仲の悪い親子です。
皆さまは如何お過ごしでしょうか。
毎日時間を見つけては作業していたのでブログUPが疎かに…
で、マッピー、スーパーカブ50をいじくりました!
今回は強化オイルポンプと強化クラッチを交換しました。
先ずはエンジンオイルを抜き六角M6ボルト8本を緩め右側クランクケースカバーを取外しました。
通常M6ボルトは頭部分の二面幅は10mmですが8mm幅が採用されていました。
ボルト穴のレイアウトが限りなく外側にあるためだと思います。
座グリ形状箇所もあるため通常の肉厚ソケットレンチでは入らないため“T型レンチ”で作業しました。
次に遠心クラッチを取外しました。
クラッチアウターカバーは4個の皿ネジで固定されていたのでショックドライバー(+小)で取外しました。
インパクトドライバーにクラッチロックナットレンチをセットしクラッチロックナットを取外しました。
次にオイルポンプを取外しました。
3個の鍋ネジで固定されていたのでショックドライバー(+大)で取外しました。
ここで結合面のガスケットを剥離しました。
結合面周辺の作業環境が非常に狭いので上部はオイルストーンで処理できませんでした。
完璧な作業をお望みの方はガスケットリムーバーをご用意されることをオススメします。
剥離は、カッター、スクレーパー、-ドライバー、ガスケットリムーバー、オイルストーンできれいに除去しました。
右が純正品、左がキタコ社製スーパーオイルポンプです。
少々厚めで吐出量は純正品の約1.3倍です。
オイルポンプを組み付けました。
そもそもオイルクーラーを後付けしたためのオイルポンプ交換なのでオリフィス径は0.8mmのままです。
メーカー推奨の通りオリフィス径をオーバーサイズの2.0mmに加工すれば流量は増えますが圧力は低下するハズです。
結果、圧力が低下すればオイルクーラーまで押し出されないのでは?と考えました。
次に強化クラッチを組み付けました。
最後にガスケットを挟みクランクケースカバーを取り付けました。
日頃はスリーボンド社製の液状シリコンガスケットを塗布しますが今回は使いませんでした。
エンジンオイルを補充しオイルリークを確認しました。
遠心クラッチの調整をクランクケースカバー外から行いました。
ちなみに調整方法は六角17mmナットを緩め、中の-ネジを右に1回転、左に重くなるまで回し、右に1/8回転で完了です。
で、ステップを錆取り+塗装のため取り外した状態での試し乗りでした。
驚きです…
“滑り”は完全に解消されていました。
大したものですネ、キタコさん!
作業後の総評ですがバイクはできるだけ横倒し状態の方が効率が良いです。
車体が立った状態ですと最後にクランクケースカバーを取り付ける際、クラッチボールリテーナがズレてしまいます。
マッピーは面倒なので車体を立った状態で作業したので時間が掛かりました。
で、クラッチボールリテーナのズレ防止は“グリース塗布”です。
グリースをクラッチボールリテーナ+スプリングにべったり塗布して置けばズレません。
大丈夫、グリースはエンジンオイルで溶けちゃうハズです!
皆さまは如何お過ごしでしょうか。
毎日時間を見つけては作業していたのでブログUPが疎かに…
で、マッピー、スーパーカブ50をいじくりました!
今回は強化オイルポンプと強化クラッチを交換しました。
先ずはエンジンオイルを抜き六角M6ボルト8本を緩め右側クランクケースカバーを取外しました。
通常M6ボルトは頭部分の二面幅は10mmですが8mm幅が採用されていました。
ボルト穴のレイアウトが限りなく外側にあるためだと思います。
座グリ形状箇所もあるため通常の肉厚ソケットレンチでは入らないため“T型レンチ”で作業しました。
次に遠心クラッチを取外しました。
クラッチアウターカバーは4個の皿ネジで固定されていたのでショックドライバー(+小)で取外しました。
インパクトドライバーにクラッチロックナットレンチをセットしクラッチロックナットを取外しました。
次にオイルポンプを取外しました。
3個の鍋ネジで固定されていたのでショックドライバー(+大)で取外しました。
ここで結合面のガスケットを剥離しました。
結合面周辺の作業環境が非常に狭いので上部はオイルストーンで処理できませんでした。
完璧な作業をお望みの方はガスケットリムーバーをご用意されることをオススメします。
剥離は、カッター、スクレーパー、-ドライバー、ガスケットリムーバー、オイルストーンできれいに除去しました。
右が純正品、左がキタコ社製スーパーオイルポンプです。
少々厚めで吐出量は純正品の約1.3倍です。
オイルポンプを組み付けました。
そもそもオイルクーラーを後付けしたためのオイルポンプ交換なのでオリフィス径は0.8mmのままです。
メーカー推奨の通りオリフィス径をオーバーサイズの2.0mmに加工すれば流量は増えますが圧力は低下するハズです。
結果、圧力が低下すればオイルクーラーまで押し出されないのでは?と考えました。
次に強化クラッチを組み付けました。
最後にガスケットを挟みクランクケースカバーを取り付けました。
日頃はスリーボンド社製の液状シリコンガスケットを塗布しますが今回は使いませんでした。
エンジンオイルを補充しオイルリークを確認しました。
遠心クラッチの調整をクランクケースカバー外から行いました。
ちなみに調整方法は六角17mmナットを緩め、中の-ネジを右に1回転、左に重くなるまで回し、右に1/8回転で完了です。
で、ステップを錆取り+塗装のため取り外した状態での試し乗りでした。
驚きです…
“滑り”は完全に解消されていました。
大したものですネ、キタコさん!
作業後の総評ですがバイクはできるだけ横倒し状態の方が効率が良いです。
車体が立った状態ですと最後にクランクケースカバーを取り付ける際、クラッチボールリテーナがズレてしまいます。
マッピーは面倒なので車体を立った状態で作業したので時間が掛かりました。
で、クラッチボールリテーナのズレ防止は“グリース塗布”です。
グリースをクラッチボールリテーナ+スプリングにべったり塗布して置けばズレません。
大丈夫、グリースはエンジンオイルで溶けちゃうハズです!