青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

青い鳥の歌詞  三、老いて咲く花

2008年01月13日 | 作詞

           老いて咲く花

 

 歳はとろとろ

           気持ちもとろ

 気持ちも歳とり

          
丸くなろ


 気持ち歳とり

           丸くなって

 ころころころがり

           池の中


 池の中の

           丸い気持ちは

 歳の花を

           咲かせてた


 池に咲いた花

           どんな花

 歳が咲かせた

           数の花


 歳が咲かせた

           数の花は

 気持ちの染まった

           蓮の花

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自由の限度

2008年01月13日 | 人生設計

一般に人間と動物の違いは、知恵持っているか、いないかによるといえる。最も動物もある程度の知恵を持っているものだが、それは生理的に生きていくための単純な知恵であって、人間のような複雑な知恵ではない。
それに人間には「思い」がある。「心」である。
動物にもこの思いという感情がないことはないが、悲しみに喜びに怒りに懐かしさもあるだろうが、恨みや憎しみといった怨念があるとは思えないし、未来への思いや志や信念といったものは持っていないだろう。
人間には動物と違って、そういう思いや感情がある。それが知恵というものを持っていることによって、行き着くところを知らない。
それ故にキリストは「禁断の木の実を食べた人間の迷い」と語っている。また釈尊も「人の思いはどこへでも行ける」と語り、その「思いを整える」ことを教えた。
このキリストと釈尊の言葉は、思いというものが自由ではなく限界があり限度を知り節度を知るべきことを教えるべきものだといえるだろう。
私達は事々に自由を叫んでいる。「行動の自由、表現の自由・・・・」とーーーーーーーーー。
しかしそれは自分の都合を、相手に押し付けること以外の何物でもない。相手の都合を無視した、こじづけしたものである。だから対立して、諍いが絶えない。都合を押し付けて自由に成ろうとして自由を求めるがために、かえって不自由に縛られてしまっている。
もし私達人間が本当に知恵を持っているなら、自由の限度とか限定とかをわきまえるべきである。
そうすることによって釈尊が「思いを整えることによって得がたき自由を得る」と言われたように、本当の意味での自由が得られることになるだろう。

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青い鳥の短歌   一、

2008年01月13日 | 短歌に政治や社会

★ 朝に来て テーブルに見る ねこやなぎ        

                 何を思おて つぼみ膨らむ


★ 桜には 枝あり葉もあり 実もあるに    

        なぜに浮かれる 花をばかりに


★ ヘルパーに 身をば任せる ホームには

        雨空のあと 春の光りが


★ 今日ここに 集う思いを 春めいて   

        和やかなままを 持ち返ろかな


★ 車イスで いこう思いの 昼下がり   

        青いお空に 花びら映えて


★ 孫たちに じじと呼ばれる 心地よさ  

        きずな思えば 他とのきずなも


★ 菜の花が 黄色いままに あるならば   

        我も行こうか 人であるまま


★ 山ありて 川谷超えて お陰さま      

        気持ち安らぐ 日々を過ごして


★ 事毎(ことごと)に 人権自由と 挙げつれど  

        何はともあれ 思いやりをこそ


★ それゆけや ばあちゃんしっかり かっとばせ        

        玉は転がる コロコロコロロン


★ ヘルパーに 身体洗われ 気持ちよく  

        お湯につかりて 昼飯を待つ


★ いくつもの 花の開くを 見るにつけ 

        常に変わらぬ 春の盛りを


★ 映え渡る 山の緑の まぶしさに 

        胸の奥にも そんな光りを


★ 昼飯は 味よし日はよし 心地よし  

        花見弁当に 舌つつみする


★ 孫たちの 素朴な問いを 受けにつけ

        素直なままを いついつまでも


★ 窓の外 春はのどかに 暖かく    

        ルームの中も 気はまだ若い


★ ほのやかに 可憐に匂う チューリップ    

        兜人形は デンと居座る


★ 野の道に 緑広がり 風かおり    

        小鳥さえずる 五月の朝は

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