二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

エジソンに学ぶ

2011年11月29日 | 言葉のちから 心のちから
学びはどこにでもあるものですね。職業柄、学び続ける向上心が必要です。でも、その心が時々鈍る場合には、自分を啓発することも大切だと思います。

師匠のようにありたいけど、やはり自分に負けることが多い。

そんな時には、書物からの一言が、意外に「ハッ」と心に響くことがあるんですね

 トーマス・エジソンから学ぶ 

発明王・エジソンが電球を発明する際のこと。核になるフィラメントの素材を何にするか、これが問題でした。

木綿糸でやってみる…すぐに燃え尽きNG
金属でやってみる…これもNG
動物の皮でやってみる…NG
植物でやってみる…NG

そんなこんなでエジソンは電球をつくるのに素材だけで6000種も試しているのです。6000回と言えば、赤ちゃんのオムツ替えの回数に匹敵します。毎日7回ずつ替えるとして、1年間で2555回。2歳過ぎに卒業する計算で、ズバリ6000回です。6000回の数字の重みがこれで伝わるでしょうか?(笑)

さすがに、エジソン、6000回もオムツ替えをすると、もうオムツがなくなってきた。もとい。さすがに6000回も実験すると、もう試すものがなくなってきた。困ったエジソン。

しかし、そんな時こそインスピレーションがやってくるのです!

「きたぁぁぁあああァァァアアア!!! あいつのヒゲだ!!!」
あいつのヒゲなら絶対フィラメントになる!エジソンはそうして友人のヒゲまで実験しているんですね。実験メモにちゃんと残っています。しかし…友人のヒゲ…NGでした。
「ヒゲだめだったか…」
エジソン君、そう落ち込むなよ!普通に考えたら、ヒゲは無理だよ!
エジソン、ふと、顔をあげると机の上にあった竹の扇子が目に入った。むむむむむ。竹…あっ、竹まだ試してなかった…。

大急ぎで竹をフィラメントに使ってみると、なんと200時間も灯ったのです。こうして世界中に灯りをもたらした電球は生まれたのです。


『朝にキク言葉』 ひすいこたろう 著


~エジソンの熱意~

発明王エジソンは、小学校では先生から劣等生あつかいにされ、たった三ヶ月で退学しています。だから、学校では勉強らしい勉強はしていなかったのですな。
ただ、エジソンは、子どものころから、物事に対する研究意欲は盛んだった。つまり自然現象や世の中のことを、ただぼんやりと眺めてはいなかった。すべてに対し”なぜ”という疑問を発したのですね。

時には、鳥を捕まえてきて、なぜ空を飛べるのかと、羽の構造を熱心に調べた。またある時は、止まっている蒸気機関車の下にもぐりこみ、油まみれになりながら、機械のしくみを調べていて、運転士にひどく叱られたと言います。それほど熱心だったわけですな。

そこに、多くの発明を生み出す根本があったのでしょうね。いわゆる学問上の先生はいなかったけれど、自然の事物の中に、自分の先生を見つけ出した。
つまりね、みずから開拓していこうという熱意に満ちて、心して物事を見、そこから学びとろうとするなら、道は無限に開かれている。心がまえしだいで、立派な師は無数にあるということだと思うのです。


『人生談義』  松下幸之助 著


情熱から生まれるやり遂げる力、信念から生まれる継続する力、その力+力で生まれる無限の可能性そしてヒラメキ

よく師匠に修業時代も、今も、そんなことを教えて頂いたと、エジソンのエピソードから再認識しながら…

日々の仕事や人生に勇気が湧いていキターーーーーのでした。


二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (2)
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