め手となります。また金は閑神としますが八字内での話であって運歳では金は大半が化殺生身の忌となることが多いと推します。仮に土金と来て金が重なっても土は甲木に破され、金は年月干支の壬子水に流れ込み、破されて残る土と金は日干側に流れ込む忌があります。生剋制化は一様ではありませんので土の作用には細やかな配慮が必要です。

 中医心理学的視点から八字を看ますと・・・八字は水木強。腎気、肝気が非常に強いことがわかります。自他ともに厳しく果敢に物事に取り込む姿勢を大事にされる人です。完璧主義者でもあるので自信がありますから非常に剛毅な印象を受けることでしょう。しかし肝や腎というのは交感神経優位が続きすぎると必ず疲弊するものですから肝気不調となると一気に不安感に苛まれることとなり神経不安となったり、人の一言に傷つけられたりと普段の物言いからは想像もつかないほど憂鬱になり神経を傷めることがあります。本命もおそらく日支午火の勢いが不十分ですから日干の木気が滞り、強いエネルギーが内向しますのでそういった2面性をもつタイプと見受けます。

 ☆肝の不安感というのは精神面の不安感。腎の不安感というのは身体が感じるものであり得たいのしれないものです。幼児や老人の腎が弱い時に陥りやすい感覚です。参考まで・・・!
 
 こういった場合に傷むのは八字の配合からも木剋土の脾です。脾が傷むと十分な消化物からの栄養が送られませんし、「脾が傷む=肝気の不調」ですから自律神経が乱れます。肝血不足は身体を滋養しきれないという火の血脈の勢いが削がれます。火はいつも言いますように五情の要ですから情動をコントロールできません。しかし用神の火です。本命を奮い立たせるのは丙火の流年でしょう。

そう言った意味合いかも内包する能力の高さを火の食傷に洩身してこそ能力発揮ができるのですがその点がとても惜しい八字です。よくこういった八字は芸術面や文化的な創造性を秘めていることがあります。火旺を行くことが最も望ましいのですが叶いません。火が上がるときに才能開花するというパターンが望ましいのです。
 
 大運は忌の水旺から始まります。直近は39才からの戊戌運。そして現在は49才から丁酉運に入りました。そのあたりを解命しましょう。

 戊戌干支を八字に重ねますと・・・戊はまず甲木に破されます。そして同時に2壬を制する方向もあります。そして湿土化して時干の辛金を生金というような作用をします。日干が任じる財なのでやっと任じる対象物が現れたという大運ですが丙火が無いので木剋土の忌の方が見えてしまいます。木剋土は前運(己亥)から始まってはいますが・・・戊戌運は平運からやや忌かと推します。流年で火土が重なると一見良いので勢いが出そうかと看るかもしれませんが一方で金が埋もれることも見逃せません。病原です。また金は官殺ですので肝の不調の原因を作ります。夫や異性、仕事は不調の原因となるのです。
40壬辰 41癸巳 42甲午 43乙未 44丙申 45丁酉 46戊戌 47己亥 48庚子 49辛丑 50壬寅・・

 この大運のここ数年の流年を推してみましょう。
 その前に最初の41才、42才あたりの巳午年の火はメンタル的には良さそうですが火は大運干の戊戌を強めています。そして戌中辛金にも注目しますと埋金で体調には忌でした。
 その後の戊戌年あたりから・・・
戊戌年 2戊戌で土財に任じる喜は発生します。一方で戌中辛金は埋もれます。
    木あるいは土金の病。
己亥年 八字の2壬がさらに根が出て強くなり日干甲木に流れ、己土は破されます。
庚子年 大運戊戌干支は庚を強めて日干は官殺の剋の喜かと期待するのですがまた2壬に化殺されてあえなく剋は去り大運干の戊を破します。

辛丑年 本年の9月に大運は丁酉に交替します。戊戌運中は春から夏秋ですので土金が強く日干は財官に任じます。9月以降は丁酉大運です。八字の辛、流年の辛金ともに酉に通根して強くなりますので地支の寅への剋は喜。しかし惜しいかな辛は陰干で日干への剋の意はなくここでも2壬に化殺生身されます。特に辛丑年の冬(先月から今月)は丑中の癸水が旺を極めますので2辛と酉は水源となり金から2壬と丑中癸水の水、そして日干に流れこみます。八字用神の午火は晦火晦光で洩身できず八字は依るべなしとなりました。来月の壬寅はさらに依るべない流年が待っているといえるでしょうか!!

 ここまで読めばおおよその推命ができた方もいらっしゃると思いますが病原というのは発症よりもグッと以前を見なくてはなりません。そして病は気からと言いますように気持ちの疲弊は免疫も落とします。引き金は流年干支と言いますが「気持ち」も引き金です。本命、とことん自分を追い込むタイプです。女性にしておくのは惜しいような干支の並びです。男性で火旺運を行けばどれだけ才能開花したであろうかと惜しまれます。
コメント
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