四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

黒猫の思い出

2011年08月11日 10時32分19秒 | インポート
★フリートーク
我が家の猫さんは漆黒のベルベットのような黒です。私的には黒猫は好みですし、幼いころより、一番縁の深い猫の毛色です。子供の頃から、黒猫には縁があるのですが、飼ったのはこれで3匹め。「こんな猫が欲しい!」という希望を出したことはなく、飼いたい衝動に駆られて手にしただけのはずなんですが。
高校生のころにも琴平駅まで自転車通学でした。駅前の食堂の「猫はいらんかねえ~!」という張り紙に吸い寄せられるように入ってしまったのですが。それまで飼っていた猫が死んで淋しい最中でしたのでつい・・・。そこで選んでしまったのが黒猫でした。自転車の籠に入れてペダルふみふみ、猫をなでなでしながら・・・よく覚えています。
 これはまあ、あたりまえというかよくある話ですが、かわいそうなことをしたことがあるんです。忘れられない記憶です。小学校への登校途中でした。集団登校でしたが、どうしても気になることがあるのでその集団をひとりで抜けたのです。前日の下校で帰宅途中、土器川の土手あたりで黒い子猫を見つけて、どうしてもつれて帰りたいと思ったのですが、当時は家猫がいましたので祖父にしかられると思い、できなかったのです。それが気になって土手まで登校中ではありましたが見に行ったのです。いた~~!「よし、よし!」とばかりに抱き上げ、手提げ袋に入れたのです。そのまま学校へ・・・・!!!どうなったと思います?それが昔の良き時代でしたから~・・・・・
 教室で授業中も手提げの中!たまに「みゃ~~」。でも誰も何も言わないんですね。友達も知らんふりしてくれてましたし、先生も知らんふり・・・でした。何時間目だったか、テストがあったのです。当時、カンニングがあってはいけないという担任の配慮か、一列おきに生徒が床に正座して椅子を机がわりにテストをしていました。足が痛いのでよく覚えているのですが・・・それとその黒猫のことでも忘れられないことに。テスト中に猫が手提げから出て、教室をうろうろしていたようです。私はまじめにテストに集中していた(お勉強はたいして・・)ので気づかなかったのです。そしたら、担任の先生がそお~っときて、その猫を(持ち主がわかっていたのでしょう)、手提げに入れてくれました。「ひえ~、怒られる!」と思ったのですが、先生は何も言わずにまた巡回を始めたのです。すごいですよね。今頃ですとこんなことにはならないのではと・・・・友達もだまってないでしょうし、先生だってお小言の一つや二つはあるでしょう!!給食のミルクくらいは飲ませたような記憶が・・・
 でも、下校しながら、また、祖父の怒る顔が浮かんでくるし、土手でしばらく考えこんでた記憶があるんです。結局、連れて帰る勇気がなく、猫をまた、そこに置いて走ったんです。「悪いな~!」と思いましたし、猫に情が移ってましたから、辛かったですね。明くる日にまた、見に行ったのですが、もう姿はなかったです。誰かが拾ってくれたかなあ!と良いように考えてはみたのですが・・・
そんな経験もあって黒猫を選ぶのかも!!ちいさな黒豹ですよ。数年前、白浜のアドベンチャーワールドへ行った折に、もちろんパンダの赤ちゃんにはキャ~キャ~騒ぎましたが、サファリを巡回する自動車の中から見た黒豹の群れには娘たちと「うわ~、ベルじゃわ、ベルちゃ~ん!こんなところにベルが~」って三人が手を振り振り、叫んでました。まわりのお客さんたちはアホかと思ったことでしょう。
 犬猫病院へ行くのもよそ様のかわいい患畜をみるのが楽しみで娘たちや主人など大勢が付いていくのですが・・・ペットショップよりも楽しいです。さすがにペットのママ友はできませんね。毎日の犬散歩で「犬友」は大勢いますが・・・犬の名前も覚えますし・・・ママのことはお互い触れない!これ、いいですね。

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立秋なのに・・・暑い!

2011年08月08日 16時21分03秒 | インポート
★難易度Ⅱ
いよいよ今日が立秋です。カレンダーの季節は秋となりました。なんとか梅の土用干しも終わりやれやれといったところです。今年の梅干しはちょっと大きくてふっくらと仕上がりました。満足です!!!
 私はなぜかこの立秋という感覚が大好きです。なぜか詩的な感傷に浸りたくなります。ふだんの私はムードなど無く、物言いもぶっきら棒なのですが、この時期には詩的ムードを味わいたくなる・・・・これ、毎年のクセです。天の気と地の気の神秘を味わいたい!それだけなのですが・・・長年、英数塾を営んでおり、夜の仕事が終わってほっとすると、いつもこおろぎなど秋の虫たちの奏でる音に私の郷愁が蘇えり、田舎のなかにもっと田舎を感じたいと思ったものでした。この春から、閉塾しましたが、四柱推命ザンマイですから、余計に感じるかも・・・!!特に夜半の冷気は秋の気配たっぷり・・・今年は起きていようかな!!
 8月は申月。これって増干は康金のみ。これが最新四柱推命理論の言うところです。他流派では(昔習ったのですが)余気に戊土、中気に壬、正気に庚と・・・・
これも昔の命を取り出したときにはアッと・・ためいきをつきたくなります。
たとえば
庚申
 甲申
 庚申
 乙未  とでもしましょうか。
この命が8月8日あたりの生まれですと
①庚申(戊)
 甲申(戊)
 庚申(戊)
 乙未   となり、印の戊土があることになっていました。印多ですよ。
この命が8月17、18日あたりだとすれば
②庚申(壬)
 甲申(壬)
 庚申(壬)
 乙未   となり、食傷の壬が・・・金水強となります。
この命が8月末ですと
③庚申(庚)
 甲申(庚)
 庚申(庚)
 乙未   となり、比劫強で・・・ほぼ依るべない!となります。
実際の万年歴では1920年には比劫強の命に。1960年には金水強の命となります。
実際にはどの命が事象としてぴったりとなるか!!最新四柱推命理論では最後の命です。ですが、他流派をやっていたら、いずれかのパターンに出くわします。
もし、③でこの命が男命なら、大運は乙酉、丙戌、丁亥・・・と金水の流れです。第一運乙酉は忌の金です。木財は無事でしょうか?天干に甲、乙とありますが根なく、食傷の通関もないですから、たまったものではありませんね。いくら幼少期で親の庇護とはいえ・・・確率的には財の忌象が出る可能性は高いです。父親縁も!!成人してからは水、木とながれて喜神運となりますが・・・
 ですがもしまちがえて②の金水強とみたら、日干は水の食傷に洩れているのだから酉金の大運は大丈夫となります。事象的には合わないことになるんでは???と思います。ましてや大運が水、木と流れては・・・いかがなものでしょうか?
 もし③で女命なら、大運は癸未 壬午、辛巳・・・と火、木と流れます。これならどうかといえば、火は喜神で調候ともなりますのでまずまずですが、天干が癸、壬と続けば、せっかくの火も弱化して・・・特に壬午運は~??ですね。大運そのものが食神制殺してしまってますから。
 まあ、架空命ではありますが、ここまで金が大過しますと何が来ても良いとはならないのが実際の事象ですね。八字が強に過ぎて食傷に洩れないのは・・・
まず、自我が内にこもりますので、社会性の欠如、ひどいときは自閉的。能力発揮が難しいとなります。もちろん、事象としては破財です。①②の命で鑑定しますと四柱推命はあわないと・・・なります。
でも、時干支がこれなら、
 庚申
 甲申
 庚申
 壬午 なら、ま、救いがありますね。壬は大事な用神となります。財への通関ともなりますので最喜神です。これで男命であれば、成人してからは水、木と流れますので、やれやれと・・・なります。女命ですとう~~んとうなりますが・・・同じ日に生まれても運勢はちがうということも知ってくださいね。
 まあ、架空なので・・・・いいか!と。もし、よく似た方だいらっしゃればご質問でも下さい。暑いので・・・・・????
 今日のブログはちょっと暑苦しかったかも・・・すみませんね。
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五行の話

2011年08月04日 21時22分08秒 | インポート
★難易度Ⅰ
やっと第一回目の四柱推命講座の運びとなりました。さて、どんな方々がいらっしゃるのかな?と興味津々でした。できるなら女性ばかりが良い!!と勝手にあれやこれやと想像しておりました。よかったです。女性ばかり。それも最初から何の違和感もない心地よさでした。でも、さすがに終了後、帰宅しますとグテッと横になりました。たまたま長女が仕事がお休みで来ておりましたが、この様子では・・・晩御飯のおこぼれにはあずかれそうにないと判断したのかそそくさと帰って行きました。晩御飯は手抜きで冷凍ぎょうざ、冷凍野菜を取り出してサッと煮物、きゅうりもみ・・・などなど。これは気をつけないと講座日は家族の評判が悪くなりそう!!「まずいぞ!」と・・・内心、今度から気をつけよう!!となりましたね!主婦というのはこれが辛いんですよ・・・!
 皆さん、本当のビギナーのようですので基本の基本から入りました。そんな中で五行の話ですが、なぜ、夏の土用の丑の日にウナギを食べるのか?なども五行の余談でしました。なぜ、かみなりさまはヘソをねらうのか?これも吉野裕子さんの民俗学の本より引用したり・・・で、ひとつ、し忘れた話があるんですね。なぜ、桃太郎は鬼退治に行くのに「きびだんご」をもち、「猿、犬、キジ」を連れて行ったのでしょうか?ということです。
 桃というのは古代中国では邪悪を祓う呪物の一つで「西王母」という仙人の桃で長寿を願うものらしいのです。五行でいうと「金気」で「木火土金水」の金です。剛気な金といったところでしょうか。桃太郎はその金の象徴なので強い。で、鬼退治に行くのに3匹の動物がきびだんご欲しさにお供を願いでるという次第なのです。桃太郎はお腰につけたきびだんごをこの3匹に与えます。ここです。なぜ、かれらにきびだんごをやるのか!きびだんごは色が黄色で五行で言うと「土」なんですね。「サル、キジ、イヌ」は十二支でいうと「申、酉、戌」なんです。これらは三合とは言いたくないですが、「金」ですね。つまり土生金です。土が金を生じるということになり、3匹の動物は力がつきます。力のついた金の気の動物たちが護衛しますから、金の桃太郎は勇気百倍となるわけです。
 土が金を生じる→これを相生といいます。
 金が金を助ける→これを幇といいます。
ついでに「かみなりさまはなぜヘソをねらうのか」を復習します。かみなりさまは「木気」の象徴です。なぜかというと春は自然が胎動をはじめ、万物が動き出すときです。かみなりは天上で「震動」するもの。そこで「木気」と定めたわけです。ヘソというのは人間の体のど真ん中、つまり、「土」であるというわけです。ちなみに頭が「木」心臓が「火」・・・というふうに東洋医学でも言いますね。同じです。かみなりさまがヘソをねらう。つまり、「木」が「土」をねらうということです。
 木が土を剋する→これを相剋といいます。
では「なぜ、かみなりが鳴るを蚊帳のなかにはいるのか?」を復習します。蚊帳というのは基本的には蚊を避けるために昔の人が吊ったものですね。でも、かみなりさまがなるときも蚊帳に入れば安全という言い伝えがあったのです。蚊帳というものの四隅には真鍮の輪がついています。これを部屋の四隅のクギに掛けたのです。真鍮は金具ですから、「金気」ですね。もう、おわかりでしょう。かみなりさまは「木気」ですから、「金気」でやっつけたらいいのです。かみなりさまが天から部屋を覗いたら、四隅に金具が・・・「クワバラ、クワバラ」といったところでしょう。
 金が木を剋する→これも相剋です。
五行のエネルギーの作用の仕方は次の三つが基本です。
①生・・・一方が一方を生む「相生」の関係

②剋・・・両方が争う「相剋」の関係

③幇・・・同気の五行同士で助け合うこと。
     
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犬派?猫派?ベッタリ派?

2011年08月01日 09時41分12秒 | インポート
★フリートーク
猫派?犬派?と聞かれれば、私などは即座に猫派といつも答えます。どちらも好きですけれど、だんぜん、「猫」と答えます。どこが好きかというと容姿を含めてしなやかな体と抱き心地です。何よりも冬はいっしょに寝てると天国ですね。脇のところでくた~っとしなやかに人の体に馴染むのは猫だけでしょう。

 



私が猫を好むのは猫の性情ではなく猫というぬいぐるみです。どうも、そうであったというのがしし丸くんが来てからわかるようになりました。
 我が家では実際には上記のような事態はありません。ベル猫さんはそれを嫌うのです。特に私との関わりを・・・よくここまで嫌われたものだと思うのですが・・・悲しいです。でもご飯をくれるのは飼い主の私ですから、一目置いていることはわかりますが・・・
 ベル猫さんとの仲が悪くなったのはベルちゃんが我が家に貰われてきて(これも例の獣医さんの紹介で)数年後です。最初はべったりだったのです。それはそれは最高の関係でした。「ベルちゃ~~ん、ただいまあ~!」とすりすり、ハグしまくりでした。私はどうもべったり、すりすり、ギュウギュウと抱き、常に一緒が好きなのですね。それを極端に嫌ったのがベル猫さんです。結婚後に飼った猫(トータル4匹)のうちで一番の気ままで野良気質が強いです。当然、夜中は出かけるようになりましたし、ねずみ、すずめの類のハンターとしては腕利きです。結果、成長するにつれて、私を見ると「ヤバイ!」となり、2メートルくらい離れて歩くように避けるのです。私も腹立ち紛れに「くそ~!!」と思い、何が何でも捕まえて、袋叩きにでもしてやろうかというくらいの勢いで捕獲していじくり回しますと、ますます険悪になっていったのです。その頃から、私は真の猫派ではないのでは?真の猫派というのはべったりではなく、猫のすげなさ、クールさを好むのではと・・・それなら、私は犬派か?と!!
 そんなこんなであがいているうちに数年が経ち、しし丸くんの養子入りが決まったのです。犬は飼わなくてもいい!と思っていましたので最初は腰が重かったのです・・・獣医さん、言いました。「一ヶ月以内なら、返品可能!!」。一ヶ月後に聞かれたときは「冗談じゃないわ!一生離さないわよ!」だったのですが。
しし丸くんは私の求めていた「べったりハグハグ」を充分満たしてくれて・・・
お蔭でベル猫さんの警戒心も和らいだというか・・・むこうから、「にゃ~、」って近づいて来始めました。よし、私のほうからちょっとすげなくしてやろうかい!と思い、背中を向けて無視してますと、余計ににゃ~にゃ~とやるんですね。内心、むふふふ・・・と笑いがこみ上げてくるのです。そこでそれっとばかりにベル猫さんのほうに向き、手を動かした瞬間に、もとの「ヤバイ!」感に襲われるのでしょうか、サッと「捕まってなるものか!」とヒラリっと逃げるのです。やっぱり、ちょっとやそっとでは抜けないのですね。それでも私は腹も立たず、「し・し・ま・る・く~ん!」とハグハグしますので・・・小型犬というのは抱き犬ですので、これが私の好みのようですね。夫まで、今までどのペットにもすりすり、なでなではしなかったのですが、しし丸くんにはします。困るのは自分の額をしし丸くんの額にすりすりとすることです。これ、親父臭が移るんですよ。娘たちが「いや~!おかあさ~ん!しし丸が親父臭がするう~~!!」と悲鳴をあげるんです。「エッ!しし丸ってもう、親父年齢じゃない!」とは言ってみたものの、話がすれ違ってました。
 私は犬派でも猫派でもないような気がします。ベッタリ派ですね。人間には決してべたべたはしませんのでお間違えのないように(笑)。

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