四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その166 ネット歌会)

2025年02月05日 05時42分42秒 | 短歌

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その166 ネット歌会)
            短歌の返歌を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 返歌の投稿、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 ☆☆☆ 「ネット歌会」の「返歌」について
      「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
      なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
      という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中で自分に響く
      ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
      コメント欄に記入して頂ければ幸いです。飛び入り歓迎です。


     「咲き初める 白梅」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆冬薔薇を一枚写真に残しけむ 寒さの中で凜と主張す
                         西BOOさん
★朝露の白玉抱きてふるえしも 冬こそひらけ真っ赤な薔薇よ
                         夕庵さん

☆烏骨鶏 黒いトサカを揺らしつつ 駆け来る二羽の眼光鋭し
                         夕庵さん
★石上 解き放たれし烏骨鶏 神聖たるや神のお使い
                         西BOOさん
★トコトコと黒いトサカと白い羽根 天狗のような神の使者なり
                         夕庵さん

☆ひそかなる心包むや 黒ショール 白き襟足さやかなる女(ひと)
                         みっちっちさん
★走り書きのメモ添え届くふわふわの マフラーは白小雪舞う日に
                         夕庵さん
★編み上げし長きマフラー恋人ら 二人で巻きて雪の京街
                         みっちっちさん
★夜なべして編みしマフラー巻きやりぬ ひとり旅立つ機上の人は
                         夕庵さん
★夜なべして妣(はは)編みくれし瑠璃色のセーター今も温もる心
                         みっちっちさん
★古毛糸 集めて編みし子のセーター 繰り返し聞く昭和のCD
                         夕庵さん
★繰り返す妣(はは)の口癖 あなたはね いつも笑っている子だったよ
                         みっちっちさん
★無口なる少女も知りぬ 人恋いの痛みの言葉文字に記るしき
                         夕庵さん
★初恋を知りたる少女 いにしへの物語へも心奪はる
                         みっちっちさん
★夢を盛るノートを選ぶひとときの 恋に恋したわが少女期よ
                         夕庵さん


      「咲き競う 日本水仙」

☆杉木立の木漏れ日を抜け山の辺の道へとつづく大和のどけし
                         夕庵さん
★まほろばの山の辺の道のどかなる 地蔵並びて夕鐘響く
                         みっちっちさん
★山辺の道ゆく人ら歌碑の前 声を和しつつ朗詠しをり
                         夕庵さん
★布引の滝へと続く歌碑の坂 滝音聞きつ朗詠の声
                         みっちっちさん
★山辺の道に夕日を拝むとき 万葉人の息づかい聞く
                         夕庵さん
★山の辺の道に夕鐘ふたつみつ 普遍なる音と人のいとなみ
                         みっちっちさん
★山裾に柴焼く煙立ちのぼり  早も暮れゆく早春の里 
                         夕庵さん

☆陽にもまた香のあるごとく蠟梅は 冬陽を浴びて匂いこぼせる
                         ポエット・M
★庭の梅未だ蕾も膨らまず 蠟梅の花 色温かし
                         西BOOさん
★蝋梅は梅より早く花をつけ 原発荒野に浅き春呼ぶ
                         ポエット・M

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆


     「咲き初める 梅の花(淡紅)」

【運営にあたって】
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
    投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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37 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ポエット・Mさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-02-05 09:12:37
おはようございます。

☆如月につぼみ膨らむ紅梅の 枝の狭間に富士のしろがね             ポエット・Mさん

★如月につぼみ膨らむ紅梅の 遙かに望む春日(かすが)の山脈(やまなみ)    夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-02-05 17:04:10
こんにちは。

☆立春の光の中を闊歩せり 五体にしかと大地の鼓動          みっちっちさん

★めでたやな 規則確かな心音は 春連れてくるひ孫の動き       夕庵

☆ほとばしる水の光や 立春の 水車回れる森の小流れ         みっちっちさん

★コットンコットン水車の音も軽やかに 流れは巡りバラ園潤す     夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
西BOOさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-02-05 17:12:37
こんにちは。

☆立春を迎え 陽気に寛ぐも 予報は今期最強寒波            西BOOさん

★立春といえど寒風吹き荒れて ダウンのフード被り防御す        夕庵

☆節分を二月三日と勘違い 食いっぱぐれし恵方巻きかな         西BOOさん

★恒例の節分行事に豆はなく 恵方巻き作り孫に届けむ          夕庵
返信する
夕庵さんへの返歌です (ポエット・M)
2025-02-05 17:58:31
こんばんは。
夕庵さんへの返歌です。

☆如月につぼみ膨らむ紅梅の 遙かに望む春日(かすが)の山脈(やまなみ)  夕庵さん

★紅梅は光の春に目覚めるか 山脈(やまなみ)を背に ほころび初める    ポエット・M
よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2025-02-05 19:04:09
夕庵さんへの返歌です

⭐️めでたやな規則確かな心音は 春連れてくるひ孫の動き
夕庵さん

★産院の廊下に響く産声は 春連れてくる歓喜の瞬間
みっちっち

よろしくお願いいたします
返信する
夕庵さんへ (西BOO)
2025-02-05 20:14:31
こんばんは。
早々に、素晴らしい返歌を頂戴し、誠に有難う御座います。返歌を詠ませて頂きたいと思います。

☆立春といえど寒風吹き荒れて ダウンのフード被り防御す  夕庵さん

★今シーズン最強最長寒波なり 水道管の無事を祈らむ  西BOO

よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (みっちっち)
2025-02-05 21:02:13
夕庵さんへの返歌です

⭐️コットンコットン水車の音も軽やかに 流れは巡りバラ園潤す
夕庵さん

★山里の蕎麦処うらの小流れの 水車のリズム春待つごとく
みっちっち

よろしくお願いいたします
返信する
ポエット・Mさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-02-06 09:22:42
おはようございます。

☆紅梅は光の中に目覚めるか 山脈(やまなみ)を背に ほころび初める     ポエット・Mさん

★堂々と古武士のような盆梅に ため息ついて見とれてをりぬ        夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
西BOOさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-02-06 10:51:11
おはようございます。

☆今シーズン最強最長寒波なり 水道管の無事を祈らむ        西BOOさん

★食パンに塗るハチミツが凍ってる 寒波の余波はキッチンにまで   夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-02-06 10:55:22
おはようございます。

☆山里の蕎麦処うらの小流れの 水車のリズム春待つごとく       みっちっちさん

★暖かいスダチの蕎麦の香りよし 輪切りならんでお蕎麦が見えぬ    夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する

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