四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

皇居の乾通りへ

2014年04月07日 20時42分59秒 | お出かけ
昨日4月6日、歌友からの誘いもあり、一般公開3日目を迎えた皇居の乾通りに行って
参りました。細君共々のお誘いでしたが細君は体調と、足の指の状態が悪く
パスし私のみで行って参りました。

乾通りは初めての一般公開であり貴重な桜並木を見ようと、8万人を超える人が
訪れたとのことでした。
事実、東京駅から歩道は満杯の状態で、桜田門方面へ一端迂回し坂下門へ到着するのに
一時間半を要しました。

途中からのユーターンも出来ず、ひたすらすり足状態で進みから乾門へ着くころには
足に自信のある私もかなりの疲れを感じました。
入門にあたっては手荷物検査と、ボデーチェックも入念に行われ警備の方も
大変だなーと思った次第です。

乾通りのソメイヨシノは大半が満開の時を過ぎ花吹雪の最中でしたが、しだれ桜は
ほぼ満開と見ごろを迎えていました。

満開の桜を愛でるいとまも無いままに、押し出されるように歩まざるを得ませんでしたが
日頃見ることのできない情景を眺めることのできたことを率直に喜びたいと思います。
途中ヤマブキの群生を見ましたが、江戸城を築いた太田道灌にまつわる中務卿が詠まれた
「七重八重花は咲けども山吹のみの一つだに無きぞ哀しく」の歌が思い浮かびました。

桜見の途中、にわかに降り出した雨を避け日本橋まで地下鉄で行き、桜を思い浮かべ
歌友と「花見酒」ならぬワインを少し酌み交わし帰路につきました。
コメント
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