二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

2010 秋 北信越高校野球石川大会 ~3回戦~

2010年10月07日 | 高校野球
10月2日(土)、北信越高校野球石川大会、星稜の3回戦が行われました。

この日も土曜日ということで、観戦に行けませんでしたので、仕事をしながら朗報を待つのでした。待つ身はつらいものです。気になってしょうがない…

2010 秋 北信越高校野球石川大会 ~3回戦~  弁慶スタジアム(小松)

 星稜桜丘  (平成22年10月2日 土曜) 

  桜 丘 0000020103 6
  星 稜 0010011001 4 (延長10回)



んん~悔しい 

星稜は8安打、9個の四死球をもらったにも関わらず、勝ちを手中に収めることが出来ませんでした。三振はわずかに2個、そして残塁が13。試合は観ていませんが、多くのチャンスがあったと思われ、突き放す1本が出ず、打たされ、残塁を築いていったように思えます。

また、投手陣には私も心配ないくらいの信頼を持っていたのですが、分からないものです。6回をエースがうまく乗り切ることができず、救援した2番手も相手につかまってしまっては…

打線も投手を助けることができず、投手も打線の不調をカバーすることができない、ちぐはぐな戦いをやってしまったかな、と、このスコアをみて思いますね。

悪い面ばかりの中、怪我から復帰して、この大会初めてフル出場した山本が4打数2安打1打点と当たっていました。ライトへソロホームランを打ったようです。
彼は怪我をしている時から、休んでいるなりに意識を高めて取り組んでいましたし、以前、観に行った試合前の練習でも、何かチーム全体の打撃がパッとしないなか、一人一球に集中して、内部感覚を確認するように徹底した意識でバッテイングをしていました。

おそらく復帰の一戦は山本がしっかり打って、勝利の鍵を握るかなと思っていたのですが…一人が調子よくてもダメなのがチームスポーツの難しいところであり、醍醐味でもあります。

しかし、この山本君の意識の高さこそ、今のチームが皆、見習っていかなければいけないところだと感じます。実力はあるのですから。

夏まで、相当な努力と意識改革、高い志と強い信念、そして、それを継続して持ち続け練習する執念がないと、夏の甲子園出場は難しいでしょう。私がこんな厳しく言うことはあまりないのですが、実力のある選手たちだけに、一日一日を無駄に過ごして欲しくないのです。

私も星稜の選手たちが、常に苦しくても前へ前へ進めるように、しっかりとサポートしていきたいと思います。

失敗は、継続していれば失敗ではないのです。あきらめてしまうことこそ失敗なのです。人生、失敗や挫折から学ぶことの方が多いのです。この試合から多くを学び、それを肥しにして、大きく、キレイで、元気ある花を夏に咲かせて欲しいと思います

二葉鍼灸療院 田中良和 
コメント (8)
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第28回 生体調整機構制御学会に参加して 10月 東洋医学研究所コラム

2010年10月07日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

『第28回 生体調整機構制御学会に参加して』 

   東洋医学研究所グループ 二葉鍼灸療院(大垣) 皆川宗徳 先生


『第28回 生体調整機構制御学会に参加して』 研究所コラムはこちらをクリック!

今月の東洋医学研究所コラムは皆川先生。500名の参加で盛大に開催された、第28回 生体調整機構制御学会への参加報告です。ご自身がシンポジストとして参加したシンポジウム「鍼刺激が自律神経に及ぼす影響」を中心に報告されています。

このシンポジウムでは、シンポジストの発表に先立ち、司会の東洋医学研究所 所長の黒野先生が、40年以上に亘る長年の鍼に関する研究から、治療期間や刺激量など一つの見解を生体制御療法(太極療法)として導き出されています。

鍼灸刺激がどのように身体に影響を及ぼすのか、それを現代科学も理解し、東洋医学の基本を忘れずに、実証医学的に説明できるものにしていこう!という志と信念で研究されているのが、我が師匠である黒野先生なのです

確かに宇宙の小さな一部の地球、そのさらに小さな世界、さらに小さな医学、そう考えると分からない部分や理解できない部分が大きく、目に観えたり、自然の原理として解明されている部分の方が少ないことは理解できます。

だからと言って、自然の現象は人には理解できない部分が大きいんだ。そのような部分を扱う東洋医学(鍼灸医学)は、現代の科学では説明がつくはずがないんだ、と、自分の思い込みで歩みを留めていては、進歩や成長などないのです。

平安時代の人が、飛行機で空を飛べる現代を、タイムスリップして見に来たらどう思うでしょうか ビックリでしょうね

そこには現代科学があり、物質文明があるはすれど、様々な偶然は重なり飛行機が出来上がることはあっても、鳥をみて「鳥のように空を飛びたい」「飛んでみせる」という志と信念があるから、飛行機が出来、空を飛べることができたのだろうと思います。そこには、目に見える物質と、目に見えない人の心が重なって、夢が現実になるのだろうと思うのです。

そういう意味でも、バランスの取れた師匠のもとで学ぶことができ、本当に有り難く思うのです

鍼灸治療にしても、古の先人は感覚が鋭く、その古典に書かれていることは全て正しいんだ、という思い込みも、古典を元に治療するのは全くのナンセンスだ、現代医学、体表に現れているものがすべてだと、先人の智慧を否定してしまうという思い込みも、どちらに偏っても、鍼灸医学、医療の発展はないのでしょう。

患者さんを治療して、豊かで健康な人生を実現しよう という点では、医療に携わる全ての人が同様の心で仕事をしているわけですから、虚心坦懐、自分には知らない部分が多いのだ、という柔軟な謙虚な心で患者さんの体に接することが大切なのだと思います。

あらっ 長くなりましたね~

ということで 10月の東洋医学研究所コラムをご参照に、鍼灸医学はここまで進んでいるんだと理解して頂ければ、ありがたいな~と思います。

二葉鍼灸療院 田中良和
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