機能不全の国会
規正法改正案 政治資金パーティーや政策活動費など議論 特別委 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240524/k10014459281000.html
現今の国会は、機能不全に陥っている。その大元の原因は、多数決にある。
とは言え多数決にもよい面があるが、他方では数に任せて物事を牛耳る面があります。
今の国会を混乱させている自民党のパーティー券疑惑で、政治資金規正法改正案を各党が出して採決する場合、必ず議員数の多い自民党案に決まるに違いありません。それが多数決です。
パーティー券裏金疑惑にまみれた議員が、また裏金を受け取れるような法案に賛同するのでは、政治資金規正法を改正する意味が無い。としたら、そういう議員を排除失職させた上で採決する必要がある事になる。それが今の自民党には出来ていない。パーティー券を集める行為、制作活動費等の停止するどの自浄作用が働いていない。
ならば自民党自身に任せず、外部からしていかなければならず、しかし内閣不信任案や各委員会委員長不信任案を提出しても、やはり多数の議席を持つ自民党によって否決されしまう。
となると対抗策としては、自民党以外の議員が「政府は正しく政治を行おうとしていない、議員として責任を取って辞職する」とこぞって辞職すると、国会は機能しなくなり、嫌でも解散総選挙しないではいられなくなる。そして総選挙によって、必ず自民党は淘汰されようから、そこから新政治資金規正法を制定するといいだろう。
理念と道義なき国会ではなく、国民の信託に応えるために、疑念や疑惑を排除して行かざるを得まい。
国会といえども国民のものである。選良だからといって私して好きなようにしていいものではない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます