青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

所得平等配分

2008年11月23日 | 人生設計
今の親たちも、子供たちも、寂しくわびしいものだ。
親たちが、仕事に忙しすぎる。それは、生活のためなのだが、そのために子供は寂しい。親子の会話が、ない。家族の会話も、なかなか無い。見ていると、わびしくなる。
そんな中で、親も子も、生活していかなければならない。

こうしたことの一つには、不公平がある。「所得分配」の不公平である。今日は、「知能や能力」があるものばかりが優遇されている。あるいは「技能、体力」そして「資産や財力」があるものが、大きな所得を得ている。
それに対して、障害者や病弱者、老人たち高齢者となっていくと、「知能や能力、技能も体力」が衰え、その上「資産も財力」も無いとなると、そうした家族を持つ家庭は、生活のために働く事に忙しい。
そして「働けど働けど・・・・」と、親も子も、寂しくわびしい思いをする事になる。

何故「所得を公平に平等に分配」、しないのだろう。
おかしな事を思うが、過去の人、もう亡くなり歴史上の人物になってしまった人には、優遇処置が施されている。何やかやの「記念館」とか「歴史館」というふうに。いや「記念イベント」と花「記念公演」とかいうのも、よく行われている。
在世している方についても、ノーベル賞とか勲章とかメダルとか賞金が与えられるが、、「知能や能力、技能も体力」が無いものには、格差に見捨てられているようで、惨めな思いをさせられながら、それでも懸命に生きている。
同じに働いていながら、素質とか境遇とかで、所得が差別不公平に、不平等になっている。
「ある」者が、「無い」者に、独り占めするようなことをしないで、何故分け与えていかないのか。

無論「依存」すべきではない。だが、健常者ではない「知能や能力、技能も体力」が無い障害者や病弱者や高齢者には、「ある」者が無い」者に、得た所得を平等に分け与えてやるべきではあるまいか。

自由資本主義というこうした経済主体の構造社会が故に、そして「能率と効率」を中心にしているがために、所得がへだった所に集中している。それを持ったものも、離さない。
いや、それどころか益々「食品偽装、捏造、贈収賄」なんかして、更に溜め込もうとしている。
それが過ぎて、社会は「小爆発」を起こし、更に「大爆発」を起こす気配を見せ始めている。「ピックパン」現象といえる。

「知恵と知能」を持った「万物の霊長」という人間様方・・・。
素朴ともいえる、「全ての人々に所得の平等配分」を行えないような、私達は、こんな哀れな、悲しい存在でしかないのだろうか。
ね、人間様方・・・・・。

        「青い鳥」からのメッセージ
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