星稜高校野球部の2017 北信越地区高校野球大会を振り返る第2弾
朝、宿舎のホテルを出発し、本日の会場である開会式が行われたHARD OFF ECOスタジアムへ出発。選手たちは時間となりグランドへ入っていきましたが、高校野球の場合、トレーナーはベンチやグランド内には入ることができないため、その間、球場周辺をお散歩、散策
ここの球場は、鳥屋野潟公園の中の「新潟スポーツ公園」にあります。球場の内外は本当に素晴らしいつくりであり、収容人数も30000万人であり、プロ野球を楽しめ、招致しても恥ずかしくない球場の一つだと思います。
その公園内にもう一つ「デンカビッグスワンスタジアム」という、サッカーチームのアルビレックス新潟の本拠地でもあり、国際級のイベントを開催できる総合スタジアムがあります。
中には入っていませんが、ここも素晴らしいと感じました。
来場者を迎える広大な駐車場もあり、こんな施設が石川県にも欲しいな~なんて思いました。
両スタジアムともに、アルビレックス新潟と新潟県都市緑花センターグループ(県の外郭団体)が運営・管理しているのだとか。維持費もたいへんだと思いますが、うらやましい~と思います。
第136回北信越地区高校野球大会 ~準々決勝~ 天気; 時々
6月4日(日) HARD OFF ECOスタジアム(新潟県新潟市)
星 稜(石川2位) 高岡商業(富山1位)
星 稜 0 0 2 2 1 2 0 7 9安打
高 商 0 0 0 0 0 0 0 0 4安打 (7回コールド)
相手の高岡商業は、昨年の春の北信越地区高校野球でも決勝で対戦し、秋の北信越大会も決勝へ進み、今春の選抜甲子園大会へも出場している実力校です。
打線は強力、エースの度合君は左の本格派であり、投球術に長けたセンスのある投手です。ここからは厳しい戦いであり、やはり甲子園での勝利という部分を意識した、また、石川県予選を想定した試合になってくるのだろうと、そして、この内容が重要になってくるのだろうと感じました。
先発の小倉君は、体格こそ細くしなやかな身体をしていますが、コントロールよく、緩急をつけながらコースに投げ込み打ち取る術はなかなかのものを持っています。この日の試合もリズムよくコースに投げ分け、指先にまで神経が通っているかのように丁寧に、かつ、力みなく投げていました。
強力、高岡商業打線を散発の4安打に抑え、付け入る隙を与えませんでした。ナイスピッチングでした。
星稜のピッチャー陣の陰には女房役の捕手、川岸君がおり、おそらくバッテリー間の話し合いや確認事項など、しっかりとミーティングされているんだろうなと想像されるほどきっちり対応していたと思います。
最後は、昨日同様、2年生の河村君が1と3分の2回をきっちりと抑え、仕事をしてゲームを終えました。
打線では、エースの度合君を打ち崩したのは大きかったです。しかしクロスファイヤーに投げるボールやスライダー、チャンジアップの出し入れなど、素晴らしい投手であることは見ていて分かります。
今回は、そこにエラーが絡みました。大事なところで高岡商業は3つのエラーがありました。そこを突いて得点をじっくり重ねていったことが勝因の一つかなと思います。
また、ここまで4番を打つ木倉君に快音が聞かれませんでしたが、本調子ではないものの2安打2打点を放ち、復活の足掛かりとなったのではないかと感じました。クリーンナップ、特に4番の復活は打線に重みを持たせるのではないでしょうか。上位から下位まで満遍なく安打が出る打線はどこからでもチャンスを開くことができる打線です。少しずつ投打が絡み合ってきた感じです。
また、この試合で光ったのは盗塁6というところ。積極的な走塁がチームに勢いをつけました。
走塁で言うと、ここまで打撃もやや不振であり、なかなかヒットが出ていない寺西君でしたが、彼の打った後の走塁、そして、塁に出た時のランナーとしての反応や、ホームを狙う時の走塁など、「打てないならなんとかしよう」という気持ちや意識が出ている走塁を見て、非常に嬉しかったですし、彼の成長が見てとれました。
この試合も2四球と投手としては、あの身体はやはり警戒するに値する(身長191cm)のだと思いますが、今後、彼も夏に向けて復活していくだろうし、楽しみがまた増えたなと感じた試合でした
レギュラーを支えてる選手のみんなもお疲れちゃん
この試合に勝利したことで、当院は月曜日(5日)の休診が決定
いつも複雑な気持ちになる瞬間ですが、やはり嬉しいです。
全力でサポートすることが選手のためになるし、自分自身の技術の練磨や学びになり、ひいては当院へ来院していただいている患者さんに対する施術姿勢や効果を出すことに繋がっていくのですよ
きっちりリラックス&サポートしましたぞい 明日の決戦のために
この時点で明日の準決勝のカードが決定し、金沢高校も勝ち進んでいるということで、是非とも石川県大会のリベンジを果たしたい思いに選手たちは駆られていたのではないでしょうか
準決勝 第1試合 星稜(石川2位) 日本文理(新潟1位)
第2試合 金沢(石川1位) 小諸商業(長野1位)
日本文理とは久しぶりの対戦です。あの嫌な思い出を・・・吹き飛ばしてほしいな~と私は心の中で思いながら施術に励んでいたのでした
最後までお読みいただき、ありがとうございます