二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第3回 石川県チャリティー100km歩行大会 ケア活動 参加①

2010年10月09日 | ボランティア活動
10月2日(土)から3日(日)にかけて開催された、第3回 石川県チャリティー100㎞歩行大会<(株)オハラ 主催>の歩行者ケア活動に参加しました。

今年も(社)石川県鍼灸マッサージ師会の方へ、前回、前々回と歩行者に鍼灸マッサージ施術が好評であったということでサポート依頼があったのです。

七尾市にある能登食祭市場をスタートし、ゴールは小松市のホテルグランディア小松エアポートという…、私には到底想像がつかない距離を歩くわけです。
限界に挑戦するのでゴールの先にある感動、感激、感謝を見つけに歩くのかもしれませんね。でも100kmですからね~

ケア活動は、チェックポイントで行うわけですが、2ヶ所で行いました。

①(株)オハラ  津幡町太田 60㎞地点 2日 午後7時~ 3日 午前2時30分
②三共フーズ  白山市松本 90㎞地点 3日 午前3時~11時30分

この2ヶ所で、それぞれ当師会会員が7名づつ施術に当たりました。

これがまた、2日 午後7時~翌3日 午前11時30分までと、いつもは夢の中にいる時間の活動は、これ体に効くんですね~ 効くというのは、こたえるということなんですがね

しか~し、皆さん、そこはプロです。若いころの徹夜を思い出して、逆に元気いっぱい、元気ハツラツ で頑張って頂きました。若手の先生から、ベテランの先生までが参加して頂き、奮闘してもらったお蔭で、無事活動も終了することができました。

大会への参加者は年々増加しているようで、今年は170名ほどの参加があったそうです。

パート①では、津幡町の(株)オハラでの活動の様子を報告



ベッド7台で鍼灸マッサージ施術&テーピング、足の豆の処置などを行いました。



どれだけの人が施術を受けるのかな~と思っていたら、この津幡のチェックポイントでは、なんと107名の方が施術を受けられたのです。かなりの確率ですよね

2ヶ所ともになのですが、歩行者の方々からは、
  「こんなケアを受けられるのは、有り難いことだわ」
  「これがあるから歩くことができる」
  「わー、足が軽くなった、痛みが楽になった」
  「最後まで歩けそう
などの感想が聞こえたことが印象的でしたね。



運動していると、鍼は本当に刺すか刺さないかくらいで効果があるんです。そして、円皮鍼といって、0.6mmから1mm程度の小さな鍼を下肢へ貼っておくと、これが筋肉の疲れに効果的なので~す



こちら、チェックポイント担当の受付嬢の皆さん。鍼灸マッサージの受け付けもやって頂きました。

ベテランの先生には、本当にお疲れさまでした。
でも、自分の仕事が直接”人に喜んでもらうことができる”ということは本当に幸せですね

二葉鍼灸療院 田中良和

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4 コメント

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お世話になりました! (おかん)
2010-11-12 20:06:20
初めまして!
実は、100kmウォークに参加して、針とマッサージの施術をしていただきました。このブログに掲載されているぶっとい足はワタクシです
あの時は本当に劇的に回復して、そのお陰で完歩することができました!
ありがとうございました!!!

それと、もともと膝痛があったのですが、あの
時の針治療のあと、とても楽になりました。
今後、また治療を受けたいと思っているのですが、どういうタイミング(痛みの有無とか)で
受けるのがいいのでしょうか?
差し支えなければ教えてください。
よろしくお願いします。
返信する
膝痛について (二葉院長)
2010-11-13 10:17:12
おかん さん

コメントありがとうございます。
大会当日は完歩、お疲れさまでした。完歩できて本当によかったです!

そ~でしたか、あの素敵な足は、おかんさんのものでしたか。素敵なおみ足を載せてしまってすいません。この足が一番ベストショットだったもので…嫌なら言ってくださいね。

鍼治療を受けて劇的に楽になった。そして、その後も以前からあった膝痛が楽だというのは、私たちも本当に嬉しいことですし、治療現場でのヒントにもなります。

さて、おかんさんの膝痛のことですが、足の状態と覚えている限りで申しますと、治療しても100km歩けるくらいですから、半月板や関節内の変形などはないでしょう。また靭帯なども大丈夫でしょう。そしたら後は筋肉です。
今までの膝の痛みは、運動不足から来る筋肉の衰えか、あるいは体重のかけかたや歩き方からくる筋肉のアンバランスか、その辺りが痛みとして、また、体のサインとして出ているのだろうと推測します。

鍼灸治療のかかり方ですが、まず痛みの程度にもよりますが、激痛以外ならば、早目に治療を受けたほうがいいと思います。そして、痛みや違和感があるうちは定期的に通院し、症状を軽減するとともに、歩行や運動療法を少し取り入れ、筋力を機能的にアップさせていくのがいいかと思います。

まだ若い治りやすいうちに対処しておくと、その後の体の状態も変わってくるでしょう。

もう一つ鍼灸治療のいい所は、痛みがなくても施術ができるということです。「少し疲れたな」「筋肉疲れたな」と思った時に、数回治療するだけで、100kmの時、体験したと思いますが、足の筋肉の循環が良くなり、自分の中にある体を治す力が潤滑に働くようになります。

あの現場で行った治療はあくまでも応急処置ですから、治療とは違います。各先生、治療方法に関しては少しずつ違いますので、その辺り来院前、あるいは来院時に説明してもらったほうがかかりやすいかもしれませんね。

あっ、やっていたらお詫びしますが、100kmの時だけでなくて、毎日、少しずつでも歩くようにしてくださいね!!
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治療について (おかん)
2010-11-13 19:19:44
お返事ありがとうございます。
何度か受診している整形外科では、「膝蓋腱が炎症している」と言われ、鎮痛薬と湿布での
対処をしてきました。
二葉先生がおっしゃる通り、半月板などの骨には異常はないと言われています。

体を動かすことが好きなので、自分では運動不足とは思っていませんが、オーバーウエイト
なのは間違いないです…(^_^;)

運動時はもちろん、日常的にも痛みがあるので、是非一度先生に診ていただきたいと思っています。
よろしくお願いします。
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膝蓋腱炎なんですね (二葉院長)
2010-11-15 12:28:36
おかん さん

コメントありがとうございます。

整形外科では、膝蓋腱炎と言われているんですね。ここで問題なのが、「なぜ、ここに痛み(炎症)が出るのか?」なんですね。そこが分かれば、シップではなしに、どうしたら痛みが出なくなるのか対処できるわけです。

ブログ見せて頂きましたが、登山をされるんですね。登山は下山の時に事故が多いようですが、筋肉や関節にかかる負担も実は下山の時に大きいのです。

膝で言えば、太ももの前の筋肉に負担がかかるということです(この筋肉の続きが膝蓋腱)。

日常も痛みがあるということは、立ち方、歩き方、体の重心がどこにあるか、そんなことが、膝全面に負担をかけ痛みが出ていることと推察いたします。

お時間のある時に、是非、鍼灸治療を受けてみてください。どうぞご来院くださいませ。

あっ、ちなみに、100kmの時に治療して頂いた先生は、東山の木本針灸接骨院の木本先生です。木本先生もベテランのいい先生です!
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