四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(甲日干寅月木旺生まれ)

2024年02月21日 20時35分28秒 | 命理

☆侘助が咲いてます。もう何年も前に植えたのに咲かないなと思ってたら剪定のし過ぎだったようです(;^_^A



☆命理
 こんばんは!!雨水も過ぎて春は日を追うごとに陽気が増しています。しかし今日は雨。雨後には草木の芽吹きとともに地上だけでなく地中ともにうごめきが感じられることでしょう。季節を感じながら生活することの豊かさ、大事にしたいと思います。遠出をしなくても庭先にも春を目いっぱいに自己主張してくれる花たちがいます♪

 さて、本日は甲寅日。
甲辰
丙寅
甲寅
乙丑

 日干甲は寅月木旺に生まれた建禄格の命です。雨水を過ぎた甲木の取用法は春木用庚と変わります。庚金劈甲を第一に取りたいところです。もちろん木火通明で丙火を喜とする形も有効ですし、干の特性から甲木引丁で丁火も強ければ用となります。八字の配合次第です。本日命は2寅に通根の上に天干に2甲1乙が透りますから強さは並みではありません。庚金劈甲をと考えますがこれだけ強いと脆い金では用はなせませんし、月干に丙火があって庚はよほどでないと歯こぼれの憂き目に逢います。したがって月干に丙が透るのですから一番向かいやすい方向は丙火に流れて食傷生財となることです。八字原局は年支と時支に辰丑の土性支があって土はいずれも死土で弱く木に破される形は八字の瑕疵であり運歳の病ともなって表出しやすいですから火の通関はさらに喜となり得ます。よって喜忌は・・・
格 建禄格
日干 強
用神 丙
喜神 火土金
忌神 水木
閑神 なし
調候 不要

 閑神なしとしましたが土も金も喜神となるには強さが必要ですから閑神に近いかもしれません。文句なしの喜神は火しかないでしょう。こういった喜忌は従旺格のそれに近いものがあります。旺強であるのに普通格であることの難しさです。洩らす以外に喜の方向はないということです。軽い土をみても破されますし、金も同様です。
 世の中にはこういったタイプを夫婦の一方にもつことがあります。仮に弱庚の配偶者であれば相手には喜神の庚であっても歯が立たないでしょう。平穏な日々には仲良しであっても問題が勃発すると歯こぼれを起こす庚の人です。生じた問題には堂々と向き合わずに背中を向けることになりかねません。要は強さが大事ということですから本日命の喜忌にも通じる部分です。したがって本日命は運歳で火旺運のみは独立独歩で闊歩し自信満々ですが土金の運では剋ばかりで木の肝は常軌を逸するほど怒り心頭するようなことばかりかもしれません。如何せん強日干の自己中的な甲木の欠点としか言いようがありません。
コメント
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