四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

徒然に・・・・五行を!

2012年11月08日 21時33分21秒 | インポート
ムラサキシキブ

★難易度Ⅰ
本日は気が付いてみると、亥月に入ってしまってます。それはそれとして、ヒマに任せて徒然にぐちぐちと考えることしばし・・・・
 ここ数日、思考を巡らしてみたのですが・・・・
「命理は水火である」なら、よし、ちょっと五行を整理してみようと・・
水火の双方と合わせてみることにします。
① まず、木に火を合わせてみると・・・・木は燥になってよく生火する。特に乙木は大きな違いがでる。火にあえば、乙は反生の効で良く生火し、自らも燥木となって強くなる。寅、卯も同じく生火。火が過ぎれば焚木。

木を水に合わせると・・・湿木となり生火力がガタ落ちすることになる。甲、寅、卯はともかく乙木は水多は浮木を気にしなくてはならない。甲であっても同じことは大なり小なり言える。

② 次に土に火を合わせると・・・燥が増すことに。
辰・・・・適切な土である以上に火が入ることで良質の万物を育てる豊潤な土に。
未・・・・燥が増し、火燥土は万物不生
戌・・・・同じく燥がまし、万物不生。蔵干の辛金も目覚めない。
 丑・・・・多少の火では晦火。燥とはならず、相変わらずの水側。

 土に水を合わせると・・・湿土化して生金可能に。
 辰・・・・湿が増し、水の居所、つまり水庫。
 未・・・・やや湿土化で適切な土。生金可。未月土旺は多少の水では無理。
 戌・・・・適切な土になって、一気に生金体制。未よりは一段と洩れやすい。
      蔵干に辛金があることはつまり洩れの体制。未と違うところ。
 丑・・・・水なくても水深く、水側。水にあえば、幇に近いかも。

 戊己について言えば、
 戊は火にあえば、燥が増し、強くはなる。根も燥土以外は根とは言えない。
 己は火は己土用印というくらいだから、火は相性がよい。良質の土になる。
 しかし、己そのものは洩れの体制。燥土化などは考えない方がよい。
 戊が水にあえば、支の燥土とは違う。蔵干がない、つまり戊は戊だけ。当たり前。強い金水にあえば、湿土生金。
 己は水にあえば、剋とはいえ、己自身が水側。水多も畏れない。

③ 金が水にあえば・・・・金水寒冷で冷え込む。生水し、いずれの干支も水に
加担し、水が増す。
金が火にあえば・・・・夏月は熔金を畏れるが冬月なら、暖金となって喜。
これも良く生水し、水は増す。
つまりいずれの金も水側。

④ 水と火がそれぞれお互いにあうとどうなるか・・・・剋ではあるが、お互いの力量には減があること多いが、性質が変わるものではない。上記の木、土、金のように変化はしない。

このように考えると、五行はいずれも水火のいずれかに加担してその特性が生かされることになる。
木は火側、金は水側。土は水側、火側のいずれかにも。
逆に言うと木と燥土は火に加担。湿土と金は水に加担となる。

簡単に整理してみました。
★先日、中之島でこんな話が・・・
「戊日干で八字に水はなく、申酉が多く金多でも洩れるのか?」と。
 陽先生曰くは「燥の戊でも強い食傷には任じなければならない!!」と。
あれ、どういうことでしょうか?と。

「食傷に任じる」とはどういうことかと言えば・・・・・土から金への流れを考えるとき、金の食傷は土を引っ張ると思うといいのです。食傷が日干を抜こうとする力に日干は対抗しなければならないということなのです。日干が洩れるということではなく、食傷に対抗しようとして力を使い、減力すると考えるといいのです。日干から食傷へは「生」。食傷から見れば、化す力を言っているのですが、化しはしません。それに日干が力を使うだけなのです。

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