青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

淡白の証明

2010年02月11日 | 短歌に政治や社会
―政治資金管理団体である陸山会を巡る政治資金を政治資金報告書に虚偽記載したとして、政治資金規正法違反で告発されていた小沢一郎・民主党幹事長が嫌疑不十分で、不起訴となった。

これにより彼は、「自身の淡白が証明された」と言っている。
この「淡白」とはどういう事かと言うと、「資金管理団体の土地購入資金の不透明な流れが、検察によって完全に突き止められ、解明」されなかったから、だから「不起訴」になったのであって、青磁資金報告に提出されているように「預貯金ゼロ」なのに四億円もの現金がどこから捻出されたかははっきりさせられた訳ではない。

いわば「疑惑が解明されない」中での不起訴なのであって、「淡白を証明した」のではない。
「淡白を証明」できるのは誰かと言うと、この人自身をおいて他にはいない。即ち「説明責任」で、ある。

だがこの人は、それをしようとはしない。
「淡白の証明」を、自らがしないで、人任せにして、「淡白が証明された」と言っている。

それに元秘書の議員の、「議員を辞職するとかしないとかは、議員の職責を問われた訳ではない」と言っている。
しかし彼らの行いは、議員としての「資質」を問わなければならない行為であり、それは「即、職責」に通ずる。
これが、この人には通じない。

「剛腕」どころか、我がままなヤンチャ坊主だね。
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