さて、このタイトルでは最後の記事を書きたいと思います
元気な精子(運動率や数)をつくるには何に気をつけたらいいか ということです。
以前の記事もご参考にしてみていただけると有難くおもいます
第2弾 : 「妊活は夫婦の共同作業~精子の生成から放出までの巻」
第3弾 : 「妊活は夫婦の共同作業~精液とは、精子とは!?の巻」
元気な精子をつくるために気をつけたいこと
1.太りすぎを改善
理解できない方はいないかと思います。上記、第3弾をご参考にしてください。
2.喫煙は良くないことは確かです
なかなかやめられないのがタバコの難点でしょうか。仕事でのストレス等で吸ってしまうのは理解できないことはありませんが、奥様のため、授かる子どもためなら、まだ禁煙のモチベーションは違ったものになるかもしれませんね。
以下は、リプロダクションクリニック大阪 松林秀彦先生の記事です。ご参考に
https://ameblo.jp/matsubooon/entry-11363518427.html
3.睾丸の温めすぎにご注意
これも上記、第3弾を参考にしてください。形態的に外に出ているという部分を考えてみてください。ただ、日常生活程度のお風呂へ入るなどの温めるは全く問題ありません。特別にサウナへ長時間入る習慣や岩盤欲を長時間行うことが習慣となっている方は注意が必要かもしれません。
4.飲み過ぎにご注意
飲酒の過剰摂取は、精子の質、数に影響を及ぼします。全く飲むなということではありません。でも一杯がきっかけでたくさん飲んでしまう方は、妊活中に飲酒は控えた方がいいのかもしれませんね。
以下は、ご参考記事です。
http://www.mag2.com/p/news/13991
5.禁欲期間は短い方がいい
禁欲期間は出来る限り短い方がよいようです。毎日精子はつくられますので、溜めておいてもいいことはありません。そのような研究結果も出ています。できれば3日以上は開けないようにした方がいいかと思います。
以下、ご参考記事として両角レディースクリニックの両角和人先生のサイトです。
http://morozumi.info/infertility/
6.睡眠不足・不眠を改善
睡眠は一日の3分の1、ということは、人生の3分の1を締める大切な時間です。体を休息し、活動する朝から昼に向け、脳を含めた様々な身体機能をリセットするために重要な時間です。また、睡眠不足はストレスとも関連しています。
以下、国立精神・神経医療センターの記事。ご参考に(ちょっと難しいですが)。
http://www.ncnp.go.jp/press/press_release130214.html
7.過度なストレスを軽減
これも何となく納得できるかと思います。それぞれのストレス解消法があると思いますが、鍼灸治療もストレス軽減、ストレスによる症状の改善に効果的です。
以下、両角先生のブログからです。ご参考に。
https://ameblo.jp/kazutom/entry-11007994370.html
当院の修行した東洋医学研究所®HPの記事(不定愁訴に対する鍼治療)です。ご参考に
http://www.touyouigaku.org/blog/2012/08/1-1-329391.html
8.ある種の育毛剤にご注意
男性型脱毛症で悩む方に効果的な、フィナステリド(プロペシア・プロスカー)の作用は、男性ホルモン(アンドロゲン)の働きを抑制して効果を発揮します。その影響で精子や男性機能に影響することが報告されているそうです。
以下、その記事です。ご参考ください。
http://www.mamagohan.info/danseihunin/ikumouzai.html
9.偏った食事の改善
食事は東洋医学では、後天の元気といって体の氣や血を養い、元気な身体をつくり、活動する上で重要な事項です。これは今も昔も、国籍も、人種もまったく関係なく当然のことだと思います。
できるだけ自分の生活に見合ったもので良いかと思いますので、和食を中心としたバランスの良い食事を心がけることが大切だと思います。そこに少しタンパク質摂取を多くすることもポイントかなと思います。
できることを一つでも多く行って、生活状況に応じて食事をとることが大事かなと考えます。
以下、上記、松林先生のブログです。ご参考に。
https://ameblo.jp/matsubooon/entry-12103488654.html
10.睾丸の締め付け、圧迫にご注意
自転車を長時間乗る、締め付けの強いパンツを履く、長時間車の運転をする仕事に就いているなど、要は圧迫や締め付けにより血流が悪くなり、精巣での体温の発散が上手くできなくなることが問題です。また締め付けの強い下着により身体に睾丸が近づくと温度が上昇することになります。
すこし頭に置いていただき改善していっていただきたいと思います。
以下、こちらも松林先生のブログより。ご参考に
https://ameblo.jp/matsubooon/entry-11366458733.html
4回にわけて精子や精液についてみてきましたが、いかがだったでしょうか。
私も勉強させていただきながら、いろんな発見がありました。
ここで言えることは旦那様においても、「人事を尽くして天命を待つ」です。 というのは、元気な精子であっても、排卵された卵子との関係でうまく受精しない場合もあります。また、精索静脈瘤や精細管に精祖細胞が無いなど、器質的原因は別問題ですが、生活習慣を改善したとしても、毎回、元気な精子が出てくるわけではありません。受精するわけでもありません。そのための顕微受精でもあります。
ただ、より確率を増すために、奥様だけではなく、旦那様も人事を尽くす努力が必要なのだということのご参考になればいいかなと考えております。
結局は、周囲の誰のためではなく、愛するあなたの子どもが欲しい、キミの子どもが欲しいなのだと思います。
そして、お互いがその努力や思いやりを尊敬しあい、感じ合うことは、脳や身体の変化にも繋がっていくのだろうと思います。ここにはエビデンス(科学的根拠)などというものは関係なく、まさしく氣の流れの世界になってくるのかなとも感じます
よく頑張ったよね と思い合える関係が、結果的にどちらの道に進むにしても、ご夫婦の明るい次のステップに進み、成長していけるのではないでしょうか。
当院でも、お時間のある時は出来る限りお話をお聞きするようにさせていただいております。鍼灸施術で、可愛い天使ちゃんを望むご夫婦の少しでも支えになれば、少しでも病院での治療の確率を上げることができれば、そんな想いで施術させていただいております。
なにかご相談等がございましたら、いつでもご連絡くださいませ~
最後までお読みいただき、ありがとうございます
サポートした方は元看護助手の4児の母。
生まれた赤ちゃんを抱きかかえたんですね。
元気で生まれてきて良かったです!
女性のパワーを感じました。
男の私にはできません。
女性強し!
コメントありがとうございます。
ありましたね。
すさんだニュースが多い中で、本当に助け合いというか心温まる話だと思います。
誰かのために、その瞬間に全力を尽くすことを教えていただいた気分です。
で、女性はやはり強いです。
芯の強さというか、男性より度胸ある人がたくさんいます。根本はいろんな意味で女性が強いのかな~とも感じます。
生まれてきた子が、元気に育って、自分の出産秘話を語れる日が来るんでしょうな~どんな大人になるか楽しみです!