二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

2017 春 北信越地区高校野球大会 ~準々決勝~ vs 高岡商業

2017年07月11日 | 高校野球

 星稜高校野球部の2017 北信越地区高校野球大会を振り返る第2弾

   【第1弾】  1回戦  vs 新潟明訓(新潟3位)←クリック

 朝、宿舎のホテルを出発し、本日の会場である開会式が行われたHARD OFF ECOスタジアムへ出発。選手たちは時間となりグランドへ入っていきましたが、高校野球の場合、トレーナーはベンチやグランド内には入ることができないため、その間、球場周辺をお散歩、散策

 ここの球場は、鳥屋野潟公園の中の「新潟スポーツ公園」にあります。球場の内外は本当に素晴らしいつくりであり、収容人数も30000万人であり、プロ野球を楽しめ、招致しても恥ずかしくない球場の一つだと思います。

 その公園内にもう一つ「デンカビッグスワンスタジアム」という、サッカーチームのアルビレックス新潟の本拠地でもあり、国際級のイベントを開催できる総合スタジアムがあります。
 中には入っていませんが、ここも素晴らしいと感じました。

 来場者を迎える広大な駐車場もあり、こんな施設が石川県にも欲しいな~なんて思いました。

 両スタジアムともに、アルビレックス新潟と新潟県都市緑花センターグループ(県の外郭団体)が運営・管理しているのだとか。維持費もたいへんだと思いますが、うらやましい~と思います。

    さて  

 

 第136回北信越地区高校野球大会 ~準々決勝~    天気; 時々   

   6月4日(日)    HARD OFF ECOスタジアム(新潟県新潟市)

  星 稜(石川2位)  高岡商業(富山1位)

 

   星 稜  0 0 2 2 1 2 0   7  9安打 

      商   0 0 0 0 0 0 0   0  4安打 (7回コールド)

 

 

 相手の高岡商業は、昨年の春の北信越地区高校野球でも決勝で対戦し、秋の北信越大会も決勝へ進み、今春の選抜甲子園大会へも出場している実力校です。

 打線は強力、エースの度合君は左の本格派であり、投球術に長けたセンスのある投手です。ここからは厳しい戦いであり、やはり甲子園での勝利という部分を意識した、また、石川県予選を想定した試合になってくるのだろうと、そして、この内容が重要になってくるのだろうと感じました。

 先発の小倉君は、体格こそ細くしなやかな身体をしていますが、コントロールよく、緩急をつけながらコースに投げ込み打ち取る術はなかなかのものを持っています。この日の試合もリズムよくコースに投げ分け、指先にまで神経が通っているかのように丁寧に、かつ、力みなく投げていました。
 強力、高岡商業打線を散発の4安打に抑え、付け入る隙を与えませんでした。ナイスピッチングでした。

 星稜のピッチャー陣の陰には女房役の捕手、川岸君がおり、おそらくバッテリー間の話し合いや確認事項など、しっかりとミーティングされているんだろうなと想像されるほどきっちり対応していたと思います。
 最後は、昨日同様、2年生の河村君が1と3分の2回をきっちりと抑え、仕事をしてゲームを終えました。

 

 打線では、エースの度合君を打ち崩したのは大きかったです。しかしクロスファイヤーに投げるボールやスライダー、チャンジアップの出し入れなど、素晴らしい投手であることは見ていて分かります。
 今回は、そこにエラーが絡みました。大事なところで高岡商業は3つのエラーがありました。そこを突いて得点をじっくり重ねていったことが勝因の一つかなと思います。

 また、ここまで4番を打つ木倉君に快音が聞かれませんでしたが、本調子ではないものの2安打2打点を放ち、復活の足掛かりとなったのではないかと感じました。クリーンナップ、特に4番の復活は打線に重みを持たせるのではないでしょうか。上位から下位まで満遍なく安打が出る打線はどこからでもチャンスを開くことができる打線です。少しずつ投打が絡み合ってきた感じです。

 また、この試合で光ったのは盗塁6というところ。積極的な走塁がチームに勢いをつけました。

 走塁で言うと、ここまで打撃もやや不振であり、なかなかヒットが出ていない寺西君でしたが、彼の打った後の走塁、そして、塁に出た時のランナーとしての反応や、ホームを狙う時の走塁など、「打てないならなんとかしよう」という気持ちや意識が出ている走塁を見て、非常に嬉しかったですし、彼の成長が見てとれました。
 この試合も2四球と投手としては、あの身体はやはり警戒するに値する(身長191cm)のだと思いますが、今後、彼も夏に向けて復活していくだろうし、楽しみがまた増えたなと感じた試合でした

 

 レギュラーを支えてる選手のみんなもお疲れちゃん

 この試合に勝利したことで、当院は月曜日(5日)の休診が決定

 いつも複雑な気持ちになる瞬間ですが、やはり嬉しいです。

 全力でサポートすることが選手のためになるし、自分自身の技術の練磨や学びになり、ひいては当院へ来院していただいている患者さんに対する施術姿勢や効果を出すことに繋がっていくのですよ

 きっちりリラックス&サポートしましたぞい 明日の決戦のために

 この時点で明日の準決勝のカードが決定し、金沢高校も勝ち進んでいるということで、是非とも石川県大会のリベンジを果たしたい思いに選手たちは駆られていたのではないでしょうか

 

  準決勝  第1試合  星稜(石川2位)   日本文理(新潟1位)

         第2試合  金沢(石川1位)   小諸商業(長野1位)

 

 日本文理とは久しぶりの対戦です。あの嫌な思い出を・・・吹き飛ばしてほしいな~と私は心の中で思いながら施術に励んでいたのでした

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

 

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2017 春 北信越地区高校野球大会 ~1回戦~ vs 新潟明訓

2017年07月11日 | 高校野球

 現在(7月11日)、金沢は猛暑です

 激活動の6月にはブログが一度も更新できず。そうこうしているうちに7月6日に第99回全国高校野球選手権石川県大会の抽選がありました。

 1か月遅れとなりましたが、春2年連続優勝を果たした第136回北信越地区高校野球大会の星稜の戦いを少しだけ振り返っておきたいと思います。

 現在の星稜高校は北信越地区高校野球大会での優勝から、全国で勝つための様々な課題もみつかり、いい雰囲気で夏の甲子園へに向けて石川県大会直前に至っているというのが、私がチームを観ていての感想です

 さて、Go back  one  mouth  ago

 

 第136回北信越地区高校野球大会 ~1回戦~    天気;&強風 

   6月3日(土)    三条パール金属スタジアム(新潟県三条市)

  星 稜(石川2位)  新潟明訓(新潟3位)

   星 稜  1 2 0 4 0 0 0   7  9安打 

      訓   0 0 0 0 0 0 0   0  3安打 (7回コールド)

 

 まずはHARD OFF ECOスタジアムで開会式

 全員が全力を尽くしてプレーすることを誓い、春の北信越地区高校野球大会が開幕しました

 その後、1回戦の会場となる三条パール金属スタジアムに向かうのですが、そこで球場周辺は断続的に雨が強く降っている情報が入ってきました。

 球場へつくと、その通りで、グランド整備と気象の状況とのにらみ合いが続き、球場への入場券の販売も少し遅れが出る状況でした。
 天気というと、少し細かな雨ではありますが、時折強く、そして風も強く吹くという状況が続きましたが、何とか試合開始にこぎつけることができました。選手もたいへんだったと思いますが、大会関係者の皆さんもたいへんだったと思います。

 球場のスタンドでかつての指揮官と観戦していましたが、時折強く降る雨と風でいろんな意味でたいへんな試合となりました。スタンドの方が風が通り抜けて寒かったかもしれません。
 星稜高校が春の選抜甲子園大会に出場したのは2005年。その時も帯同させていただきましたが、その時の寒さを思いだすような天気の中での試合となりました

 

 試合は終わってみれば7回コールドゲームでしたが、何が違ったかというと「集中力」でしょうか。投手では竹谷君が4回をリズムよく投げ試合つくり、次に1年生の奥川君が2回を、大器の片鱗をみせる堂々たるピッチング、最後は2年生の河村君が1回をきっちり抑えました。

 この雨や風でグランドや天気などコンディションが悪い中、相手のエラーやミス、そして打撃で試合の主導権を握り、投手がリズムをつくり、守備は落ち着いてゴロを処理するという、その「集中力」の差が大きく試合に出たかなと感じました。

 明訓はエラーが3、星稜は0でした。

 星稜は9安打を放ちましたが、決めるところで長打出て、ビッグイニングもつくり、寒くコンディショニングの悪い環境でしたが、上々の立ち上がりかなと思いました

 

 どうも水曜日、木曜日の天気予報がさらに悪く、どうしても今日、試合をやっておきたい大会側の思いがあったようですが、できればこのような環境では試合をやらせたくないですね。

 試合後、選手たちの身体が冷えているので、監督の指示で、宿舎ホテルとほど近いところにある大きな銭湯でゆっくりと浸かり、温めて、そして、その後、ケアをさせていただきました。

 ここからが私の仕事。だいたいホテルへ帰ってから消灯の時間まで選手をケアします。

 トレーナールームとなるホテルの一室です。

(蛇足)

 この日の試合から帯同するため、2日(金)は早めに治療院の診療を終了させていただき、車に資機材を積んで新潟へ向かいました

 また、三条パール金属スタジアムへは、私と師匠を同じくする(東洋医学研究所® 所長 黒野保三先生)弟弟子の角田先生が顔を見せてくれました。

 差し入れもいただき、ありがとうございました

 

 今大会においても、トレーナーとして大きく考えることがある、私にとって反省と成長の実りのある大会となりました

 最後までお読みいただき、ありがとうございました

 

  二葉鍼灸療院 田中良和

 

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