「口語短歌・水曜サロンの会」(その103) 短歌の投稿を歓迎します!!
☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
※※※-------------水曜サロン二部構成へ 皆さんとご相談 -----------※※※
ブログの文字数制限30,000文字(コードレベルで)等で、このところ再編集等に
多大な時間が必要となり、皆さんからの詞書、短歌説明等を割愛せざるを得ない
状況が頻繁に生じています。かかる事態を避けるため、以下の対策を講じたく
各位の、ご賛同とご意見を伺いたく宜しくお願い申し上げます。
特に異論がなければ10月18日(水)以降、以下の通り実施致したくお願い致します。
(1)10月18日(水)以降、以下の通り第一部、第二部構成に区分し運営致しますので、
それぞれに、詠歌を出詠願います。
第一部 「口語短歌・水曜サロンの会」 :従来通り三首まで出詠願います。
なお、詞書、短歌説明は一首に付き、極力200文字以内にまとめて
頂くようご協力願います。超えた場合は編集等ご了承願います。
第二部 「ネット短歌」 :返歌専用です。
どなたの掲載歌でも、心に響くものが在りましたら「○○さんへの
返歌」と明示し、コメント欄へ返歌を投稿願います。
(2)出詠は「水曜サロンの会」へ従来通り三首まで、返歌は「ネット短歌」へ、
それぞれ別々にコメント欄へ詞書、短歌説明等とともに記入願います。
(3)ご意見、ご質問、鑑賞等は従来通り、「口語短歌・水曜サロンの会」 コメント
欄へお届けいただければ幸いです。
ご不明の点があればコメント欄へご記入願います。
以上
※※※-----------------------------------------------------------------------※※※
「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。
「咲き盛る コスモス」
「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」
【詞書】23年9月25日から拙者ブログではオリジナル作詞&作曲特集を掲載しています。
今から3年前になりますか、じいじの歌声に魅せられYTを聴くようになりましたが、
聴くだけでは飽き足らず作詞をするようになりました。今では30数曲にもなります。
25日~26日掲載のオリジナル作詞から口語短歌を詠んでみたくなりました。
註)オリジナル作詞「僕たちのラブストリー」から
☆黄昏の年を重ねた愛の詩 深い絆のラブストリーも
註)オリジナル作詞「過ぎし夏の日の思い出」から
☆去っていく夏の陽炎見る度に あなたへの想い愛は変わらず
註)オリジナル作詞「「君のいない幸せなんて」から
☆君思う元気な姿いつまでも 幸せこそは二人でひとつ
浅間山明鏡止水さん
【解説】
オリジナル作詞&作曲特集が既に30数曲にもなっているとのこと。正に
「継続こそ…」ですね。作者は立派な作詞家ですよ。
作詞で鍛えた「言葉の力」が、短歌にも良い影響を与えていると考えます。
三首の歌の「深い絆の」「夏の陽炎」「二人でひとつ」は、いずれもそれぞれの
歌詞のポイントとなるキーワードでしょうが、喚起力があり短歌においても
「言葉の力」を感じます。
詞と短歌を往来しながら、言葉と想いと表現世界を豊かに築いて参りましょう。
一首目を奥様に捧げる歌として詠みなおしてみましたが・・・。
【ご参考】
★人生の黄昏ともに迎えるも 華やぐ君は さらに愛しく
【詞書】彼岸で墓に手を合わせながら、生前、父が笑顔で説法してくれたことを
思い出して詠ませて頂きました。
☆彼岸にて思い出す父 笑顔にて
釈迦の教えを説法すなり
【詞書】3歳と5歳の孫娘がいるのですが、梨を三度目送ろうと手配途中に電話があり、
孫が「梨もうなくなったよ」というので、ちょっと送るのが遅かったと思うのと、
美味しく食べてくれているのだなと思い詠ませて頂きました。
☆三度目の梨を孫宛て手配中
孫より電話「梨なくなったよ」
【詞書】朝ドラの最終回を見て詠ませて頂きました。涙腺崩壊。
☆万太郎 苦難乗り越え大図鑑
その凝縮はスエコザサかな
西BOOさん
【解説】
追加で頂いた三首目も良い歌ですね。熱心な作歌姿勢が覗え、学びとなります。
二首目の歌は作者と孫娘さんとの日ごろの間柄が浮かび、ほのぼの感が伝わって
きます。3歳と5歳とは可愛い盛りでしょうし、無条件で慕ってくれる
お孫さんは何より愛しい存在と思います。「梨なくなったよ」のお孫さんの
台詞が生きています。
三首目、万太郎は「スエコザサ」を見つけるために、その生涯を駆け抜けた
とも解釈できますが、まさに「涙腺崩壊」を促す最終回でしたね。そんな状況を
一首で過不足なく表現する手並みは流石と思います。
【詞書】ゆるしと幻というテーマで、詠んでみました。
☆赦すのは
過去の自分か いまの君
どちらも元は この世まぼろし
時の関守さん
【解説】
この歌の上の句は、いくつかの解釈が出来ますが、「いまの君」を許すのは
過去の自分か、いや今の自分かと自答していると解釈致しました。
下の句では、過去の自分と今目の前にいる人も、いずれは幻の如く消えてしまう
存在であり、永遠に続くものではないという悟りが詠まれていると考えました。
この歌のテーマである「赦す」ことの意味を、改めて問い直すきっかけを与えて
頂き、深く考えさせてくれる歌と思いました。
「宮城野萩」
【詞書】先日「萩の花が満開だよ」と友人からのお誘いで京都伏見区の勝念寺まで
行ってきました。文字とおり境内は満開でしたが、小さなお寺か人も少なく
ゆったりと鑑賞してきました。
☆萩の花に覆い尽くされ境内は水彩画のごとふんわり霞む
☆石仏は萩の花びら肩にうけ柳眉やさしく手を合わせをり
☆勝念寺のほろほろと散る萩のはな敷石染めて色褪せもせず
夕庵さん
【解説】
三首の歌は、いずれも萩の名所として知られる勝念寺の萩をテーマに、深まりゆく
秋を詩情豊かに詠んで頂きました。
「ふんわり霞む」「柳眉やさしく」「ほろほろと散る」と、情景を的確に表現し
詠みきるお手並みには、今回も学ばせて頂きました。
三首目の歌、上の句で、萩の花が風に吹かれて散る様子を、繊細に表現しています。
下の句では、萩の散り敷く花が敷石を染め、色褪せることのない、その美しさをも
表現しています。この歌は、萩の花の美しさだけでなく、その儚さと散りてなお
色褪せることのない美しさがあることを、凛とした言葉で詠っています。また、
結句には余韻が感じられます。
【詞書】秋の山ホテルでは、日がな一日、鳥の声、虫の音、夜空と大自然に包まれ
気持ちいい秋のひと日を過ごします。
☆秋の日は鳥に目覚めて山ホテル 虫に暮れゆき月光に寝る
☆月光や星の契りや大ひなる光を浴びて君の求婚
みっちっちさん
【解説】
一首目の下の句、「虫に暮れゆき月光に寝る」は、時の経緯をそつなく表現し
分かりやすい詠歌になっていると考えます。鳥のさえずりで目覚める自然に
包まれたホテルライフは最高の癒しであり、正に「命の洗濯」になりますね。
そんなくつろぎと幸せな想いが歌から伝わってきます。
二首目は、七夕の宵、月光と星々の光が降り注ぐ中で求婚された作者の最高に
幸せな瞬間が歌に凝縮され表現されています。申し上げる言葉もない至高の
歌ですね。
【詞書】エレクトーン・コンサート 夏の終わりのハーモニーを聴いて
☆右手と左手
奏でる音は違っても
それが真夏の終わりでも
自閑さん
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
blogフォローしている小松音楽教室で、エレクトーンのコンサートを開催すると
言うので、応援に行って来ました。
エレクトーンと言うのは、右手、左手、左足、右足が全く違う動きをさせて曲を
弾いて行きます。9月も半ば過ぎと言うのにその日も猛暑日☀️😵💦。小松先生は
生徒達の演奏をフォローしながら、汗を搔きつつ、井上陽水&安全地帯の
「夏の終わりのハーモニー」を弾いていました。
私の樣な運動音痴(歌も音痴ですが😓)には、将に神業(@ ̄□ ̄@;)!!
その後、小松先生がエレクトーン演奏をYouTubeにアップされ、同じくblogフォロー
されているカヌマ先生がコラボとして歌を歌われてアップされておりました。
歌詞をなるべく使わず作歌するのは結構難しいですが、短歌もリズムが大事と
思っております。リズム音痴ですが😰
下記URLに小松先生、カヌマ先生の許可を頂き、YouTubeを貼り付けていますので、
お聴き戴ければ幸いです。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/1f0df3bbc7f02b19e7331a172b5293a7
【解説】
「夏の終わりのハーモニー」のユーチューブを視聴させて頂きました。小松先生の
演奏を視聴させて頂くのは初めてですが、素敵な曲となっていますね。さらに、
背景の夏の海の写真も曲のイメージを高めています。
この曲を踏まえた短歌は、エレクトーン奏者の手足の動きの実写も盛り込み、
ディテールにも注視しつつ表現し手堅い詠歌になっていると考えます。改行後の
下句も歌を締めていますし、何よりも、おっしゃるようにリズム感に満ちています。
【詞書】愛読させていただいていたブログが、突然全部の記事を消してしまわれた
ことに驚いて詠いました連作です。消される直前に私がコメント欄に書かせて
頂いた在原業平の歌がよくなかったかと余計な心配をしてしまう私です。
その日は満月でしたが、私の心は真っ暗になり闇夜のようにも感じられました。
一日も早く、また記事を書いて頂きたいと祈るような気持ちで詠いました。
☆差し上げた最後のコメント原因になりしか記事の消えたることの
☆敬愛をしてゐしブロガーさんの記事消えて闇夜のやうに満月
☆満月の今宵わたしは満月に祈る今まで通り記事あれかしと
水仙さん
【解説】
「愛読していたブログが、突然全部の記事を消してしまわれた」とのこと。
ご自分のコメントがその原因の一つではないかと、心を痛めているご様子が歌
からも伝わってきます。まして、敬愛をしているブロガーさんであればなおさらの
ことと思います。
ただ、ご心配を先へ先へとめぐらすことは作者のためにも、またそのブロガーさん
にとっても辛いことと思います。人に言えない事柄は、その大小にかかわらず、
私たちの日常生活でも数多存在すると思っていますので…。事柄の結論が明確に
なるまで、あれこれ思い悩むことなく、忘れ去ることも肝要かと思います。
三首目の歌は、抒情と調べが素敵です。
【詞書】まずは大谷選手おめでとうございます。「人間離れしてる!」「違う世界の
人みたいだ!」みたいな感想が、ああなったんでしょうけど。ファンの人達は期待
するんでしょうけど、まずはゆっくり身体を休められるといいなあと思います。
☆大谷さん 本塁打王になる前は
やれ宇宙人だのユニコーンだの
【詞書】「宵」はよく見るんですが「明け」はかなり久々の対面で「美神(ヴィーナス)」
を拝ませていただきました。
☆キラキラと向かいの家の屋根の上
ライトと見まごう明けの明星
【詞書】川べりのヒガンバナにけっこう陽の光が当たって、紅いヒガンバナが益々紅く
光るようで、見るには綺麗でした。風が強く撮るには苦労しましたが…。
☆宇治川の川べりに咲くヒガンバナ
夕陽を受けて紅く輝く
ちがやねこさん
【解説】
大谷選手は日本人MLB選手として史上初となるアメリカン・リーグのホームラン王
を獲得しましたね。日本の選手がMLBに挑戦した長い歴史の中で、初めて獲得した
偉大なタイトルを、お互いに喜び、祝いたいと思います。
また、それゆえの身体の酷使もあったことと思いますので、詞書でおっしゃって
いますように「ゆっくり身体を休められ」た後、次の飛躍に期待したいですね。
三首目は、夕陽に染まる彼岸花の情景が素直に詠われていて、良く分かる歌と
思います。なお、字数制限により詞書を編集させて頂きました。ご容赦願います。
「未だ燃えるように咲く 彼岸花」
☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
注) ☆:元歌 ★:返歌
☆彼岸にて思い出す父笑顔にて釈迦の教えを説法すなり
西BOOさん
★好物のおはぎを供う仏壇に1個で足りぬと遺影の笑う
夕庵さん
★腹八分 はぎは足らぬが腹八分 父の遺影渋々笑う
西BOOさん
★花の時期狙えどこれぞの一枚も撮れず懲りずにまた挑戦す
夕庵さん
☆落日の思い汲むかに酔芙蓉 散るも咲き継ぐ命の連鎖
ポエット・M
★夕映への紅をうつして 酔芙蓉 いのちのバトン渡し枯れゆく
みっちっちさん
★散ることも命をつなぐ営みと 芙蓉に見入る 夕映へのなか
ポエット・M
☆夕映への紅をうつして 酔芙蓉 いのちのバトン渡し枯れゆく
みっちっちさん
★酔ふよう酸いも甘いも味はひて夕べ枯れゆく身体わたしの
水仙さん
★幼子は甘いもの好きスーパーのお菓子売り場は宝箱なり
夕庵さん
★幼子の身体はお菓子でできてゐて甘き香放つわが抱く時に
水仙さん
★わが胸に抱きし孫の嫁ぎゆく喜び溢れる秋の佳き日に
夕庵さん
【詞書】私のたった一人の女孫は脳性麻痺で生まれましたが、とても笑顔の
愛らしい子です。
★わが女孫永久に嫁ぐ日あらざるを思ふ明るき日差し浴びつつ
水仙さん
★結婚するしないは自由と我が孫は三十路を越えても娶る気のなく
夕庵さん
★満月のやうに独りで満ち足りてゐる人ならむ妻娶らぬは
水仙さん
☆勝念寺のほろほろと散る萩のはな敷石染めて色褪せもせず
夕庵さん
★ほろほろと萩のひとひら散りゆけば二十歳戦死とある墓へ落つ
みっちっちさん
☆秋の日は鳥に目覚めて山ホテル虫に暮れゆき月光に寝る
みっちっちさん
★苔庭の飛び石たどれば茅葺きの佇まいよき茶室に着きぬ
夕庵さん
★飛び石は君の歩幅や君のあと大きく飛びて君に続かむ
みっちっちさん
★駅へ行く今朝の道をも追い越され歩幅の違いと思い知らさる
夕庵さん
★お揃ひのジーンズ干せば大小のVの字並ぶ秋青空へ
みっちっちさん
☆月光や星の契りや大ひなる光を浴びて君の求婚
みっちっちさん
★迫りくる熱き恋歌に酔いつつもわが追憶は遙かかすみて
夕庵さん
★若き日の苦しきことは忘れ去り よきことばかり夢に浮かびぬ
みっちっちさん
★一服の清涼剤なり 前向きな女(ひと)の詠む歌われを励ます
夕庵さん
★美しき花と優しき仏様 その写し絵に我も癒さる
みっちっちさん
☆落日の思い汲むかに酔芙蓉 散るも咲き継ぐ命の連鎖
ポエット・M
★落日の日差しを受けて酔芙蓉はぢらふごとく紅く染まりぬ
水仙さん
★酔いてなお恥じらい秘める かんばせは 夕映え超える赤み増しくる
ポエット・M
★夕映えの観音崎を思ひだす神無月なり文月に行きし
水仙さん
☆落日の思い汲むがに 酔芙蓉 散るも咲き継ぐ命の連鎖
ポエット・M
★忘れ得ぬ芙蓉は咲けどひと日花 グラスを空けて今宵待つ身は
夕庵さん
★待つことになれゆく日々か酔芙蓉 あかねに染まる我が身切なく
ポエット・M
☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆
☆桐ひと葉 散るも未だに炎暑なり 長月越えてしげる青葉も
ポエット・M
【解説】
「一葉落ちて天下の秋を知る」は「淮南子」説山訓に出てくる言葉ですが、皆さん
ご存知のように、落葉が早い青桐の葉が1枚落ちるのを見て、秋の来たことを知る
ことをさしています。この言葉を踏まえて確かな秋が来ているにも関わらず、
相変わらずの炎暑が続く今年の異常気象の実態を詠んでみました。
桐の葉がひと葉散ることで季節の秋への移ろいは確かに感じるものの、未だ青々と
葉の薫る青桐がすっくと立っている。その変化と自然の営みの連続性をなんとか
表現できないかと工夫して見ましたが、少し理が勝ってしまいましたね。
「未だ咲く 酔芙蓉」
「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(10)
「山法師」はエコノミストでもありました著者の経済学の論文を始め、小説、
短歌等を著者により厳選され著作を集めた著者渾身の著書でもあります。
その著書から、短歌を抄出し三首づつ紹介させて頂きます。
4.「短歌の章」 秋拾遺(2)
秋の雲 多摩の淀みに白々と
寂しきまでに深く輝く
ひそけさやたまゆら光る川波に
魚は釣られてかぎろひにけり
いつしかに庭のすすきも穂に出でて
時の移りぞおのずからなる
【ネット歌会について】
「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式ではなく、
「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」するという自然発生的な
歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響くものがありましたら、それへの
返歌として大いに詠んで頂き、コメント欄に記入して頂ければ幸いです。
「白蝶草」
【運営にあたって】
(1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
(2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。なおブログの
字数制限(コード30,000字)によりコメント等編集させて頂く場合もあります。
(3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
(5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
一首目、二首目は10月10日、午前5時50分ごろ発生した、京都府宇治市宇治戸ノ内のユニチカ
宇治事業所でのボイラーの配管破裂事故を詠まれたものと推察致します。詞書にありますように負傷者が
いなかったのが何よりと思います。
いずれも、ちがやねこさんのご近所での事故と言うことで、「轟音が早朝の空気劈(つんざ)いて」との表現に
ありますように、緊迫感と、臨場感のある歌になっていると考えます。
三首目は、あるじが不在でも柿の実は季節と共に色ずき、主なき事の寂しさをことさらに感じさせますね。
このような、あるじ不在の木々が最近は結構目につきますね。高齢社会の象徴的な事象のひとつかも
知れませんが、子供食堂での有効活用等々の対応も考えられればと思います。
これからもよろしくお願いします。
出詠いたします。
*早朝に 轟音爆音炸裂音
工場火災か不安なひと時
*轟音が早朝の空気劈(つんざ)いて
不気味な煙よ工場火災
◎いや~、びっくりしました。今日10月10日朝6時前(5:52だったそうです)、お手洗いに立ったついでに、洗剤入りのバケツの水に浸けておいた、夕べの晩とその後の夜中の分の母のパジャマのズボンを洗ってしまおうと、給湯器のスイッチを入れて洗面所でジャブジャブ洗ってたら、急に耳元ぐらい近くに感じるような轟音が、そらもう大音量で鳴り響きまして、自分の右手側から聞こえたので、一瞬その位置にある小窓から覗いてから慌てて給湯器のスイッチを切って外へ出て給湯器を見ましたが、給湯器は何とも無かったものの、まだ轟音は続いていたので急いで道へ出て、音のする方を見て、北西か西北西辺りから聞こえて、いつもならうっすら上がる煙が明らかに多いので、「〇〇〇〇(直線距離で1キロぐらいに某社の工場…宇治事業所があります)?!」と確信し、もう少し坂を登った所が見晴らしがいいのでそこへ行くと、顔見知りの柴犬連れのお兄さんがスマホで撮っていたので、「〇〇〇〇ですかね?」「多分」みたいな会話をしていたら近隣の人達もそこへ見に来ました。「もうびっくりしたわ!」「爆発か?!」などと言いつつどの位の時間が過ぎたか判りませんが、何となく音が小さくなったかな?みたいになり、そのうち明らか小さくなったので「ま…もう大丈夫やろな…」とうちへと戻りました。坂を降りた辺りでやっと消防車などのサイレンが聞こえてきたので、近場から出動した車両のサイレンさえ聞こえないぐらいの音量やったんやなあと実感しました。また、うちに戻ってスマホで検索すると、宇治川の対岸にある京阪宇治付近は“白い物が降ってきた”だったそうです。あと、すぐ近くの住宅やマンションや病院の人達はもっとうるさかったやろな…とか思っていたら10キロは離れている京田辺市の人も「音が聞こえた」とポスト(旧ツイート)してました。…ただただ驚愕…!…配管の爆発だったそうですが、怪我人は無かったとの話なので良かったなあ…と思いました。(’19年の事故の時は怪我した人があったそうですから)とにかく朝早くからびっくりしました。
*律儀にも
色づいている柿の実よ 主(あるじ)不在の隣家の庭に
◎うちのお隣は、奥さんだけ住んでいましたが、今はホームかどこかに居られるようで、よく息子さんが家とか庭の手入れをしに来ています。(先月だったか一緒に来られたのか、久々に奥さんの声も聞きました)が、特にはばっさりとは切られなかった柿の木にたくさん実が生って色づいてきています。「ああ実が柿色になってきたなあ」なんて目を楽しませていただいています。主である奥さんには見てもらえないのに、律儀に日々色を濃くしていくなあ…としみじみしてしまっています。
*こんなところです。はっきりいって字を打っていて、2回かそこら“うとっ…”としてしまいました。😅……しかし、何がおこるや判らん世の中ですね。…とは言え、これぐらいで済む平和を噛み締めざるを得ない一日でした…。では。
⭐️坂なかば背に視線を覚えども幻の人 風吹くばかり
夕庵さん
★ 果てしなく遠き日なれど 君の背を見詰めし日々や あれは初恋
みっちっち
よろしくお願いいたします。
☆斜め前 君の背を見る五時限目 空果てしなく遠き日の我 みっちっちさん
★坂なかば背(せな)に視線をおぼえども 幻の人 風吹くばかり 夕庵
⭐️再会の懐かし恋のつたなさよ遠き目をして見る空の青
夕庵さん
★斜め前 君の背を見る五時限目 空果てしなく遠き日の我
みっちっち
よろしくお願いいたします。
☆告白もせず過ぎし日の初恋よ 同窓会に君を見詰める みっちっちさん
★再会のなつかし恋のつたなさよ 遠き目をして見る空の青 夕庵
よろしくお願いします。
短歌においてルビの振り方についての
ご意見をありがとうございました。
いつも使うときには迷っていましたが
これからは仰るように詩的な効果を高める、
字数が合う、読者の理解を得ることを
考慮しながら使って行きたいと思います。
お忙しい中詳しく説明いただき
ありがとうございました。
これからもよろしくご指導をお願いします。
⭐️同期会 歳経てたがいに老いたるを今宵の酒は奈良の白鹿
夕庵さん
★ 告白もせず過ぎし日の初恋よ 同窓会に君を見詰める
みっちっち
よろしくお願いいたします。
『「語」を(ことば)としてルビを用いることは、口語短歌としては間違っていないか』との
お問い合わせを頂きましたが、口語短歌の世界では、私の知る限り「間違っている」との
見解には触れていません。
短歌においてルビを振ることの是非については、様々な意見があります。一般的には、
以下のような理由でルビを振ることが推奨される場合があります。
・読者の理解を助けるため。例えば、古典的な表現や難解な漢字を使った場合、
ルビを振ることで読みやすくなります。
・音韻や韻律を強調するため。例えば、同じ漢字でも異なる読み方やアクセントを
持つ場合、ルビを振ることで詩的な効果を高めます。
かつて、風間直得が提唱したルビ俳句というものがありました。単に漢字に振り仮名
(ルビ)を振ることだけを指すのではなく、正月(ハル)、上流(カミ)、自動車(オト)
等、句の言葉以外の表現も、いわば当て字的に使い、句の表現を広げることを意図した
技法でした。しかし、中村草田男に酷評されるに至り、ルビ俳句の運動そのものは昭和
初期でほぼ消滅したと理解しています。
結論から申し上げれば、「ルビを振ることで詩的な効果を高め、読者の理解を得られやすく
するのであれば、用いても構わない」と言うことになると私は考えています。
これからも、意見交換して参りましょう。
なお、白蝶草の写真に目を留めて頂きありがとうございます。あの花の儚げな姿に惹かれます。
☆金粉をふりてきりりと辛口の清酒に酔はむ月光のもと みっちっちさん
★同期会 歳経てたがいに老いたるを今宵の酒は奈良の白鹿 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️嵯峨野には竹の葉ずれに透かしみる手を振り声上げ人力車いく
夕庵さん
★竹林の風涼やかに人力車 異国の女児の喜ぶ声も
みっちっち
よろしくお願いいたします。
【詞書】YouTube短歌:ふるさとの赤とんぼは今も
☆ふるさとのことはまぼろしにや
祖父母父母みんな活きていたむかし
【短歌説明】
遠い遠い昔、祖父が、菊を育てていて、多くの赤とんぼが、支柱に止まっていました。夕暮れと共に、何故か寂しくなりました。今考えると無常を感じていたと思います。60年程の前なので、まぼろしを記憶していたのかも?
以前、亡き王女のためのパヴァーヌで亡き肉親達の思い出を作歌しましたが、日本人が一番郷愁を感じるのは、三木露風・山田耕筰の「赤とんぼ」かと思います。
夕焼け小焼けの~と冒頭に有りますが、最初に夕焼け小焼けと言う言葉を作ったのは、北原白秋の短歌です。小焼は何?と様々な説が有ります。
下記URLに、YouTubeに赤とんぼを貼付しておりますので、皆様も郷愁を感じて戴ければ。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/ba7ddb8099756f4f0370512767d0a0c6
【投稿外コメント】
糺の森関連和歌は、もしよろしければ、二部制になった週に掲載戴ければ幸いです。
夕庵さんへの返歌、
★落柿舎に竹で造りし投句箱 はじめて詠みし俳句忘れず
は、投句箱を自分で造ったみたいになるので、次に直して下さい。
★落柿舎に竹仕様なる投句箱 はじめて詠みし俳句忘れず
いつもお手数お掛けしますが、よろしくお願いいたします。
☆カップルや 磐長姫の御利益で恋愛成就 実り賜わん 西BOOさんへ
★神もまた寿命あるものと知りてより 健康寿命を祈る貴船神社(きぶね)に 夕庵
よろしくお願いします。
☆落柿舎に竹で造りし投句箱はじめて詠みし俳句忘れず みっちっちさん
★嵯峨野には竹の葉ずれに透かしみる手を振り声上げ人力車いく 夕庵
京都では外国の観光客がいっぱいです。
短歌も俳句も詠めませぬ。
いつもご丁寧な解説をありがとうございます。
曼珠沙華の歌の中で
「語」を(ことば)としてルビを使いましたが
口語短歌としては間違っていないのでしょうか?
どこかで読んだ記憶が残っていました。
確か窪田空穂の歌集だったような・・・
解説では深く読み取って頂けて嬉しかったです。
また写真の「白蝶草」可愛いですね。
4枚の白い羽根をひらひらさせて
飛び交う蝶々を想像させます。
ありがとうございました。
⭐️珈琲は九谷焼のカップに金粉を 恐れいります長者の気分
夕庵さん
★ 金粉をふりてきりりと辛口の清酒に酔はむ月光のもと
みっちっち
よろしくお願いいたします。
⭐️広隆寺の弥勒菩薩と相まみえ はじめて詠みし歌を忘れず
夕庵さん
★ 落柿舎に竹で造りし投句箱 はじめて詠みし俳句忘れず
みっちっち
よろしくお願いいたします。
返歌を、詠ませて頂きたいと思います。
✰森ふかき貴船神社の水占(みずうら)におぼろに浮かぶ愛のひと文字 夕庵さん
★カップルや 磐長姫(いわながひめ)の御利益で 恋愛成就実り賜わん 西BOO
よろしくお願い致します。
☆ごくごくとレモンスカッシュ飲み干して君の言葉の前に告白 みっちっちさん
★珈琲は九谷焼(くたに)のカップに金粉を 恐れ入ります長者の気分 夕庵
よろしくお願いします。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
秋彼岸過ぎに咲きはじめた曼殊沙華は、神無月に入っても未だ方々で咲き乱れていますね。
三首いずれも、曼殊沙華の花を中心とした情景が、鮮やかに詩情豊かに詠まれています。
特に三首目の歌は、上の句の「誰が想い溢れてひらく曼珠沙華」は、曼珠沙華の美しさや
儚さだけでなく、その花を咲かせた方の想いにも触れ、その想いが曼珠沙華の花を咲かせた
のではないかと想像させるところに、その奥深さがあります。
下の句の「両手に包めば語(ことば)こぼれて」は、曼珠沙華の花を両手で包み込むことで、
その花から溢れる想いを言葉にして伝えたいという気持ちが表現されています。この「語」は、
美しさや儚さを表現する言葉であると同時に、その花を咲かせた方の想いを伝える言葉でも
あると解釈させて頂きました。
この歌から、この世のものとは思えない妖しい美しさを放つ曼殊沙華と、それを作った創造主
への畏敬の想いが背景として浮かびます。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
「卓球の試合の日の朝の風景」を詠んだ二首の歌は、試合に臨むみっちっちさんの
晴れやかな想いと、心意気が覗き、こちら迄励まされますね。
試合に臨んでの緊張感が歌に出ないのは、その試練と修羅場を幾たびも潜り抜けてきた
自信の表れでもあると、理解致しました。
一首目の「共にいるよと優しき声が」には、お母様との絆の強さを感じます。
このように共にある事を確認できる存在は尊いものですね。
これからもよろしくお願い致します。
「糺の森の関連和歌と感想」をお寄せ頂きありがとうございます。
これらの歌は下鴨神社付近の看板にあるとのこと。是非機会をつくり触れて見たいですね。
この記事は「水曜サロン」に集う皆さんにとっても学びとなりますので、是非にでも掲載させて
頂ければ嬉しいです。よろしくお願い致します。
なお、一部、二部構成は10月18日掲載分からですので、区分しての投稿は来週水曜以降に
行って頂ければ幸いです。
☆はんなりと頬杖つきて首かしげ人救わむと半跏思惟像 みっちっちさん
★広隆寺の弥勒菩薩と相まみえ はじめて詠みし歌を忘れず 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️ホットティーにドライフルーツ浮かばせてふっくら優しき言葉を待ってる
夕庵さん
★ ごくごくとレモンスカッシュ飲み干して 君の言葉の前に告白
みっちっち
よろしくお願いいたします。
⭐️三千院の苔むす庭の幼な仏 小首傾げてやわらかな笑み
夕庵さん
★ はんなりと頬杖つきて首かしげ人救はむと半跏思惟像
みっちっち
よろしくお願いいたします。
☆しあわせはどこにあるのと問いかけて 答えはいずれ心のなかに 浅間山明鏡止水さん
★くんくんと愛犬(いぬ)に起こされ抱き寄せて ともに微睡む朝のしあわせ 夕庵
★三千院の苔むす庭の幼な仏 小首傾げてやわらかな笑み 夕庵
よろしくお願いします。
★ホットティーにドライフルーツ浮かばせてふっくら優しき言葉を待ってる 夕庵
よろしくお願いします。
★森ふかき貴船神社の水占(みずうら)におぼろに浮かぶ愛のひと文字 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️誰が想い溢れてひらく曼珠沙華 両手に包めば語(ことば)こぼれて
夕庵さん
★青空に想ひ溢れて曼珠沙華 幼な仏をあやすやに揺れ
みっちっち
よろしくお願いいたします。
詞書
多くの人出を避けて鄙びた神社に咲く曼珠沙華を訪ねました。今年は咲くのが遅かったようですが、これくらい咲いてくれれば満足でした。
☆遠近にそろり顔出す曼珠沙華 群れつつ赤い絨毯を敷く 夕庵
☆朱の海と見ゆ曼珠沙華 風立ちて 波のそよぎに迫り来るもの 夕庵
☆誰が想い溢れてひらく曼珠沙華 両手に包めば語(ことば)こぼれて 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️亡き母の桐の箪笥も古るさびてシミの滲むもゆるむことなし
夕庵さん
★亡き母の桐の箪笥に思ひ出を畳むがごとく母の作品
よろしくお願いいたします。
2首出詠します。
卓球の試合の日の朝の風景です。
母の笑顔の遺影に、頑張ってくるよと声をかけます。
⭐️ひとときを母の遺影と笑みあへば 共にいるよと優しき声が
⭐️晴れ渡る試合の朝はぷつくりとたまごふたつのハムエッグ焼く
よろしくお願いいたします。
早速の返歌ありがとうございました。
☆桐の花風無き空に散る夕べ 泪かくして笑む母思う ポエットMさん
★反抗の少年涙を溢れさせ 肩で息すも泣き声あげぬ 夕庵
よろしくお願いします。
糺の森の話題があったので、関連和歌と感想を。
忘れめやあふひを草にひき結びかりねの野辺の露のあけぼの(式子内親王)
下鴨神社の賀茂斎院御所旧跡の看板には、「あふい」とあった。今でも多分糺す人もおらずそのままか?
石川やせみのを川の清ければ月も流れを尋ねてぞ澄む (鴨長明)
鴨長明は、瀬見の小川を賀茂川の異名と明言しているが、下鴨神社糺の森の看板の説明文では、糺森を流れる小川としている。
風そよぐ楢の小川の夕暮は御禊ぞ夏のしるしなりける(藤原家隆)
楢の小川は上賀茂なのに糺の森の小川に「楢の小川」の看板が。
偽をただすのもりのゆふだすきかけつつ誓へわれを思はば(平定文)
と言う事で、古来糺の森に偽りはあってはならないので😰
やまとかも海にあらしの西吹かばいづれの浦に御舟つながむ(賀茂の社の午日歌)
賀茂族の古来から歌い継がれている歌。下鴨神社の手水舎の看板に。
われ頼む人いたづらになしはてばまた雲わけて昇るばかりぞ(賀茂御歌)
寛弘元年十二月七日に藤原高遠の夢に出た歌との事。
立ち出づるなごりありあけの月影にいとどかたらふ時鳥かな(よみ人知らず)
返し
いく千世と限らぬ君が御代なれどなほ惜しまるる今朝の曙(藤原家通)
藤原家通は藤原定家の姉の夫。姉は当時式子内親王に使えていた。とすれば末っ子の定家に夫婦の歌を入撰圧力?
いくつか下鴨神社付近の看板に有りますので、尋ねてみては?
返歌頂きありがとうございます。拙いながら「返し」をさせて頂きます。
☆亡き母の桐の箪笥も古るさびてシミの滲むもゆるむことなし 夕庵さん
★桐の花風無き空に散る夕べ 泪かくして笑む母思う ポエット・M
返歌頂きありがとうございます。拙いながら「返し」をさせて頂きます。
なお、記事を消し去った方にも、そうせざるを得なかった深い想いもあったことと
思います。その方の想いに寄り添い、見守ることも大切と思います。
☆桐ひと葉わくらばとなり消え去りし記事のありけり秋めきし日に 水仙さん
★桐ひと葉 天下占うしるしなり 消し去る記事に 深き想いも ポエット・M
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
一首目の歌、京都貴船神社は「水と恋の聖地」と言われることから、お守りにも、龍神札、
水守りをはじめ数多あるようですが、その御守りを郵送で送って頂いたとのこと。
「水守り」を詠ったとお見受けしますが、「森の湧水のごと」の表現が生きています。また、
手に入れたお守りを愛おしむ、少年のようなワクワク感も歌から感じらる良い歌と思います。
二首目、この歌も西BOOさんが「大光量のストロボを購入した」嬉しさと、期待感が溢れた
素直な歌で好感が持てます。写真撮影に堪能な西BOOさんの機材へのこだわりにはいつも
感心しておりますが、格段と「描写ÙP」されることと思います。ストロボの光量不足はいつも
悩みの種ですが、写真撮影のデータから、また、学ばせて頂きます。
これからもよろしくお願い致します。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
一首目の「ビーナスライン」は詠われているように、「風受けてドライブを」するには最高の場所ですね。
このラインは2002年まで、かなりの金額の有料道路で走るのをためらうこともありましたが、今では
チャージ無しで快適に走れますね。まさに「優しさと癒しを運ぶ」道路と思います。
なお、長崎平和公園にそびえる平和祈念像の作者、北村西望の作品を中心に約70点の作品が
展示される「蓼科高原芸術の森彫刻公園」も、このビーナスラインの外せないスポットですね。
二首目の「平和への叫び」は、今まさに誰しもが声をあげなければならないウクライナ侵略への
反対を、「国境もなく主義もない あるのはピース 心の平和 」と謳いあげて共感を呼びます。
今の現状をウォッチしつつ、社会詠のテーマとしてしっかり対応して参りたいと思います。
三首目は、童話「青い鳥」以来、私たちの人生の在り方における永遠のテーマですが、
「心のなかに」と説得力ある歌になっていると思います。
なお、二首目へのエールとして詠んでみました。
★侵略し人も大地も破壊する 「大義」のことわり 天は許さじ
これからもよろしくお願い致します。
ポエットMさんへの返歌です。
☆桐ひと葉 散るも未だに炎暑なり 長月超えてしげる若葉も ポエットMさん
★亡き母の桐の箪笥も古るさびてシミの滲むもゆるむことなし 夕庵
よろしくお願いします。
早速ですが、二首出詠させて頂きたいと思います。
水の神貴船神社の御守りを
受けて開封 森の湧水のごと
貴船神社の御守りを郵送で送って頂いたのですが、開封して御守りをみると、森の湧水のように見えたことを詠ませて頂きました。
ストロボを新兵器にて購入す
描写ÙPの企ていかに
少々、大光量のストロボを購入したのですが、描写のUPを企てていますが、上手くいくかなと思って詠ませて頂きました。
ポエットMさんの歌に返歌をさせてください。
☆桐ひと葉 散るも未だに炎暑なり 長月越えてしげる青葉も
★桐ひと葉わくらばとなり消え去りし記事のありけり秋めきし日に
水仙
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。
「詞書」23年9月25日から拙者ブログではオリジナル作詞&作曲特集を掲載しています。今回はこういんさん特集より詠んでみたいと思います。ご指導よろしくお願いします。
オリジナル作詞「ビーナスライン」より
「初秋にはそよ風受けてドライブを 優しさと癒し運ぶビーナスライン」
オリジナル作詞「平和への叫び」より
「人類が作った国境厳然と 無意味な戦争未だ収まらず」
オリジナル作詞「しあわせはどこにあるの」より
「しあわせはどこにあるのと問いかけて 答えはいずこ心のなかに」