私達は、何かや物事に遭遇すると、その事に対処しようとする。その事態に対してのみに対処し、処置しようとするのが一般的であるようだ。
しかし物事は、そんなに単純なものではない。他の物事とも関連し、関係しあって物事が発生している。いつまでも個別的なことにのみ原因を求めて解決しようとしていても、物事の本質からの根治することにはならないだろう。
現在の私達人間社会は、色々な問題をだかえている。それは単に人間社会の問題だけではなくなって、自然環境をも巻き込んでいる。それでいて個別的なことに捉われていて、大局的になれない小ささがある。
人間社会の大局的になれないのは何故かというと、それは知識を持ちながら「小賢い」から、「小ずるい」からだといえる。「損得計算、欲得計算」で何でも物事を判断することにある。「利得権益」に目聡いのである。
こうした「損得計算、欲得計算」がまかり通るがゆえに、何かと数値化され、そして評価され差別化されてゆく。
数値化し評価すること自体が、悪いのではない。それを個別に当てはめることに、問題がある。この数値化や評価が、全体に対してなら問題にはならない。
しかし私達人間は全体的な事よりも、自分の事の方が大事に思ってしまっている。この自分の事の方が大事だと思っているために、問題は大きくなり、ややこしくなってゆくのだがーーーー。
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