11月23日、伊勢神宮へご参拝
内宮の御祭神は天照坐皇大御神(アマテラシマススメオオミカミ)。日本国民の総氏神様です。
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宇治橋を渡り内宮へ
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ご奉献酒
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式年遷宮とは、二十年に一度、神様を新しい御宮にお遷しし、神の力の永遠を祈る大祭です。その際、神殿、御装束・神宝などの調度品まで一切を新調します。神宮最大のお祭りであり、持統天皇四年(690年)の第一回遷宮以来、千三百年以上の伝統があるそうです。
その第62回の式年遷宮が平成17年から準備が始まり、平成25年に行われるということです。
式年遷宮は、すべてを新調するので、神殿建築にかかわる人、茅葺屋根を葺く人、布や装束、鏡、刀、機、琴など調度品に至っては図面をつくるところから始めるそうです。
これ神様云々ということもありますが、20年に一度行うことによって、技術が棟梁から若手に伝えられます。ベテランから若手への技術の伝承です。これを聞いた時、「すごいシステムや」と思いました。それもきっちり伝えられていくそうです。当たり前ですが。遷宮を行う技術に関しては、伝統をそのまま受け継いでいるのです。私も技術屋ですので、この伝承方法と、何千年という長い月日を、関る人すべてが正しく伝承し、今後も伝承していくというところに神宮の凄さを感じました。
東洋医学、鍼灸医学に思いを馳せながら…この話すると長くなるのでやめます。
内宮の景色は、外宮よりさらに深い感じがしました。そして外宮より空気がひんやりして厳かさを感じました。
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五十鈴川御手洗場から観た五十鈴川
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斜めになりながらイキイキと育っている大木に湧きでるパワーを感じました
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神楽殿
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籾だね石
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これだけの大木が育つということは、木に目がいきがちですが、やはり天の光が上手く当たることと、肥沃な土壌だと思いますね。木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」ではありませんが、美味しいリンゴはどのような土地で育つか、また、どれだけ自然の状態で育つかということなんですよね。
そんな木々を拝見しながら、人も土台の大切なんだな~とシミジミ思いました。内宮の大木のように太くなれるか…肥沃な土壌をつくっていかないとね
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御厩(みうまや) 神馬は残念ながら拝見できませんでした~
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荒祭宮(あらまつりみや)
天照坐皇大御神の荒御魂(あらみたま)がお祀りしてあります。
さて、三十段ほどの石段を登ったところに御正宮があります。ここはさらに何か荘厳な感覚になりました。きりっと空気が締まり身体に筋が通って勇気が湧いてくるといった感覚でしょうか。そこで再び静寂の中、自然と融け合い、声なき声、言葉に意識を向けてみました。
私の心の奥からは…「ただそこにおわします」「神はいつもここにあり、あなたの中にもある」、そんな声なき言葉が響いてきました。
私は霊感なんてものはありませんが、人の意識というのは、純粋に、静寂に、集中することによって、脳を様々な形に活性化できるのではないかな~なんて思いましたね。
神様はいつも傍におり、良いことを行う時も、悪いことを行う時も、常に観ておられるんでしょうね。そして、自分の中の神様を見失うと、それなりの結果が人生に現れてくるのでしょう。だから、日々感謝であり、人は生かされているということを常に意識することが大切なのだと思いますね。
荒祭宮では…「感謝と笑顔」という言葉が浮かんできました。有難いことです。
お伊勢参りに年間約五百万人が訪れるそうです。スゴイですよね。
「一生に一度はお伊勢参り」、なぜ、私も含めて皆さん参拝に来たいと思うのでしょうか。伊勢神宮に行って思ったことは、何か宇宙のようなものを感じる~でした(行ったことはありませんが
)。
なぜ
私たちの地球は太陽系に属します。太陽系は銀河系の大きな集団の中の一員です。銀河系の中には太陽のような惑星(恒星)は約2000個もあると言われています。銀河系は円盤状の形をしていて、円盤の半径は約5万光年(光の速さで約10兆キロメートル)です。太陽系は、その銀河系の中心から約3万光年離れた片田舎の場所にあります。
銀河のような集団は見えているだけで1000個あると分かっています。銀河もさらに集団をつくる傾向があり、10個程度を銀河群、100個以上になると銀河団と呼ばれるそうです。銀河団や銀河群もさらに集まって超銀河団をつくります。3億光年もの大きさがあり、2000個の銀河の大集団である「おとめ座大銀河団」、その端のほうに私たちが属する銀河群があります。
現在までに発見されている最も遠い銀河は132億光年の彼方にあります。
科学が発展し、マクロからミクロまでいろんなことが分かってきた宇宙でさえ、未だ「95%が正体不明」なんです。宇宙はなぜ出来たのか… 宇宙にはどんな物質があるのか…
宇宙の話になりましたが、現在の人の叡智では計り知れない畏怖すべき存在ではありますが、宇宙がそこにあるということは確かです。いや~何が言いたいかというと、そこに伊勢神宮があるから参拝するのだと思うからです。何か分からんけど、そこに畏怖すべき、崇めるべき何かがあるから、根源的何かがあるから、神仏に手を合わせ、参拝するんではなかろうか…なんて思った次第です。
この伊勢神宮ご参拝は、何か私の意識に変化の種が植えられたような感じでした。どんな芽が出て、葉がつき、花が咲くかは、私もお楽しみですね
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あっ、どんな種ができるかもね
いい体験をさせて頂きました~
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二葉鍼灸療院 田中良和
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内宮の御祭神は天照坐皇大御神(アマテラシマススメオオミカミ)。日本国民の総氏神様です。
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宇治橋を渡り内宮へ
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ご奉献酒
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式年遷宮とは、二十年に一度、神様を新しい御宮にお遷しし、神の力の永遠を祈る大祭です。その際、神殿、御装束・神宝などの調度品まで一切を新調します。神宮最大のお祭りであり、持統天皇四年(690年)の第一回遷宮以来、千三百年以上の伝統があるそうです。
その第62回の式年遷宮が平成17年から準備が始まり、平成25年に行われるということです。
式年遷宮は、すべてを新調するので、神殿建築にかかわる人、茅葺屋根を葺く人、布や装束、鏡、刀、機、琴など調度品に至っては図面をつくるところから始めるそうです。
これ神様云々ということもありますが、20年に一度行うことによって、技術が棟梁から若手に伝えられます。ベテランから若手への技術の伝承です。これを聞いた時、「すごいシステムや」と思いました。それもきっちり伝えられていくそうです。当たり前ですが。遷宮を行う技術に関しては、伝統をそのまま受け継いでいるのです。私も技術屋ですので、この伝承方法と、何千年という長い月日を、関る人すべてが正しく伝承し、今後も伝承していくというところに神宮の凄さを感じました。
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東洋医学、鍼灸医学に思いを馳せながら…この話すると長くなるのでやめます。
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内宮の景色は、外宮よりさらに深い感じがしました。そして外宮より空気がひんやりして厳かさを感じました。
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五十鈴川御手洗場から観た五十鈴川
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斜めになりながらイキイキと育っている大木に湧きでるパワーを感じました
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神楽殿
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籾だね石
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これだけの大木が育つということは、木に目がいきがちですが、やはり天の光が上手く当たることと、肥沃な土壌だと思いますね。木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」ではありませんが、美味しいリンゴはどのような土地で育つか、また、どれだけ自然の状態で育つかということなんですよね。
そんな木々を拝見しながら、人も土台の大切なんだな~とシミジミ思いました。内宮の大木のように太くなれるか…肥沃な土壌をつくっていかないとね
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御厩(みうまや) 神馬は残念ながら拝見できませんでした~
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荒祭宮(あらまつりみや)
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天照坐皇大御神の荒御魂(あらみたま)がお祀りしてあります。
さて、三十段ほどの石段を登ったところに御正宮があります。ここはさらに何か荘厳な感覚になりました。きりっと空気が締まり身体に筋が通って勇気が湧いてくるといった感覚でしょうか。そこで再び静寂の中、自然と融け合い、声なき声、言葉に意識を向けてみました。
私の心の奥からは…「ただそこにおわします」「神はいつもここにあり、あなたの中にもある」、そんな声なき言葉が響いてきました。
私は霊感なんてものはありませんが、人の意識というのは、純粋に、静寂に、集中することによって、脳を様々な形に活性化できるのではないかな~なんて思いましたね。
神様はいつも傍におり、良いことを行う時も、悪いことを行う時も、常に観ておられるんでしょうね。そして、自分の中の神様を見失うと、それなりの結果が人生に現れてくるのでしょう。だから、日々感謝であり、人は生かされているということを常に意識することが大切なのだと思いますね。
荒祭宮では…「感謝と笑顔」という言葉が浮かんできました。有難いことです。
お伊勢参りに年間約五百万人が訪れるそうです。スゴイですよね。
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なぜ
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私たちの地球は太陽系に属します。太陽系は銀河系の大きな集団の中の一員です。銀河系の中には太陽のような惑星(恒星)は約2000個もあると言われています。銀河系は円盤状の形をしていて、円盤の半径は約5万光年(光の速さで約10兆キロメートル)です。太陽系は、その銀河系の中心から約3万光年離れた片田舎の場所にあります。
銀河のような集団は見えているだけで1000個あると分かっています。銀河もさらに集団をつくる傾向があり、10個程度を銀河群、100個以上になると銀河団と呼ばれるそうです。銀河団や銀河群もさらに集まって超銀河団をつくります。3億光年もの大きさがあり、2000個の銀河の大集団である「おとめ座大銀河団」、その端のほうに私たちが属する銀河群があります。
現在までに発見されている最も遠い銀河は132億光年の彼方にあります。
科学が発展し、マクロからミクロまでいろんなことが分かってきた宇宙でさえ、未だ「95%が正体不明」なんです。宇宙はなぜ出来たのか… 宇宙にはどんな物質があるのか…
宇宙の話になりましたが、現在の人の叡智では計り知れない畏怖すべき存在ではありますが、宇宙がそこにあるということは確かです。いや~何が言いたいかというと、そこに伊勢神宮があるから参拝するのだと思うからです。何か分からんけど、そこに畏怖すべき、崇めるべき何かがあるから、根源的何かがあるから、神仏に手を合わせ、参拝するんではなかろうか…なんて思った次第です。
この伊勢神宮ご参拝は、何か私の意識に変化の種が植えられたような感じでした。どんな芽が出て、葉がつき、花が咲くかは、私もお楽しみですね
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あっ、どんな種ができるかもね
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いい体験をさせて頂きました~
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二葉鍼灸療院 田中良和
以後、参拝するたびに新たな感動に包まれ、とてもありがたく感じています。
どんな、芽が出て花が咲くか楽しみにしてますね~♪
コメントありがとうございます。
西行さんの短歌、知ってますよ。ほんとそんな心境でした。と言っても、私はまだ涙が出るほどではありませんでしたけどね。また行きたいと思います。
どうも種は自分の中にあったようです。お伊勢さんへ行って、それが刺激を受けて成長を促されたようです。そんな感じですかね。さ~て、どんな花が咲くことやら。