二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

修養の四つの心得

2010年10月09日 | 言葉のちから 心のちから
仕事においても、遊びにおいても、恋愛においても、人生すべての出来事、事柄において、そこには「学び」による人の「成長」というものが根幹にあるのだと思います。

立志は高明を要し、著力は切実を要し、
  工夫は精密を要し、期望は遠大を要す

【志を立てるには高い見識と智慧が必要であり
 実際に力を用いるには適切さを必要とし
 物事を工夫するには精密さが必要であり
 目標として望むところは遠大でなければならない】

『佐藤一斎 一日一話 ~言志四録を読む~』


常に大きな目標に向け突っ走り、しかし、日々、刹那において常に反省し、そこから心を配り、細部まで気を張り巡らし、事に臨むことが大切なのでしょう。

そこから起こる実践は、周囲の状況や環境を把握し、人材活用や運営などにおいても適切な配分を行えるのだと思います。

そして、その根本はやはり  を高く、強く、持つということだと思いますね。

ほんの些細なことでも、おろそかにせず、自分の志や良心に根差した言葉や行動をとっていきたいものです。心がけよっと 

二葉鍼灸療院 田中良和 
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第3回 石川県チャリティー100km歩行大会 ケア活動 参加②

2010年10月09日 | ボランティア活動
10月2日(土)から3日(日)にかけて開催された、第3回 石川県チャリティー100km歩行大会<(株)オハラ 主催>の歩行者の鍼灸マッサージケア活動の報告です。

パート②は白山市の三共フーズでの活動報告です

私は、津幡町のチェックポイントを2時に切り上げ、90km地点である三共フーズへ車を走らせました…

…そうなんです。私はサブ責任者のような役割であったため、2ヶ所とも連続しての活動でした。責任者のM川先生も同様に徹夜での活動となったのでした~




まだ3時は暗い、暗い。でも寒くなく、風もないのが救いでした。最後の方は少し雨が降りましたが、活動しやすい、歩行者の方々にも歩きやすい気候だったと思いますね

活動前に、みんなでりラックスした歓談。こんな時間から、あんな話、こんな話、深夜、早朝というのは、どんな脳状態になっているのでしょうか~



この活動の責任者のM川先生。お疲れちゃ~ん いや~徹夜してますんで眼が…



まだ暗い…



午前10時くらいでしょうか~



二人がかり

さてさて、ここ三共フーズ 90㎞チェックポイントでは、昨年の流れからいくと「そんなに来ないだろう~」と思っていました。
ベッドを4台、主催者側に用意してもらったのですが、歩行者のリタイアの報告を聞いていると、今年はリタイアが少ないようです…ということは、ドッと施術してほしい人が押し寄せることも…ということで急遽、私のベッドも1台追加して準備しました。

このベッド1台が功を奏し、効率よく歩行者を施術できることになりました。
施術総数は、98名という大盛況ぶりでした 最後の方は、ほぼ休みなしでしたね~。

歩行者は、この地点まで来ると治療中ほぼ皆さん寝てしまいます。
気持ち良さそうに~

小松のゴールでは、120名あまりが完歩したようです。鍼灸マッサージ施術が少しはお役にたてたでしょうかね。



この日は、小松空港で航空ショーも開催されており、早くから花火の音やジョット戦闘機の音が鳴り響いていました。

そして、午前11時半ほどに終了。

充実感より、眠気…脱力感が強かったですね~。
お蔭さまで午後1時半に帰宅。2時から、翌朝の7時まで、ごはんも食べずに(途中2回ほど目が覚めたような…)17時間も、異次元空間を旅していたのでした。

こんな頑強な体力に生んでくれた両親に感謝ですな 

二葉鍼灸療院 田中良和 
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第3回 石川県チャリティー100km歩行大会 ケア活動 参加①

2010年10月09日 | ボランティア活動
10月2日(土)から3日(日)にかけて開催された、第3回 石川県チャリティー100㎞歩行大会<(株)オハラ 主催>の歩行者ケア活動に参加しました。

今年も(社)石川県鍼灸マッサージ師会の方へ、前回、前々回と歩行者に鍼灸マッサージ施術が好評であったということでサポート依頼があったのです。

七尾市にある能登食祭市場をスタートし、ゴールは小松市のホテルグランディア小松エアポートという…、私には到底想像がつかない距離を歩くわけです。
限界に挑戦するのでゴールの先にある感動、感激、感謝を見つけに歩くのかもしれませんね。でも100kmですからね~

ケア活動は、チェックポイントで行うわけですが、2ヶ所で行いました。

①(株)オハラ  津幡町太田 60㎞地点 2日 午後7時~ 3日 午前2時30分
②三共フーズ  白山市松本 90㎞地点 3日 午前3時~11時30分

この2ヶ所で、それぞれ当師会会員が7名づつ施術に当たりました。

これがまた、2日 午後7時~翌3日 午前11時30分までと、いつもは夢の中にいる時間の活動は、これ体に効くんですね~ 効くというのは、こたえるということなんですがね

しか~し、皆さん、そこはプロです。若いころの徹夜を思い出して、逆に元気いっぱい、元気ハツラツ で頑張って頂きました。若手の先生から、ベテランの先生までが参加して頂き、奮闘してもらったお蔭で、無事活動も終了することができました。

大会への参加者は年々増加しているようで、今年は170名ほどの参加があったそうです。

パート①では、津幡町の(株)オハラでの活動の様子を報告



ベッド7台で鍼灸マッサージ施術&テーピング、足の豆の処置などを行いました。



どれだけの人が施術を受けるのかな~と思っていたら、この津幡のチェックポイントでは、なんと107名の方が施術を受けられたのです。かなりの確率ですよね

2ヶ所ともになのですが、歩行者の方々からは、
  「こんなケアを受けられるのは、有り難いことだわ」
  「これがあるから歩くことができる」
  「わー、足が軽くなった、痛みが楽になった」
  「最後まで歩けそう
などの感想が聞こえたことが印象的でしたね。



運動していると、鍼は本当に刺すか刺さないかくらいで効果があるんです。そして、円皮鍼といって、0.6mmから1mm程度の小さな鍼を下肢へ貼っておくと、これが筋肉の疲れに効果的なので~す



こちら、チェックポイント担当の受付嬢の皆さん。鍼灸マッサージの受け付けもやって頂きました。

ベテランの先生には、本当にお疲れさまでした。
でも、自分の仕事が直接”人に喜んでもらうことができる”ということは本当に幸せですね

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (4)
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