さとし & まさとし

さとし&まさとし はとっても仲の悪い親子

メンドラな日 vol.9

2009年05月26日 | メンテナンスドライバー
仲の悪い親子のマッピーは、自家用車の 車検・整備 を行いました。



今回も、ドライブシャフト等速ジョイント部ダストブーツ が破れていました。
※ 「ダストブーツ」とは、上から3番目の画像の 黒いジャバラなゴム の部分です。鉄棒の部分が「ドライブシャフト」、ダストブーツに覆われた部分が「等速ジョイント」です。



等速ジョイントの内側(インポート)は、一般的に トリポート型 が多く採用され スライド式 です。

外側(アウトポート)は、一般的に バーフィールド型 が多く採用され 固定式 です。

前輪駆動(FF)の場合、内側(ミッション又はトランスファ側)は、鈍角な可動条件 (タイヤが上下する角度)なので、ダストブーツはそれほど痛みませんが、外側(タイヤホイール側)は舵取りを行うため、急角度 を余儀なくされるため、どうしても劣化進行が早いです。



ダストブーツは、等速ジョイント部のグリースを保持する ための袋状のカバーです。

ダストブーツが 劣化すれば 、破けて口が開きます。

ダストブーツが破れて口が開けば、ジョイント部のグリースが飛散してしまいます。

ジョイント部のグリースがショートすれば、ベアリングの焼き付きや異状磨耗 を引き起こし、ジョイント部に ガタ付きやカタカタ音 が発生する原因になってしまいます。

ジョイント部が破損すれば、動力伝達にも異状が発生します。

とても重要な部分ですので、破損していると「 車検 」は合格しません。

皆さんのお車は大丈夫ですか~ッ?

前後タイヤホイールの内側を覗いて見て下さい。グリース がベッタリ付着していたら、ダストブーツが破けている可能性がありますよ!

<サンプル画像 カローラワゴン用>


上から グリース、ドライブシャフト、ダストブーツの順です。
コメント
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