野田首相、解散時期明示せず=「文字通り受け止めて」(時事通信) - goo ニュース
ドジョウというあだ名の野田首相が、「消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案成立後、近い将来、とか近いうちに」とか言ったことで、物議をかもしている。
この「近い将来、近いうちに」と言うことの、解釈がそれぞれ異なることにある。
テレビの街頭調査などでも、この解釈を小学生の子供などは「5日か1週間」としているのに対して、年齢が上がりこう教育を受けたものほど「1ヵ月後、半年後」などになり、はては1年後の衆議院満丁時期としているものまである。マスコミメディアまでが、そうである。
これはどういうことなのかと言うと、最早この国には「新の正しい日本語」を使い、解釈できるものが少なくなってしまっていることを意味する。
「成立後」、或いは「成立したたら」という言葉は、日本語の「てにをは」を使いきれなくなっている。
だから「近い将来とか、近いうちに」ということになる。これが国の最高指導者であるドジョウ的な野田首相の特徴である。
「成立後、あるいは成立したら」と言うならば、その後使うべき、また使われる言葉は、一つしかない。それは「すぐに」しか、無いのである。
ところが谷垣自民党総裁も、山口公明党代表も、野田首相のこんな言葉で満足している。
「解散をすぐにせよ」とか攻め抜いたりはしない。
それにメディアもあれこれ解釈するだけで、断言された言葉を引き出そうとはしていない。
こういう「ポンクラ揃い」になっている。
こういう「ポンクラ揃い」だから、学校での「いじめ」に学校側も保護者も、行政も対処できなくなっている。
こういうことになるのは、政治家や官僚に特徴的な「あやふや」な表現にあり、 こうした表現を使って「言い逃れ。言い訳、責任逃れ」を繰り返しているからだ。野田首相の「近い将来、近いうちに」というのも、「後のことはもう知らん」と投げ出している。
終戦の詩 2012/8/9
夏になったら 語られる
国人みんなが 味合った
辛く苦しみの 戦いの日
みんなが泣いた 長き年月の
忘れなき日を 迎え来る
夜の空から 降り注ぐ
国土を燃やす 火の玉が
灼熱逃れて 逃げまどう
類類横たわる 亡き人に
忘れなき日を 迎え来る
たった一つの 爆弾に
無数の命 奪われる
母は幼子 抱きしめて
平和願って 息絶えた
忘れなき日を 迎え来る
ああー もういやいや 戦いの日は
命を持つ身の 人なれば
永久の世までの 平和願い
気配り思いやり 労りて
忘れなき日を 迎え来る