四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

乙丙の反生ある命

2011年08月18日 21時45分32秒 | インポート
★難易度Ⅱ
お盆も終わりましたし、皆様、ふだんの生活に戻られました?私はこの時期、奈良漬に翻弄されること大です。瓜を買えばいいのですが、畑にできるものを一度に収穫しないものだから・・・二回くらい漬けます。今日は午前中、汗だくで酒かすに酔ってましたし、疲れましたあ~!
 で、今日の命ですが、本日、H23年8月19日午後8時生まれで見てみましょう。
 年 辛卯
 月 丙申
 日 乙巳
 時 丙戌  です。
日干乙で申の官殺強の生まれということになります。
乙日干は卯に根ですが、ちょっと遠いので・・・でも出身は美。
年干と月干が丙辛干合で「去」。・・・ホントは少し残ってますが。
日干乙は丙との反生で強化。・・でもやや洩大かも。
結果、日干弱。食傷、財、官殺には任じがたいとなります。
性情的にはいやはや卯と申に巳です。結構、チャット好きでしょう。

ざっとはこんなところですが、さて、この丙と申ですが、あきらかに丙の食傷と申の官殺の食神制殺と行きたいところです。ちょっと難しいのがこの命。丙辛干合で月干の丙は去の状態。直下の申を丙が「制」できないのです。時干の丙はどうか・・・・というと巳に根あって強いですが位置が悪く八字内を漂うとはいえ、ちょっと難しい。ということで食神制殺とはなりません。「気勢」としてはありますが・・・もちろん、巳と申の合とはいえ、これも食神制殺的な剋ではありましょう。しかし、ここで注目したいのは天干から丙の剋です。このような天干と地支の剋は威力は大なのです。
 また、さらにこの命を見たとき、丙火は調候でもあるのですが、果たして乙日干の両サイドに必要か?という点ですが、二つは過ぎるでしょう。洩気大となります。ある意味で干合で一つが「去」となるのはいいのです。ですが、残った丙は場所が悪い・・・と上記のようなことになるのですが。

大運をみてみましょう。 女命ですと
 第一運 丁酉
 第二運 戊戌 
 第三運 己亥
 第四運 庚子
 第五運 辛丑
 第六運 壬寅  です。
第一、二運は財官殺には任じがたく厳しいですね。
第三運も亥では乙日干にはあまりうれしくないです。
第四運、庚子運これはどうでしょう。庚は月支申に根で強力です。弱日干にはいけませんが、ここでやっと時干の丙が威力を発揮です。巳に根がある丙が大運の庚とバチっと食神制殺してくれるんです。やっぱり丙火は有り難いですね。乙にとって丙は「反生」の効あって・・・というのはいやな官殺の庚も相打ちにしてくれる!ということでもあるのです。すばらしい丙火です。
第五運辛丑も丙辛干合を解きますが、2丙と2辛が相打ちます。悪くもないでしょう。

男命なら大運はどうか
第一運 乙未
第二運 甲午
第三運 癸巳
第四運 壬辰
第五運 辛卯 
第六運 庚寅
やはり、火旺を行き、最初は忌です。第五運から、日干根の運に入りますが、・・・
男女いずれにしても始め不運でも粘りの「乙」だし、陰干だし・・・逆境に負けないでいけば、中晩年はいいので・・・となります。病としては乙の神経などに忌神運には注意ですし、「火金戦」がありますので女命は膠原病にも・・・となります。以上、架空の命ですが、ザッと鑑定してみました。       

コメント
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