二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

アフガニスタンからお金の使い方を考えてみた ①

2009年07月07日 | 社会
本日の新聞にも新彊ウイグル自治区で暴動が起こり140名以上の人々が死亡したニュースが新聞の1面を飾っていました。悲しいことです。

イラン、インド、パキスタン、アフガニスタン、中国内陸部などアジア一帯が不穏な空気に包まれています。9・11テロはアルカイーダの犯行だとしたアメリカ政府は、その指導者ウサマ・ビン・ラディンを匿っているタリバンを攻撃目標にしアフガンを戦争に巻き込みました(真実なのかは…)。また、イラクにおいては、フセイン大統領が核兵器を保持しているとして、イラクを戦争に引き込み、フセイン大統領を処刑しました。その後、核兵器など大量破壊兵器はイラクには確認されず虚報であったことが分かりました。そのために多くのイラクの罪なき人々が死亡し、またイラク・アメリカ両軍関係者にも多くの死者がでました。

戦争は世界の平和と愛を求める多くの人々、あるいは地球という環境においても、利益になるものは何も生みません。生むとしたら、戦争を利益として、あるいは地下資源を我が物にし、資本主義経済(お金)における冨を手中にしようとする人たちにとっては利益となるのでしょう。実際、イラクはアメリカがイラクに攻め入る前よりも悲惨な状態になっているようです。また、イラクの国益を生む石油がメジャーはじめ多くの外資に油田開発の権利を入札という形で渡してしまいました。いろんなことが新聞に書かれていますが、これで軍事的にも、経済的にもイラクは占領されたのではないのかなと私は思ってしまいました。

イラク、アフガンは、9・11同時多発テロにおいて、アルカイーダという本当にあるのか、ないのか分からない組織のとばっちりを受けて戦争を起こされてしまいました。実は、そこには地下資源をめぐる裏の事情も見え隠れしています。また、9・11同時多発テロ自体、真相が解明されていません。ビルの破壊のされ方、ペンタゴンの飛行機が突入した場所の矛盾、火災では特殊合金で出来ていたツインタワービルは崩壊すること自体おかしく矛盾している、など、矛盾だらけのあの事件は真相を解明すると、様々な嘘がたくさん出てきそうなニオイさえします。日本政府も29名もの尊い日本人の命を失われたにも関わらず、アメリカ政府に真相追及の要求もしていません。それを命をかけて国会で、様々な場所で訴えているのは、民主党の藤田議員です。国民の安全を守るのは政府の責任ではないでしょうか。

私たち日本のある極東アジアも世界の情勢に呼応するかのように北朝鮮のミサイル問題に揺れています。日本政府は新型ミサイルの導入や、戦闘機の購入も行うようですが、本当に北朝鮮からミサイルが発射されたのを確認した人がいるのでしょうか北朝鮮がミサイルを撃ってくる=防衛費を値上げして対抗する武器を買え!…そんな短絡的な思考でいいのかと思ってしまいます。本当に北朝鮮がミサイルを発射したのかは私たちはテレビの映像やニュースで間接的に知るだけです。本当なのかと考えることも必要だと思うのです。数十億円もする戦闘機や武器を買うくらいなら他のお金の使い道がたくさんあるように思います。

戦争で平和は実現しません。皆が幸せに暮らせる世界をつくることもできません。地球環境も破壊します。炭酸ガスの排出削減を行うなら、まず、戦闘機、戦車、ミサイルなどの武器、戦艦、劣化ウラン弾、白リン弾、クラスター爆弾など罪もない人たちを傷つけ、地球環境を破壊するものをまず削減すべきでしょう。

日本はすごく物質的には豊かです。しかし、これは世界の多くの人たちのおかげ様で成り立っています。日本だけで食料を自給することもできないし、エネルギーをつくることもできません。物をつくる原料もありません。しかし、世界の富はほんの2~3割の人が享受しているだけで、多くの世界の人々は、貧困、国家戦争、民族紛争、搾取、人身売買など悲惨な状況の中で暮らしています。それも皆、先進国という(本当に先進なのか)国に住む人々のために富が流れていってしまうのです。当の先進国でも格差、倒産など多くの問題が噴出し、資本主義経済、グローバル経済という一部の人だけに富を集中させるシステムの破綻が浮き彫りになってきているように感じます。

現代社会ではお金は大切なものです。確かにそうです。しかし、使い方が大切です。お金は手段であって目的や目標ではありません。夢を実現するための手段に使われるものです。世の中を見回すと、日本だけを観ても、「こんなところにお金を使わなくても…無駄」「公金をこんな使い方するなんて…」という例がすぐに発見できるのではないでしょうか。自分の生活に置き換えてもそうかもしれません。

お金は生まれるべくして生まれたのなら、その使い方、そのお金を使う人の心によりお金の価値が左右されることになります。自分の私腹を肥やしどんな方法を使ってもお金を目的として奪い使うのか、世のため人のために役立つ自分をつくるためにはどうしたらいいかという心持ちでお金を使うか、まったくお金の価値が変わってくると思うのです。

長くなりましたのでパート2へ つづく

二葉鍼灸療院 田中良和
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人生、常に勉強!

2009年07月06日 | 言葉のちから 心のちから
7月に入り、忙しい日々が続いています。日々の臨床、勉強会などもさることながら、鍼灸業界の用事、そして私のライフワークである高校野球と、本当にありがたいほど忙しく動き回らせて頂いてます(マグロのように常に一日中動いている感じ

鍼灸医療は死ぬまで勉強。人生、日々の生活で起こる出来事も常に勉強です。

≪少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず。≫

【少年の時に学んでおけば、壮年になって役に立ち、何事かをなすことができる。壮年の時に学んでおけば、老いても気力の衰えることがない。老年になって学んでおけば、若い者を指導することができ、死んでからもその名が朽ちることはない。】

『佐藤一斎 一日一言「言志四録」を読む』 
            渡邉五郎三郎 監修


いつになっても目標を持ち、向上心を持ち、勉強に励むことが人生には大切だということですね。

私の師匠の黒野先生もしかり。一番身近に過去、現在を通じて実践されているお手本です。また、周囲にはお手本になる先輩方が多いのです。私の職業だけに限らず、野球、患者様などいろいろな所からの学びがあるんです。

私は、今はまだ少年だから…壮年になってから役に立つように情熱的に、積極的に、楽しく、笑顔で、人生や仕事の勉強に励んでいきたいですね
それには素直さや感謝も大事です。

二葉鍼灸療院 田中良和
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星稜 練習試合(対 福井工大福井)

2009年07月03日 | 高校野球
6月28日(日)、久しぶりに2週続けて練習試合を観に行けました。先週は名古屋で試合を観てきたので、選手がどれだけ成長しているか楽しみでした。

練習試合
 
 星稜福井工大福井(福井) 星稜高校野球場


もうすぐ夏の甲子園に向けての県予選が始まります。この時期の一試合一試合が特に大切になってきます。これはどこのチームでも同様であると思います。本日のゲームは、先週の愛工大名電の反省を生かしていたのか、それとも悔しさを持って試合に臨んだのかは分かりませんが、2試合ともにいいゲームでした。




不安であった投手陣も上り調子、何より打線がここ最近にないくらい振れてきています。まだまだ不調の選手もいますが、それも夏に活躍するための順調な不調であると信じています。

また、守備の時、ピンチであっても、順調なときでも、守っているすべての野手が声を掛け合っていたのが、すごくいいと思いましたね。何か一つの目標に向け、心が一つの方向に向かってきた そんな感じがあります。



福井高校は、非常に打撃はパワフルであるし、投手を中心とした強いチームです。福井県でも常に上位に名を馳せている高校です。福井県大会でも頑張ってほしいと思います。

さて、夏の甲子園が近づくと、お腹の底のほうから湧き出てくる”何か”があるんですよね~ 夏が大好きな原因の一つでしょう。 血が騒ぐと言いますか、自分が野球が好きなことが実感できる季節です。その野球に携わって仕事ができることは、すごく有りがたいことであり、本当に感謝、感謝です。

選手の能力をすべて夏の大会で発揮できるように、無限の可能性をチーム皆で味わえることができるように、選手の心と身体を万全に調整していきたいと思います。
7月15日の石川県大会開幕に向け、私も全力でいきまっせ(なんで関西弁

二葉鍼灸療院 田中良和
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経営者モーニングセミナー 参加

2009年07月02日 | 経営って何?!
6月25日(木)、金沢倫理法人会が主催する経営者モーニングセミナーに参加いたしました。

モーニングですから、朝6時開始。 15分前に到着しました。今回は若い大学生の皆さんも参加されていたので、出席者がたいへん多かったと思います(204名 201社)。

さて今回の講師である、冨木医療器(株)会長、冨木昭光様は、当院の患者様であり、ご家族皆さまに鍼灸治療を健康のために活用頂いております。

◎経営者モーニングセミナー
 講 師:冨木昭光 様  冨木医療器(株)会長
 演 題:「私の体験から」


冨木医療器は医療器メーカーとして北陸において相当数のシェアを占めており、日々進歩している会社です。冨木会長は数年前に社長を譲られた後は、会社の経営には一切口を出さず、対外的な応対、組合などの活動に顔を出され、さらに会社のある問屋団地では「あきんど塾」というものをつくり、地域のため、社会のため、次なる経営者を育むべく努力されています。

御歳80歳。 今なお衰えぬ情熱と向上心で人生を歩まれています。

会長のお話は、まず、ご自分の幼少の頃のお話をされ、その後、人生、殊に生活習慣について長時間お話しされていました。朝5時に起床し、神仏にお水を供え、手を合わせてその御加護に感謝し、家族や社員、社会の幸せを祈るところからスタートし、ゴミ袋を持っての犀川(ご自宅近くを流れる金沢を代表する川)の河川敷を散歩する、日曜日には大乗寺へ行き坐禅を組み、静寂の中で心身を統一する。そのような日々の規則正しい生活習慣が、まず経営のみならず、自分の健康を保ち、長生きする秘訣であると話されていました。

先代からは、「長生きしなさい」と教えられ、健康で長生きすることが仕事においても大切であり、何よりの資本は健康であると言われていました。

「禅」とは坐禅の中だけにあらず、生活の中にあります。日常の平凡なことを継続して行うことが人として大事なことであり、平凡な中に真理があるとも言われていました。ここは、私の師匠と同年代の方であるので、非常に似たお話をされます。日常生活、日常の状況判断が、それすべて万事に通じ、仕事にも表れてくるのだから、日常生活を磨き、人間性を磨くことが、鍼灸診療の精度をあげていくのだとよく言われたものです。

その他にも…
○言い訳をするな。相手は納得してくれない。「すいません」と謝ってから事実を述べよ。
○蒔かぬ種は生えぬ…善根を積め。
○大取りするより小取せよ…ホームランを打つより、こつこつヒットで積み重ねること。
○屏風と商売広げりゃ倒れる…誰でも大きい事を考えるが、拡大は誰にでもできる。それより内容をかためよう。
○一生一代…死んだ後のことをいくら考えても埒が明かない。その時、その時だ、時世だ。
○目利き千人、盲千人…世の中は、わかってくれる人とわからない人が半々だ。
○物事はなるようにしかならない、すべて神仏の御加護による…なるようになる、最初から投げ出すのではなく、全力を尽くせばあとは、天なり、命なり。

冨木会長はゴルフをされており、診療の時も、ゴルフのフォームの話や、心理の話など、いろいろするわけですが、年齢を重ねるにつれ飛距離が伸び、さらなる向上心をもってゴルフに取り組んでおられます。その話も講演の中で出てきました。「一事が万事」このような心構えこそ、経営に必要なことなのでしょう。

アメリカのどなたか忘れましたが、その方の詩を引用し、”年齢に関係なく、情熱と向上心を失わなければ、それが青春である”と少し言葉が違うかもしれませんが、そのことを話の最後の締めくくりにされていました。自分も長生きして、80歳を過ぎても情熱を燃やし続けるようにしたいと思いました。

また、本日、来場されていた学生さんたちは、9月20日(日)に行われる”合同学園祭”の宣伝も兼ねて参加されていました。”合同学園祭”は、創ル部というi石川県の大学、短大、専門学校で構成される部員が、石川県下の大学、短大、専門学校の学生を巻き込んで学園祭を開催し、金沢を盛り上げようという企画だそうです。9月20日、正午から金沢の中央公園で行われるそうですので時間ができれば見にいきたいな~と思います。

日本の景気が本当に改善されるのは再来年以降であるという予測もあります。卒業し社会に出た、若い元気な学生のパワーが日本の景気を底上する原動力となるように「今」を一所懸命すごして欲しいと思います。

二葉鍼灸療院 田中良和
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