5月13日(日)、この日も朝6時に星稜野球場へ足を運び、処置の必要な選手には対応させて頂き、帯同して県立野球場へ向かいました。
が、この日は、午前10時から石川県鍼灸マッサージ師会の中央学術研修会、午後から同会の総会、表彰式、保険講習会と日程がびっしり詰まっていましたので、4回までしか観戦することができませんでした
第126回 北信越高校野球 石川大会 ~決 勝~
星 稜 金沢商業 5月13日(日) 石川県立野球場 天気 :
金 商 1 0 0 0 2 0 0 0 0 3
星 稜 0 0 4 3 0 0 0 0 X 7
(優 勝 : 星 稜 第122回大会以来、4季ぶりの優勝)
星稜~サイド
金商~サイド
天気が良いのでたくさんのお客さまが観戦されています。
先発はエース森山君。前日に180球を投球した翌日の先発です。5回を投げ被安打6、投球数は96球の粘投、熱投でした。得点こそ3点を取られましたが、この疲労した状態にも関らず、随所にキラッと光る、いい球が見られました。四死球も2個と少なかった。本当に成長しました。これからも…
その後を、引き継いた畑中君もナイスピッチング…って、私はラジオで聴いていたのですが。4回を2安打、47球でした。星稜には数回しか投げる機会はありませんでしたが、加藤君や川口君という投手もいるので、投手陣の層も厚いのです。
守備では今大会エラーは非常に少なく、この試合では外野からの送球が良かったようですね。まず守備が堅固でないとね。最少失点で抑えゲームをつくっていくためにも。
打撃面では、今まで取り組んできたことが間違っていないことと課題の両面が現れた試合だったと思います。1回表、相手に1点を先制されての3回裏。この回までに打者が一巡しました。それぞれ2回目の打席を迎えます。1番が倒れ、2番 越中君がまず、ライトスタンドへホームラン。3番北村君が二塁打を放ち、4番が倒れたあと、5番の森山君が、打った瞬間ホームランと分かる打球で右中間スタンドへツーランホームラン。これで終わらず、6番の山本(善)がレフトスタンドへホームランを放ち一挙に4点をあげ、試合の主導権を握りました。本日の安打数は14。
私が星稜のトレーナーをさせて頂いて14年が経過しましたが公式戦での1イニング3ホーマーというのは記憶にありません。もしかしてそれ以前もあるのかどうか分かりませんね。それくらい今年の打線というのは、重量打線であり、きっちり繋がりのある打線になっています。
2番 越中君、ライトスタンドへのホームラン
4回から相手投手が変わり、その代りっ端、エラーも絡めて3点をとったわけですが、その後、自分を取り戻した相手投手からヒットが打てませんでした。金商の岩井君はスライダーにキレがある投手のようで、ここでは夏への課題が現れたんではないかなと思いました。夏の大会は相手も星稜を研究して、約2か月の間にそれぞれ成長して臨んできます。星稜もさらなる進化、成長を遂げ、さらに大きな姿となって夏を迎えて欲しいなと思いますね。
今年は、夏が終わるまで全勝が目標なので、まず石川県大会の優勝で第一段階がクリア―されたということでしょう。
北信越大会の本大会は、6月2日(土)~6月5日(火)にかけて福井県(福井県営球場・敦賀市総合運動公園野球場)で開催されます。抽選は5月24日です。
今年は、長野県からは、佐久長聖・地球環境、新潟県からは、日本文理・新潟明訓、富山県からは、不ニ越工業・富山第一、石川県からは、星稜・金沢商業、そして、何と波乱の福井県は代表がすべて県立高校という顔ぶれで、鯖江・美方・藤島・大野という顔ぶれです。常連校の福井工大福井・福井商・敦賀気比は夏の予選ではつぶし合いになるかも~ということですね。
ちょっと北信越大会情報でした。
さて、星稜はこの大会も全勝で第二段階をクリア―できるように頑張って欲しいと思います。私も全力でケアさせて頂きますよ
この試合は残念ながら、4回表までしか見ることができず、次の予定に向かったとさ~
好投手が多いと聞いています。
自慢の猛打で打ち砕いて欲しいですね。
敦賀は遠いので球場に行けないと思いますが
選手の皆さんは頂点目指して頑張って欲しいです。
コメントありがとうございます。
日本文理になるだろうと思いますが、野球は何が起こるかわかりません。一試合一試合、全力で戦うのみですね!
結果、努力した分の成績がそこにあるわけですしね。敦賀は遠いですね。私はラッキーボーイさんの分まで応援してきます。
土曜の夜にカツ丼食べるので勝つと信じています(笑)
チーム星稜として一人一人がやるべきことをしっかり自覚してぶつかっていって下さい。
試合レポート楽しみにしています。
了解いたしました。ラッキーボーイさん分まで応援してきます。
今日の夜は勝つ丼なんですね。福井開催なのでソース勝つ丼がいいかも(笑)。
コメントありがとうございます。
一県だけ優勝校がシードでなくなるということで日本文理になったようです。どちらにしても対戦しなくちゃいけない相手です。いいパフォーマンスが発揮できるように見守っていきたいです。いい試合になると思います。
文理相手になったら一回のような投球や守備してたらこうなりますよね。
畑中君が抑えられたのが唯一の収穫ですかね。
もう畑中君中心にした方がいいと思うんですけどね。打たれてとられてるんならまだいいけど、そうじゃないし。なんであそこまで引っ張る必要があるのかなと思いました。
夏に向けてもうそろそろ考えた方がいいんじゃないでしょうか
文理戦残念な結果になりました。今年のチームの負ける時の典型的なパターンだったような気がします。私も卒業生さんと同じく森山君の制球難はなかなか直らないので打者に専念させた方が良いのではないかと思います。
投手としての基本ストライクが入らないのでは話にならないと思うのですが。このままだと夏の県大会を勝ち抜くのも難しいのではないでしょうか。
星稜には全国制覇をしてほしいので厳しく書かせて頂きました。すみません・・・
私は過去に社会人野球で投手コーチをしたことがあります。高校出たてでコントロールが定まらない子がいました。まだ身体が成長中で一度感覚をつかんでも手足の伸長あって後日逆戻り。
この子の場合は、体がしっかりするまで二年間セットポジションで投げさせました。後にドラフト候補の投手に成長した私の成功例です。森山君も身体が成長の最中かと存じます。
文理戦観ました。森山君素材は一級品です。これからですよ。
コメントありがとうございます。
各監督の考えていることは推し量ることはできても真意のところはチームスタッフ以外誰にもわからないと思います。
なぜ、あそこで引っ張るか。それはそれなりの理由があったからこそ引っ張るのだと思いますね。夏は三年生にとって最後の年です。そこまで制球ができないならチームスタッフも考えるでしょう。しかし言えることは、1カ月でやれることがたくさんあるということです。やはり勝つには彼の力が必要です。そして、その力を持っています。試合だけ見るのと、練習からその過程を見ているのとでは違いますしね。
ただ私は、全力で選手が悔いなくプレーできるようにケアするのみです。今回の負けはトレーナーである私の責任でもあります。何とか彼を夏には嬉し涙で濡らすことができればと考えています。そして彼はやはり投手です。