異質なペア？

友人宅にて。イカリ草がきれいです。

★難易度Ⅰ
　最近、離婚騒動で賑やかなのが中山美穂さんですね。どんな八字なのか・・・歌手であり、女優さんですから、きっとしっかりとした陽干支であるくらいは想像できます。
　1970年3月1日午前7時　東京小金井市
とあるのですが、この生時の表示、あてになるかどうか・・・時差、均時差を計算するとプラス7分くらいですので辰の刻でやってみます。もし卯の刻であったら、日干の強弱は逆転しますから、こんなときはあまり八字は突っ込んで看てもしかたないかもしれません。八字解明までは控えます。

庚戌
戊寅
庚辰
庚辰　or　己卯
大運：08丁丑　　18丙子　28乙亥　38甲戌　48癸酉　58壬申・・・・

　八字からの印象はとても女性とは思えないような干支の並びです。天干に3庚金に2辰。戊に寅。全陽干支であるという特徴的な八字です。「行動的」という一言だけでは済まない性情が見え隠れすると思います。庚辰干支を時干支に取りますと身強です。そうなれば、水旺運などは思いのままにできますでしょう。生来の活動的な性情にプラス水多の移動性が加味されますから、行動力抜群で変化変動を求める性向となります。また食傷が水ですから能力発揮して結果も見事な運気となります。仮に己卯干支であったとしてもその傾向は同じです。身弱なら少し無理を重ねてウラの努力など人に見せない部分での苦労などがあったというだけのことですから。素晴らしい時代であったと言えます。
　ところが38才からは喜忌はともかくそれまでの奔放な性向は無水となり、ピタッと止まります。甲戌運です。八字大運ともに流通も無くなり、寅に根の甲木が戊と剋に。また3庚と甲の金剋木。良い悪いは別にして非常に生きづらいのではないでしょうか？翳りが出てきても当たり前でしょう。
　このような八字の場合は八字の喜忌、大運の喜忌も大事ですが、性情が大いに作用するとみるほうが正解だと思います。
　3庚に2辰、戊に寅、剛で激しい、また気概も並ではない。駆け引きなどしない正直な直情型・・・となります。またアーティストとしてみますと芸術性は十分にあり、直観力にも優れます。繊細で多感な情にもあふれています。十分でしょう。ロマンティストは寅でしょうか、純情で潔癖なところもあるので、好き嫌いなど感性的な好みの世界は彼女特有のものです。また3庚あれば、自分で決めて思ったとおりに行動、そして聞く耳など持たないでしょう。離婚ならそちらの方向にまっしぐらとしか思えません。

　配偶縁は八字からは日支辰は日干の強弱で喜忌が変わりますから、時干支如何で違ってきます。官殺は八字にはないですが、それも同様です。それよりも性情から見たほうが早いと思われます。離婚しやすい・・・です。

　そこで夫君（辻仁成さん）の八字をと思ったのですが、3柱です。
　己亥
　癸酉
　己未
　〇〇
大運：09壬申　19辛未　29庚午　39己巳　49戊辰　59丁卯・・・

　噂のままの八字かと・・・・癸水が強く、陰命。月支は酉金です。感性の世界の住人のように思われます。それも男性的要素はゼロのナルシスト。美の追求はそのままだと言えます。これこそ、金多金光の己土と辛金の象徴ではないでしょうか？
　あまり詮索しても3柱ですから・・・ただ言えるのは49歳から戊辰運です。こちらも運気の切り替わるのは彼女とほぼ同時です。日干はおそらく弱でしょうから、戊辰運は喜の可能性はあります。ただお二人とも天干に比劫が並びますので感性のズレはあるとしても、決定的なものではないはず、・・・比劫争財の形もありますし、普通の夫婦が離婚するのと同じような事象もあるのかもしれません。どちらが原因というのではなく「どちらもどちら」ではないかと想像します・・・いかがでしょう！！何度も言いますが、感性のズレは大きいですね。種類の違う人間であることを早くに認識してお互いを認めあうことができていたら、問題は起きないはずなのに、・・・・そこが一般人とは違うところでしょうか！！

少しへこんでます・・・

　イチゴとペパーミントがベースの酵素ジュースができあがりました。泡がプクプクです。気温が低くて発酵が遅れてしまい、コタツのお世話になりました。

★難易度Ⅰ&フリートーク
春爛漫から抜け出て、今度は初夏の陽気を感じさせられるような陽射しとなってまいりました。少し前までは花冷えでダウンをまた着るのかと思ったのですが、いつまでも桜に酔ってはいられないよ！と言われているような陽気です。

　さて、先日来、2回ほど特別格局の従～格を提示してきました。コメントも頂いております。皆様、迷われるところですね。先日の提示は一つは明らかに従児格ですが、もう一方は違います。正直、従財格だとは思っていません。
再掲しますと・・・どれも架空命ですが・・

　甲午　　　　　　　甲午
　丁卯　　　　　　　丁卯
　癸巳　　　　　　　庚子
　甲寅　　　　　　　壬午　　　でした。

前者は従児格、後者は従財格ではありませんが、従～格です。従するものが違います。普通格ではいずれも立ちゆきません。架空命だから、分からないだろうと思われるかもしれませんが、実際命にも同様の命がわんさかとあります。これをどう処理したものか・・・ここでの命は非常にわかりやすく、単純です。印の生も比劫の幇も一切なのですから、明らかです。
　でも、現実にはほんのわずかに印が近貼していたり、比劫が生食傷していたり、日干にわずかに関わる事例が多いのです。私たち、命理を学ぶものを悩ませるのはこういった命だと言えます。格の決定ができない・・・これは解明の第一段階ですから、初手でつまづいているということです。

数か月前に研究会の仲間から格は必要なのかと聞かれたことがあります。そのとき・・・？？？？と思ったのです。何を言っているのか、わかりませんでした。格を決めないでは用神も決まらないし、特に従～格の場合などメチャクチャになる話ですから、お返事は何回にもわけてさせていただいたことがあります。幸いにも私個人としては最近はそのあたりはすっきりとしております。幸運にも・・・です（笑）。

　それでも格が決められないことが多々あって、非常に困ることがあります。夜も眠れなくなることがたびたびありました。考え出したら、もう無理でした。囚われること多く、もう投げ捨てたいと思ったことも・・・ここ数日もかなりのへこみでした。この大きなテーブルは本や資料で盛り上がってしまってます。自信が無くなるのですね。NET講座の皆様には申し訳ないのですが、そんな先輩です。頼りないかも・・・すみません。

　先日、3月ですが、遁甲もしました。財官を強めたのですが、抑えなど無い私の八字にはよいストレスかもしれません。そのせいかどうか・・・非常に多忙を極めていることと、神経の疲れがあります。ストレスとなって襲いかかってくる感があります。あまり経験したことがない状況です（苦笑）。外面的には喜の状態ですが、内面では忙しいのが嫌いなのでそう感じているようです。

　私個人の八字は自己中と分析しています。特に消極的自己中です。やはり自分ワールドで好き勝手をしているほうが向いていると感じます。それ、だれでも思いますかね（笑）？　次回の遁甲はやはり食傷生財で行こうと思います。アホかと笑っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、正直、疲れました。早く、前回の効力から逃れたいです。
　一方、命理のトンネルの先はどんどん先へ伸びているのが見えて、それも苦し～いですね。

　本日は自己中的トピックスでした。ご理解は不要です（笑）。

　ビオラですが、ラビット系です。友人がインターネットで手に入れた珍しい種を手間暇かけて発芽させた苗です。大事に育ててます。ウサギの耳みたいですよ～！

桜の季節巡りて・・・

　クロネコの宅急便の段ボール箱がえらく気に入りました！！

★フリートーク&難易度Ⅰ
桜の季節真っ只中なのにあいにくの雨模様です。先週のウィークエンドが良かったですね。桜の季節になると一句詠みたくなります。

　桜（さくら）花　人世の谷を　染め尽くし　幼子戯るを　老いし母と見ゆ　　詩子

　桜をみれば、千年も万年もと願う老いし母。無心に戯れる幼子は足元も空も桜色に染まりゆくのを桜の渦に身を染めながら、追いつづけます。何年、続けてこんな光景を眺めて来たことかと・・・毎年、桜の季節には感慨が深くなる一方です。「永遠」と「儚さ」を一度に味わってしまうのが桜の妙味かと・・・・・・
また幾久しく出会えるならば、自分も幼子のように融けて行ってみたいと思ってしまいます。いつまでも無心でありたいと・・・心は願ってやみません。

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　本日は丁未ですが、明日は戊申。こちらをやってみましょう。

甲午
戊辰（木）
戊申
乙卯　　と時干支をしてみます。

　戊日干で辰月木旺の生まれとなります。
八字を詳細に看てみましょう。日干戊は木旺なので死令です。辰は木旺ですので蔵干は乙２に対して戊１の数値の振り分けです。辰中乙は午の丙火によって燥の気が増し乙木はまた生火もしますが、甲の根としても有情です。年干の甲は天地に透り旺令の木です。その旺令の甲木が月干の戊土を制します。月干の戊はかなり減力しますが、年干の甲木は戊よりは減は少なく、午を生じてはいます。日干戊は甲木の官殺の剋は受けませんが、月干戊の幇もなく辰中戊土も甲木に強く天干から制されていますので辰中戊は日干の根としても幇なしです。日干戊は燥土なので申には洩らしはしません。あってもわずかです。また時干支は陰干支ですが、天地に透る乙官殺です。陽干の戊土を疏土開墾する力はありませんが、旺令の乙木です。戊日干は任じる責はあります。よって格は官殺格。日干戊は弱。用神取れず。喜神は火土　忌神は水木　閑神は金　調候は丙（午）と取ります。
　
　日干戊は弱日干ですので戊土の辰月木旺ですから、弱となる傾向はそのままなのですが、丙火によって戊土を強めて質的にアップすることが重要です。年支の午がありますが、辰には作用しますが、日干には遠隔で無情です。

　大運は男命なら火旺運に入りますので喜の傾向ですが、女命は逆行し、木旺運を巡ります。忌です。木剋土の傾向が強まります。木剋土の病源に注意となります。
　性情的には陽干の2戊土が透干しますので戊の性情が強く、自信尊大な印象です。また地支ともに弁が立ちます。器用ではあると思いますが、木性の官殺が強いことからも気配りや情は深く神経質とはなりますでしょう。

有名人を久しぶりに・・・

　飯山の運動公園にて！！曾じい（88歳）とYORI。

★難易度Ⅰ
本日は次の男命の命運を少し覗いて見たいと思います。

1969年4月20日午前3時15分　東京
己酉　　　　　　大運：05丁卯　　　　　　45癸亥
戊辰（土）　　　　　　15丙寅　　　　　　55壬戌
乙丑　　　　　　　　　25乙丑　　　　　　65辛酉
戊寅　　　　　　　　　35甲子　　　　　　75庚申

八字解明：乙日干は辰月土旺の生まれです。日干は時支の寅に坐し、また丑中の癸水にも滋木されます。辰の土旺は蔵干は戊土ですが、湿で暖土です。戊は天干に2戊が透りますし、年干にも己土です。2戊と己土は辰に通根するとともに旺令です。年支酉金は官殺ですが、遠隔で日干が任じるにはどうか・・・己土と辰が生金しますが任じる責はわずかです。日干は大過する財には任じられません。
　また乙日干の干の特性を看るとき、辰月土旺には甲木の疏土と寅卯の根、そして反生の効として丙火の照暖を求めます。乙木は湿木ですので丙火あって燥木になり生火可能となります。ですが、過ぎたるは及ばざるがごとしですから、丙火も適切に・・・ということ。そして戊土財につながれば良いのですが、財多身弱は変わりません。また丙火が必須とする別の理由として乙木は庚辛金の剋も嫌いますから、制殺ともなり、金旺運に備えるためにも丙火です。しかしありません。

　日干弱
　格：財格
　用神：寅
　喜神：水木
　忌神：土金
　閑神：火・・・ほぼ喜、洩らし過ぎると忌
　調候：丙（取れず）

さて、解明は上記のようなものですが、・・・・
大運を覗いてみますと、最喜神運は第二運の丙寅運です。欲しい丙火が寅の火源に載ってやってきます。能力発揮して財に繋がる喜神運です。八字にも丙がくれば生気が出て、木⇒火⇒土と流通もします。
　05丁卯　喜神運　　日干の根ですが丁火は戊土へと流通するには力なし。

　15丙寅　最喜神運　日干に同じく根です。丙は乙とは反生の関係。そして戊土へと流通します。
　★この運に能力発揮して成果を上げるには十分な運気です。
　光GENNJIの大沢樹生さんです。デビューを果たし、アーティストとして
　華やかな時期です。

　25乙丑　土旺は忌神運　丑中の癸水は滋木はあるものの湿木で喜はないでしょう。
　　　　　　水旺は滋木十分ですが、同様に丙無くては喜は遠いでしょう。

　★この運にできちゃった婚です。
　27歳　丙子年に結婚

　35甲子　平運　甲木は幇。子水の滋木培木の作用は喜ですが、甲も乙も湿木で生火できず・・・・扶抑からは良いかもしれませんが！！
　★36歳　乙酉年　離婚
　★39歳　再婚
　★44歳　癸巳年　長男との父子関係、DNA鑑定でゼロ！！
　　　　　　　　　　長女誕生で子宝に！！

履歴はザッとですが・・・アーティストとしての才能は早くから喜神運でしたから十二分に発揮できたと言えます。辰、寅の芸術性、酉の感性や色彩感覚、また2戊あって派手や華美な外飾、は向いていると言えます。
それにしても、あの容貌はどうみたらいいか・・・鋭い眼光を放つ眼と長身できりっとした顔立ちはどこから・・・・眼は木、また木を生じる癸水ですが、喜神ではありますね。運動神経も抜群だそうで、ローラースケートを履いてバク転・・・しなやかな肢体は美しいとしかいいようがないですね。こういった容姿は親のＤＮＡも大きいでしょうが、八字もかなり作用はしていると思います。日干は乙丑で陰干支ですが、男性的な干支が戊寅、戊辰と強い印象です。
一見、イエスマン的な乙日干ですが、2戊が効いています。そして乙日干は寅に根で自分の考えもあってブレません。戊の上から目線で従し難い頑固さ、戊土固重。丑支のもつ短気、親分肌はキレるところまで行くかもしれません。巷を騒がせている噂が本当か、どうかはわかりませんが、ないことはない、干支の並びではあります。
ですが、この八字は真面目な干支の並びでもあります。寅や丑は剛情な一面はありますが、正直で純情です。こつこつと自分磨きをするには乙丑干支は向いています。おそらく真面目さの裏返しが反対の行動に出る人ではないでしょうか？情はあると思います。
　大運は木旺から水旺に巡るので喜神運を行くことはよいのですが、八字は財多身弱です。財には任じられません。大運で喜神運となっても天干に2戊と己土ですからまだまだ対抗は無理です。女性に翻弄される・・・というところから、巷を騒がせるような事象が起きたのでは？と推察します。
　やはり、反省心はある人のようですが、戊の性情は治したほうがいいでしょうね（笑）。

　鯛のアラ煮。ごぼうと一緒に圧力鍋で20分。ピリッと甘辛。骨まで軟らかく、義父の好物です。昼ごはんに！！