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11月23日(水祝 勤労感謝の日)、かねてから参拝に行きたかった伊勢神宮へおかげ参りに行ってきました。
いや~、それにしてもやっとブログが書ける時間ができました。時間の使い方が下手なのもあり、これからもやること山積です。
数年前から伊勢神宮へ行きたいな~と思いながらなかなか実現しませんでした。我が古くからの友が神社仏閣、聖域への造詣が深く、よく行っているので、その影響も受けているかもしれません。いいことは伝播すればいいんですがね
本日は母を引き連れて行ってまいりました。昨年の11月23日は思い立って京都の鈴虫寺へ行ってきたわけですが、今年は伊勢神宮でした。片道3時間40分ほどかかりました。お陰さまで昨年、車を新しく買いましたので、快適に身体的疲れもなく旅ができました。有難いことです。
週間天気予報では、この日は雨だったのですが、金沢を出る時は晴れ。伊勢神宮をまわっている時はくもりでした。雨も降ることなく、あまり寒くもなく、ベストなタイミングで伊勢神宮に行けたかなと思います。
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火除橋
伊勢神宮について少しお勉強。自分の記憶のために。
伊勢神宮の正式名称は「神宮」で、熱田神宮、鹿島神宮や明治神宮など、日本には多くの神社がありますが、ただ一言で「神宮」で通るのは伊勢の神宮のみなのだそうです。日本神社界の中心です。
また伊勢神宮とは一つの御宮をさすのではなく、天照坐皇大御神(アマテラシマススメオオミカミ)が御祭神の皇大神宮(内宮)と豊受大御神(トヨウケオオミカミ)が御祭神の豊受大神宮(外宮)を中心に、それぞれ別宮、摂社、末社、所管社からなる百二十五社の総称だそうです。伊勢一帯の広がっています。
神社に造詣の深い友人Y(鍼灸師仲間&小学校の同級生)から、「伊雑宮(イザワノミヤ)」も行ってくるといいよ、とアドバイスを受けていたのですが、時間がなく断念。今度行ってきたいと思います。いつになることやら…。
神宮の宮域は五千五百ヘクタール。伊勢市の四分の一ほどを占めるそうです。東京都世田谷区の面積と同じ。神域にあたる二千五百ヘクタールは、御鎮座依頼、斧を入れない決まりで、人の手を入れない自然林です。残り三千ヘクタールは宮域林であり、檜などの針葉樹や広葉樹を植林して、将来の御造営用材となる樹木が育てられており、森としての機能も保っているそうです。
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参拝順序は「外宮」→「内宮」が古来からの習わしとされています(外宮先祭)。天照大御神が「お祭りでは豊受の神を先に」と命じたためと伝えられているそうです。天照大御神は、あらゆる生命を育む太陽にも例えられる御祖神(天)であり、日本国民の総氏神です(約二千年前の垂仁天皇の御代に、五十鈴川の川上に御鎮座された)。豊受大御神は、衣食住をはじめとする産業の守り神(地)です。天照大御神に食事をお供えする御ケ都神(ミケツカミ)でもあります(約千五百年前の雄略天皇二十二年、伊勢の地に招かれ、山田原に御鎮座された)。
ということで、まず地である豊受大神宮(外宮)にご参拝し地に足を付け、心の土台を固めてから、天である皇大神宮(内宮)へご参拝することで、天地の有難さが分かり、人というものが何であるかが理解できるのでしょう。
また、できることなら両宮を参拝したほうがいいそうです。昔の人は片参宮になることを嫌ったようです。
内宮、外宮ともにそうだったのですが、駐車場もスムーズに入ることができ、いろんな意味でスムーズに事が運びました。やっぱりお伊勢さんに行くのはこの日だったんでしょうね。
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多賀宮(たかのみや)
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多賀宮と大木と母上
多賀宮は、御正宮(ごしょうぐう)に次ぐ別宮で、豊受大御神の荒御魂(あらみたま:行動的で力強い働きのお姿 、対して平和で穏やかなお姿を「和御魂 にぎみたま」と言う)をお祀りしてあります。
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風宮(かぜのみや) 風雨の順調を司る神様です。
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神楽殿
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清盛楠
およそ八百年前、平清盛が天皇のお遣いとして国家平安の祈願のために参拝したおり、冠にこの楠の枝がさわったので枝を切らせたというエピソードが伝えられているそうです。んん~清盛と言う人物はどんな人だったのでしょうかね。
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勾玉池の前に、平成24年オープンの「せんぐう館」が建設中でした。外宮前の山田の町を活性化することも含めて、未来永劫に続けていかなければならない御遷宮を知って頂き、「式年遷宮とは何か?」「神宮とは何か?」を理解してもらうための展示をしていく施設だとか。
その他にも、外宮一帯の土地の守り神が祀ってある「土宮」(つちのみや)、、下御井神社(しものみいのじんじゃ)などにもお参りしてきました。
さて、御正宮でご参拝
ただ参拝するだけでなく、参拝後、静粛な気持ちでそこにしばし、たたずんでみました。
周囲の自然と一体となる気持ちで、声なき声に耳を澄ましてみました。
そこで私の心に浮かんだもの…
「静寂 静寂の大切さ」
でした。
何事があろうと心は明鏡止水の如く、静寂に、そして、落ち着いて判断しなさいといことなのでしょうか。静寂の中で思考することの大切さなのでしょうか。私の心の中に浮かんだ言葉は、そんな声なき言葉でした。
町中とは違う、清く、きりっとした空気だから感じることができるのか、ここが特別な空気、場であるから感じるのかは分かりませんが、神宮はやはり特別な場所なんだろうなと思いました。鳥居をくぐり、御正宮に近づくにつれ、ひんやりとした空気が感じらたのもそんなことなのかもしれません。
外宮到着が10時40分くらいで朝だったからか、人も多くなく、ゆっくりご参拝することができました。ゆったりし、スッとした気持ちで外宮を後にして、内宮へ向かったのでした。~つづく
~
二葉鍼灸療院 田中良和
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いや~、それにしてもやっとブログが書ける時間ができました。時間の使い方が下手なのもあり、これからもやること山積です。
数年前から伊勢神宮へ行きたいな~と思いながらなかなか実現しませんでした。我が古くからの友が神社仏閣、聖域への造詣が深く、よく行っているので、その影響も受けているかもしれません。いいことは伝播すればいいんですがね
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本日は母を引き連れて行ってまいりました。昨年の11月23日は思い立って京都の鈴虫寺へ行ってきたわけですが、今年は伊勢神宮でした。片道3時間40分ほどかかりました。お陰さまで昨年、車を新しく買いましたので、快適に身体的疲れもなく旅ができました。有難いことです。
週間天気予報では、この日は雨だったのですが、金沢を出る時は晴れ。伊勢神宮をまわっている時はくもりでした。雨も降ることなく、あまり寒くもなく、ベストなタイミングで伊勢神宮に行けたかなと思います。
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火除橋
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伊勢神宮について少しお勉強。自分の記憶のために。
伊勢神宮の正式名称は「神宮」で、熱田神宮、鹿島神宮や明治神宮など、日本には多くの神社がありますが、ただ一言で「神宮」で通るのは伊勢の神宮のみなのだそうです。日本神社界の中心です。
また伊勢神宮とは一つの御宮をさすのではなく、天照坐皇大御神(アマテラシマススメオオミカミ)が御祭神の皇大神宮(内宮)と豊受大御神(トヨウケオオミカミ)が御祭神の豊受大神宮(外宮)を中心に、それぞれ別宮、摂社、末社、所管社からなる百二十五社の総称だそうです。伊勢一帯の広がっています。
神社に造詣の深い友人Y(鍼灸師仲間&小学校の同級生)から、「伊雑宮(イザワノミヤ)」も行ってくるといいよ、とアドバイスを受けていたのですが、時間がなく断念。今度行ってきたいと思います。いつになることやら…。
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神宮の宮域は五千五百ヘクタール。伊勢市の四分の一ほどを占めるそうです。東京都世田谷区の面積と同じ。神域にあたる二千五百ヘクタールは、御鎮座依頼、斧を入れない決まりで、人の手を入れない自然林です。残り三千ヘクタールは宮域林であり、檜などの針葉樹や広葉樹を植林して、将来の御造営用材となる樹木が育てられており、森としての機能も保っているそうです。
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参拝順序は「外宮」→「内宮」が古来からの習わしとされています(外宮先祭)。天照大御神が「お祭りでは豊受の神を先に」と命じたためと伝えられているそうです。天照大御神は、あらゆる生命を育む太陽にも例えられる御祖神(天)であり、日本国民の総氏神です(約二千年前の垂仁天皇の御代に、五十鈴川の川上に御鎮座された)。豊受大御神は、衣食住をはじめとする産業の守り神(地)です。天照大御神に食事をお供えする御ケ都神(ミケツカミ)でもあります(約千五百年前の雄略天皇二十二年、伊勢の地に招かれ、山田原に御鎮座された)。
ということで、まず地である豊受大神宮(外宮)にご参拝し地に足を付け、心の土台を固めてから、天である皇大神宮(内宮)へご参拝することで、天地の有難さが分かり、人というものが何であるかが理解できるのでしょう。
また、できることなら両宮を参拝したほうがいいそうです。昔の人は片参宮になることを嫌ったようです。
内宮、外宮ともにそうだったのですが、駐車場もスムーズに入ることができ、いろんな意味でスムーズに事が運びました。やっぱりお伊勢さんに行くのはこの日だったんでしょうね。
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多賀宮(たかのみや)
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多賀宮と大木と母上
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多賀宮は、御正宮(ごしょうぐう)に次ぐ別宮で、豊受大御神の荒御魂(あらみたま:行動的で力強い働きのお姿 、対して平和で穏やかなお姿を「和御魂 にぎみたま」と言う)をお祀りしてあります。
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風宮(かぜのみや) 風雨の順調を司る神様です。
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神楽殿
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清盛楠
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およそ八百年前、平清盛が天皇のお遣いとして国家平安の祈願のために参拝したおり、冠にこの楠の枝がさわったので枝を切らせたというエピソードが伝えられているそうです。んん~清盛と言う人物はどんな人だったのでしょうかね。
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その他にも、外宮一帯の土地の守り神が祀ってある「土宮」(つちのみや)、、下御井神社(しものみいのじんじゃ)などにもお参りしてきました。
さて、御正宮でご参拝
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ただ参拝するだけでなく、参拝後、静粛な気持ちでそこにしばし、たたずんでみました。
周囲の自然と一体となる気持ちで、声なき声に耳を澄ましてみました。
そこで私の心に浮かんだもの…
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何事があろうと心は明鏡止水の如く、静寂に、そして、落ち着いて判断しなさいといことなのでしょうか。静寂の中で思考することの大切さなのでしょうか。私の心の中に浮かんだ言葉は、そんな声なき言葉でした。
町中とは違う、清く、きりっとした空気だから感じることができるのか、ここが特別な空気、場であるから感じるのかは分かりませんが、神宮はやはり特別な場所なんだろうなと思いました。鳥居をくぐり、御正宮に近づくにつれ、ひんやりとした空気が感じらたのもそんなことなのかもしれません。
外宮到着が10時40分くらいで朝だったからか、人も多くなく、ゆっくりご参拝することができました。ゆったりし、スッとした気持ちで外宮を後にして、内宮へ向かったのでした。~つづく
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二葉鍼灸療院 田中良和
神宮で最も重要な祭りの一つである新嘗祭の日に、参拝されたんですね(^^)
祝日で混雑が予想されるところですが、無事滞りなく参拝できたご様子から、田中先生の日ごろの行いの素晴らしさが伺えます!
僕も外宮を参拝すると、身の引き締まる凛とした、それでいて心地よい空気を感じます。
静寂の大切さが浮かびましたか~
参考にさせていただきます(^^)
コメントありがとうございます。
そう、最も重要なお祭の日に行っていたのです。私の心がけがいいかどうかは分かりませんが、有難いことです。これは母の行いがいいからでしょう。私一人だったら…早く二人で行けるように頑張りましょう!!
そう身の引き締まるような凛とした感じ、その感覚分かる気がします。