福井新聞 慈しみの心 No.812
夫婦は、好き合い愛し合い、助け合い労り合い睦合いしてても、それは、強固なものではなく崩れやすい。何故なら、無常のだからである。
だが無常の丗である半面、この世は「業」を持つが故に「輪廻転生」するという特質を持っている。
遠い来世において、再び同じ事象に巡り会いすることになる。故に今生において「身と心と言葉と行い」を慎み、良き来世を迎えるための種を、蒔いて行こうではないか。
ちなみに今日の事象も来世における事象も、過去世に犯した事象が表れ、現れることになる。輪廻転生するこの業を、良き形となる輪廻転生に変えて行こう。
夫婦別姓などと言っている時ではない。