青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

親孝行

2011年08月30日 | 人生設計

小沢氏「今後は自分が前に」グループ団結強化へ(読売新聞) - goo ニュース

このところの親は、子供が親の身勝手な言い分を素直に聞いて行ってくれることが、「親孝行」なことだと思っている。
そして子供の方も、そうした親の言うとおりにすることが、「親孝行」なのだと思っている。
子供の方が、何故このように親の言う通りにすることが「親孝行」なのかというと、自分にとって都合の良い面があるからなのだ。
何故なら、そうすると後で自分も「身勝手ができる、でかい態度ができる、怠けることができる」などと、そうしていさえすれば「親孝行」になると思っているからである。

しかし一人前の正しき人間として成長していくためには、たとえ婿養子や嫁に行って実家の親が「とやかや」口を挟んで出しても、そうした親に逆らって自立していって、自分は真の「舅孝行、女房(旦那)孝行、子供孝行、孫孝行」をやり遂げていくことが、真の「親孝行」になる。
そしてそれは、何よりも自分自身を高めていく「自分孝行」になる。

ところが実社会でも、政財界でも、そういう気運がない。
まるで雑兵のように、上の眼の色ばかり気にしている。
それで一人前と云えるどころか、また国民から票をいただいた身分というありがたさも、忘れている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 短歌 297. | トップ | 短歌 298. »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿