セイヨウヒキヨモギは1973年に千葉県で最初に生息が確認され、それ以来、全国の河川敷などを中心に
猛烈な勢いで繁殖を続ける帰化植物。
自ら光合成を行う一方、寄生根を延ばしてヨモギなど他の植物から養分を得る半寄生植物です。
3枚目以下にアップしたのは、最近城陽市内の木津川河川敷で、私が撮影したもので、
花の色が白色で地中海沿岸が原産の近似種、ヒサウチソウです。
セイヨウヒキヨモギ<ハマウツボ科 セイヨウヒキヨモギ属> 帰化植物、ヨーロッパ原産
ヒサウチソウ<ハマウツボ科 Bellardia属>
これは地中海沿岸原産の半寄生植物で、同じハマウツボ科のヒサウチソウです。
1982年、愛知県名古屋市で初めて生息が確認されたもので、和名は日本の帰化植物研究
に功績を残した植物学者、久内清隆氏を記念して命名されたものです。