2月15日(日)、保険者懇談会に続き、(社)石川県鍼灸マッサージ師会主催の県民公開講座&中央学術研修会に参加しました。
演 題:「元気に生きるコツ 元気になるツボ」
~快適に長生きするために~
講 師:半田 美香子(はんだ みかこ)
筑波大学大学院博士課程 人間総合科学研究科
スポーツ医学専攻
研究テーマ「高齢者のヘルスプロモーション」
日 時:2月15日(日) 午後1時30分~3時30分
会 場:東洋医学臨床研究所 2階
金沢市鞍月東1-8-2(映寿会みらい病院付設)
石川県立中央病院向い
交 通:北鉄バス 映寿会みらい病院 下車
主 催:(社)石川県鍼灸マッサージ師会
共 催:映寿会みらい病院 (財)東洋医学臨床研究所
後 援:北国新聞社
司会の常盤先生(右)と講師の半田先生(左)
年齢を重ねるに従って活動量が減ってくるため筋肉量も減る。転倒予防や疾病予防のため運動することが大切であるということや、簡単な自重や重力を利用した運動方法も、説明+実際に皆さんにやってもらい教えて頂きました。
また、鍼治療を運動を組み合わせると、筋力(身体活動量)の増加がみられたという研究結果も示して頂きました。この分野はまだまだこれからの研究の課題(半田先生の)だそうです。
誰の足(短い…)
ヘルス=健康
プロモーション=昇進・増進・促進
ヘルスプロモーション=個人が健康になるための知識を得る努力をすることと、地域や家族、専門家がそれをを支援することによって、一人一人が健康になるための社会としてのシステムづくり
であるそうです。
いわば「予防」であり「治未病」という古来から受け継がれている東洋医学の考え方に行きつくわけです。ヘルスプロモーションという和製英語のような言葉になっていますが、その意味は昔の人々は肌で感じ実践していたのだと思います。
昔は生活の中に運動がありました。雑巾がけ、箒ではくなど掃除をすること、田や畑で作物をつくること、道路が整備されていなかったり、自動車なども少なかったため歩行の機会が日常に多々ありました。水を汲みにいく、トイレの和式もしゃがむという運動です。子供たちは近くの自然の中で川に入ったり、山に行ったり、木に登ったり、一日中外を駆け巡って遊んでいました。(そのような場所も少なくなりましたが…、危険も多いことは多いのですが…)
社会が変化したとはいえ、あまりにも人間は楽をしすぎたのかもしれません。ですから筋力も弱ります。刺激がないということは脳の働きもアンバランスになるということなのです。
自分の周りのできること、日常生活の中で体を動かすことが大切です。無理なことはできませんし続きません。そして、疲れたら鍼灸治療をしてみるといいと思います。疲労や筋肉痛もとれやすいですし、運動がその人に適していなければ、そういうアドバイスもできるというものです。
動かせば、それなりに結果は出ます。すぐには出ませんよ
元気で、笑顔で、楽しく、豊かに人生を謳歌しましょうそのためには、まず「あなたの第一歩」が大切です。
二葉鍼灸療院 田中良和
演 題:「元気に生きるコツ 元気になるツボ」
~快適に長生きするために~
講 師:半田 美香子(はんだ みかこ)
筑波大学大学院博士課程 人間総合科学研究科
スポーツ医学専攻
研究テーマ「高齢者のヘルスプロモーション」
日 時:2月15日(日) 午後1時30分~3時30分
会 場:東洋医学臨床研究所 2階
金沢市鞍月東1-8-2(映寿会みらい病院付設)
石川県立中央病院向い
交 通:北鉄バス 映寿会みらい病院 下車
主 催:(社)石川県鍼灸マッサージ師会
共 催:映寿会みらい病院 (財)東洋医学臨床研究所
後 援:北国新聞社
司会の常盤先生(右)と講師の半田先生(左)
年齢を重ねるに従って活動量が減ってくるため筋肉量も減る。転倒予防や疾病予防のため運動することが大切であるということや、簡単な自重や重力を利用した運動方法も、説明+実際に皆さんにやってもらい教えて頂きました。
また、鍼治療を運動を組み合わせると、筋力(身体活動量)の増加がみられたという研究結果も示して頂きました。この分野はまだまだこれからの研究の課題(半田先生の)だそうです。
誰の足(短い…)
ヘルス=健康
プロモーション=昇進・増進・促進
ヘルスプロモーション=個人が健康になるための知識を得る努力をすることと、地域や家族、専門家がそれをを支援することによって、一人一人が健康になるための社会としてのシステムづくり
であるそうです。
いわば「予防」であり「治未病」という古来から受け継がれている東洋医学の考え方に行きつくわけです。ヘルスプロモーションという和製英語のような言葉になっていますが、その意味は昔の人々は肌で感じ実践していたのだと思います。
昔は生活の中に運動がありました。雑巾がけ、箒ではくなど掃除をすること、田や畑で作物をつくること、道路が整備されていなかったり、自動車なども少なかったため歩行の機会が日常に多々ありました。水を汲みにいく、トイレの和式もしゃがむという運動です。子供たちは近くの自然の中で川に入ったり、山に行ったり、木に登ったり、一日中外を駆け巡って遊んでいました。(そのような場所も少なくなりましたが…、危険も多いことは多いのですが…)
社会が変化したとはいえ、あまりにも人間は楽をしすぎたのかもしれません。ですから筋力も弱ります。刺激がないということは脳の働きもアンバランスになるということなのです。
自分の周りのできること、日常生活の中で体を動かすことが大切です。無理なことはできませんし続きません。そして、疲れたら鍼灸治療をしてみるといいと思います。疲労や筋肉痛もとれやすいですし、運動がその人に適していなければ、そういうアドバイスもできるというものです。
動かせば、それなりに結果は出ます。すぐには出ませんよ
元気で、笑顔で、楽しく、豊かに人生を謳歌しましょうそのためには、まず「あなたの第一歩」が大切です。
二葉鍼灸療院 田中良和
無けいれん通電療法で治る人の割合は7~8割だそうです。
100%治るのなら、やりたいのですが、そうでないなら気が進みません。
それよりこれからは温泉と岩盤浴と運動で体と心の調子を整えていきたいと思います。
先生は岩盤浴については、どう思われますか?
体に良いと聞きましたが精神的にも良いでしょうか?
またダイエットにも良いと聞きましたが、本当に汗をかくだけで痩せるのでしょうか?
コメントありがとうございます。
うつの状態、調子がよくなり良かったです。無けいれん通電療法も様子を見ながら、どうしてもダメだと思った時の選択肢にすればいいと思います。
温泉、岩盤浴、運動、いいことだと思います。この3つに共通することは”体を温める”ということです。
運動は筋肉を動かします。少し難しい話をすると細胞の中のミトコンドリアという場所でエネルギーが産生され、体を動かす原動力となりますが、食事により吸収した栄養素の6割くらいは細胞の中で”熱(体温)産生”に回されるのです。ですから運動することは血流を促し、体温を維持しポカポカの体をつくるのです。
また、岩盤浴などは、現在、様々な場所でサービスが提供されていますが、基本的に体を温めるということではいいのではないかと思います。
日本の温泉(原泉かけ流しがベストですが)は、癒し、医療、健康などあらゆる面で「日本の宝」だと思います。
いろんな所にある岩盤浴の元は、秋田の玉川温泉です。ここは岩盤から放射性物質であるラジウムが放出されており、多量であると体に害がある物質でも微量であれば体には良好な刺激となる(ホルミクス効果)という効果が得られ、ガン患者さんや難病患者さんの湯治場となっています。このような温泉は日本の各地に点在しています。
そして、うつ病に限らず、ガンや生活習慣病などあらゆるな病気の原因はストレスです。様々な過剰なストレスから、遺伝子の損傷、細胞の変性より発症します。それは人体を構成するタンパク質の変性を意味します。
そのような変性の中で、体の熱というのも細胞にはストレスとなります。この熱によるストレスは、細胞の中のHSP(ヒートショックプロテイン)を誘発し、このタンパク質は体のあらゆる損傷の修復を行うシステムを担っています。
ということは、温泉や運動などで体を温め、血流を改善し、体温を適度に保持できていれば、細胞の中のHSPが働き、病気にならない、病気の治療的効果もある、健康保持増進にも役に立つ、そして、楽しい生きがいある人生を送れるということです。
体温が維持され、ポカポカの体になれば代謝が高まります。代謝が高まれば、ダイエットしようと思っていなくても自然に体重が落ちていくと思われます。でも、運動したから、体を温めたからと言って、食べすぎてしまえば元の木阿弥です。「食」も体調を整え、健康な体をつくるには最重要項目の一つであることは言わなくても分かってますよね。
まず自分のできることから、長く続けて行うということが大切になりますよ。