青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

報道では

2009年10月01日 | 短歌に政治や社会
私の家で取っている新聞には、次のような「みらい・つなぐ交差点」という特集記事がある。この日は、こんな記事が出ていた。

3Rってなに?

 





ゴミ減らしモノを大切に使う


 
 コウ リサイクルって言葉はずいぶん一般的になったけど、もう一歩進んだ考え方があるらしいね。「3R」って言ったっけ。
 博士 よく知っておるな。3Rとはリサイクル(Recycle)、リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)の頭文字から名付けられた言葉じゃ。
 コウ どういう意味か一つずつ教えて。
 博士 リサイクルは知っておるようじゃから、リデュースから説明するぞ。必要ないものは買わない、使い捨ての商品などゴミになりそうなものは使わないよう心掛け、廃棄物の発生を抑える、という考え方じゃ。
 コウ ふーん。リサイクルと同じくらい大切なことだね。
 博士 リユースは、いらなくなったものを捨てるのではなく、洗ったり修理したりして、もう一度使うこと。身近なところではビールやジュースの瓶を回収、洗浄して何回も使う「リターナルビン」がそうじゃな。
 コウ なるほど。いらなくなったモノを別のモノに再利用するリサイクルは、作り替えるときに燃料などが必要だ。それに比べ、瓶は瓶として、洋服は洋服として再び使うリユースは、再生するときのエネルギーが最小限で済む。そう考えると、リサイクルより“地球に優しい”取り組みといえそうだね。
 博士 最近では3Rに加えて、過剰な包装などゴミになりそうなものを拒否するリフューズ(Refuse)、壊れたら修理して使うリペア(Repair)を加えた「5R」という考え方も広がりつつあるんじゃよ。
 コウ ボクもなるべくたくさんの「R」を実践してみるよ。

しかし一方では、「ハッピーニュース」といって、豊かで楽しいものを求めている。

たとえば、楽しく豊かなイベント行事を開催することを報道したりすると、今日は食べ物は「割り箸、トレイ、カップ」などと使い捨てにしている。
3Rどころでではない。こんなことは、美辞麗句でしかない。
このために、報道機関の記事と記事とが、矛盾してしまう。
報道機関そのものが、まず改めなければ、本当の主旨は浸透していかない。


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1 コメント

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Unknown (micaちん)
2009-10-03 09:44:51
報道機関が後援、協演のお祭りは食べ残しありますが、基本的には主催者の意識がおおきいですね。それに23区の場合は、産業廃棄物として、もえるごみ、もえないごみ、800度の高温処理します。いいとは思いませんが、分別しているということが偽善ですねえ~。
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