2024年、今年初めての我が家の月下美人が一昨日2輪、昨夜3輪が続けて開花しました。
最初の二輪は、開花日を見誤り、朝に萎れた状態で発見し残念な想いがしました。今回も、細君が大胆に剪定しましたので開花はあまり期待していませんでしたが…、ブログ友のfumiel-shimaさんのお宅で6月5日に開花したとの記事に触れ、花芽を観察すると5~6個の花芽がありホッとしました。
例年通り、つぼみは18時過ぎに綻びはじめ、21時過ぎには7~8割りの開花となりました。
このころには、月下美人特有の甘やかな香りが部屋に漂い始めました。 22時頃にはほぼ満開となり香りも、 花姿も雅な花がオーラを放ち、毎回のことながら見惚れていました。そして、日の変わる24時過ぎには早くも萎み始めました。
「初めて咲いた 月下美人」
私は眺め、写真に撮るのみですが、日々、丹精に世話をしてくれる細君と、年々歳々健気に咲いてくれる花に感謝の想いが湧きます。また、見るたびに新たな魅力が見出され、惹きつけられる花ですが、それは、わずか数時間にも満たない花の命を、懸命に咲き切る花の潔さ故かもしれません。
この月下美人の儚げながらも、凛とした花のたたずまいを「詞」に紡いでみました。この詞をもとに一昨年、ブログ友のYokiさんに素敵なオリジナル曲を作曲して頂きました。一昨年Yokiさんのユーチューブで公開して頂き、このブログでも紹介いたしました。
今回、じいじいさんにギター演奏をして頂き、改めて新規にユーチューブに公開して頂きましたので、ここに掲載させて頂きます。
「月下美人の香り」
作詞 :ショー・ジロー
作曲&歌:yokiさん
伴奏 :じいじいさん
画像をクリックしますと「Youtube」を視聴できます。
1.
宵闇に ひらきはじめた 月下美人
甘い香りを漂わせ 一夜限りの命としらず
闇にのびゆく花びらは 炎のように揺れている
憂いもつ君に君に似て その刹那に命を燃やす
2.
花びらの 白さ際立つ 月下美人
雅な香り漂わせ 一夜限りの夢に酔う
闇を切り裂く花びらは 炎のように燃えている
儚さは君に君に似て その刹那に命を燃やす
3.
花びらが 耀き放つ 月下美人
深い香りを漂わせ 一夜限りのものがたり
闇を照らせる花びらは 炎のように 凛として
気高さは君に君に似て その刹那に命を燃やす
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月下美人の花言葉は「艶やかな美人」「はかない恋」だそうです。
なお、拙い詩ですが、著作権は放棄していません。
無断転載等はご遠慮願います。転載いただけるのであれば、あらかじめ
当方へ連絡を頂き「ポエット・M」の作者名を明記して頂ければ
嬉しいです。
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感動しました。ユーチューブ、改めて聞きました。
命の儚さ、その中から大切な事を訴えるものがありました。
早々にコメント頂きありがとうございます。
月下美人は、昨年とほぼ同時期に咲いてくれましたが、咲くたびに
雅な花のもつ魅力を感じます。
ユーチューブは、ブログ友のYokiさんと言う方に作曲と歌唱を
行って頂き、Yokiさんのサイトで公開して頂きました。
拙い詞ですが、Yokiさんの歌唱で命が吹き込まれたと感じます。
これからもよろしくお願い致します。
今年も見事な「月下美人」十分堪能いたしました。
花言葉が「はかない恋」だそうですが、この妖艶な姿からはイメージできません。
やはり「艶やかな美人」がぴったりですね。
楊貴妃か虞美人の感じです。
歌も詞も「月下美人」にぴったりです。
聞かせていただきました。
コメント頂き、また、月下美人の画像に目を留めて頂き
ありがとうございます。
お陰様で、昨年とほぼ同時期に我が家でも月下美人は咲いてくれました。
おっしゃる様に、艶やかな花の姿に「花言葉」がそぐわない感もありますが、
花は咲いても一夜の命ですので、「はかない…」のイメージはあっている
との意見もあったと記憶しています。
「楊貴妃と虞美人」との喩えは良いですね。月下に立つ絶世の美女の妖艶さが
ありますね。中でも、項羽を魅了した虞美人の凄さは想像するだけでも
華やぐものがありますね。
これからもよろしくお願いします。
コメント頂きありがとうございます。
拙い詞でしたが、作曲と、歌唱を行って頂いたYokiさんのお蔭で
素敵な歌になったと感謝しています。
これからもよろしくお願い致します。
今年も月下美人が素敵を見せてくれたんですね💕
まだ一度も目にしたことがない花。
お写真を拝見しながら、我が家のベランダに咲く姿を想像しました。
神秘的で優雅な姿ですね。
頂いた詩に曲を付けさせていただいた日を思い出します♪
またこの様に紹介頂きありがとうございました😊
ご丁寧にコメント頂きありがとうございます。
お元気でお過ごしのご様子でなによりと思います。
今回は5輪ほど咲いてくれましたので、結構見ごたえがありました。
一夜の花とは言え、その美しさと存在感は他の花を圧倒していると
感じます。
何よりも艶やかに咲きながらも、「誇らない」儚げな姿に魅了されます。
この曲も、Yokiさんの歌唱でさらに引き立っていると感じます。
これからもよろしくお願い致します。
Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。
「詞書」源氏物語や紫式部日記・紫式部集には和歌(巻名歌等)が沢山ありますが、その和歌の返歌を口語短歌で提出します。返歌は源氏物語の内容や進行に合わせてではなく、短歌に沿った言葉・単語や自然・地名からヒントをもらい詠みます。今週は源氏物語巻名歌から2首、紫式部集より1首の計3首提出しますのでご指導よろしくお願いします
源氏物語巻名歌・27鈴虫(すずむし)
歌の背景
光源氏五十歳。源氏は女三宮の出家を嘆き、来世での同じ蓮の宿りを願うが、女三宮は煩わしく思う。女三宮の住まいの前庭に秋の風情を増すために、源氏は鈴虫を放つ。十五夜の夜女三宮は歌を詠む。
「おほかたの 秋をば憂しと 知りにしを ふり捨てがたき 鈴虫の声」 女三宮
「心もて 草の宿りを 厭へども なほ鈴虫の 声ぞふりせぬ」 光源氏
返歌
「源氏への 想い断ち切り 未練なく 尼になること 決心貫く」
「しみじみと 因果応報 思い知り 正妻の不義 受け止めてこそ」
紫式部集・27
27 ふるさとに かへるの山の それならば 心やゆくと ゆきも見てまし
返歌
「越前で 初めて味わう 雪景色 式部の気持ち 重苦しさも」