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 崩壊に向かう、『倭の国』日本

2014年09月11日 | 日記

  先ごろから、朝日放送『ニュースステーション』の岩路ディレクター(48歳)が、自殺したと言うニュースが『ネット』で、駆け巡っている。

もちろん、筆者はテレビに噛り付いている訳ではないので、このニュースを、テレビで『一切』報道しないと言うことが、本当なのかどうか、それがニュースとして相応しくない物なのか、と言うことを判断出来る訳でもない。 しかし、そういう事実が有ったことは間違いない様である。  
そして目に付くブログでは、その亡くなられたディレクターは、人一倍正義感が強く、福島原発問題(除染)を追求していたと言うことらしい・・・。




  思えば、東京電力だけでなく摩訶不思議(ちょっと、おかしい?)な、人の命に関する事件は、いろいろとある。
未だお忘れでない方も有ろうが、あの事件、検索で『東電OL殺人事件』と引けば、東京電力職員の『東大出の父親』と『慶応出の娘』の、相次ぐ『死亡』が反原発と結び付けられて、多くのブログで論評されている。


  原子力発電には、複雑な問題が絡み合って来るので、その闇を暴くのも、その闇の先までたどり着くのも、筆者には、容易で無いように見える。
福島原発のメンテナンス作業を請け負っていた、《イスラエルのMagna BSP》という会社、或いは福島原発廃炉に微妙に絡んでくる《フランスのアレバ社》、 ちょっと見方を変えれば『プルトニウム製造』に必要な、その原子力発電システム全体が『各兵器』製造所と見えないことも無い。  
その上、今回の事故や、過去の原発事故の結果、それらの原子力発電施設は戦争になった場合の攻撃目標となり、その国に致命的なダメージを与えることが出来る、と言うことも明らかになりつつある・・・。

  日本民族の存亡、或いは『日本国の崩壊』を言い続けて、亡くなられた『石井紘基』氏、彼の言った公務員天下りの為の『特殊法人』或いは『独立行政法人』、その組織にウンカの如く纏わり付く『ファミリー企業』。  ここでも、腐れ公務員の『天下りダニ』が、群れを成して纏わり付いている。  
そして、その核心である『オカネ』・・・。 『タケナ力』氏に聞いて見るまでもなく、日本の国の《上から、下まで》殆どの人が、『唯金論者』と成りつつある現代では、どうしようもないのだろうか・・・?

  下の、ユーチューブの中で『石井紘基』は嘆いている。
《 身を挺して戦わなければ、務まらない、 歴史的仕事と言う事でしょうか・・?  こんな国の為に、身を挺する必要なんて、有るのかな・・? 》





  過去の日本には、財政逼迫の『米沢藩』のトップであった領主が、財政改革のトップに立ちその事業を進めたような、《日本的指導者》が居った。  大家は《親》で、店子は《子供》、『煙立つ 民のかまどは にぎはひに けり』、この様ないにしえの指導者は、何処かに隠れているとでも言うのだろうか・・・。

何回か、『財政改革』については取り上げたような気がするが、近代の歴史を振り返れば、身近にお手本と成る人、たとえば『恩田木工』、『上杉鷹山』、『二宮尊徳』、『山田方谷』等、幾らでも見ることが出来るのに、現在の日本は頭から腐りつつある。

財政再建を成功させた彼らの本質は、『誠』と『質素倹約』、此れしかない。  当然であろう、日本には地下資源もエネルギーも無い、有るのは『人間のエネルギー』と身分的差別の無い『知恵とアイデア』だけである。
『誠』数日前に書いたような記憶があるが、この文字、『言うを、成す』或いは言い方を変えれば『知行合一』、知ることを行わないのは『罪』と言う結論に成るのだろう・・。

  上に立つ者が、言ったことと『反対』のことを行うのは、論外である。 野田先生!
人間、人と人には『間』というものが有り、そこには、『信頼』というものが、前提として横たわって無ければならない。
生まれたばかりの『赤ん坊』が、誰に云われた訳でもなく、母親の『慈愛』を知っているのは、昔から埋め込まれた『DNA』による物であろう。


  欧米の『植民地主義』が、今の『グローバリズム』に引き継がれ、『TPP』へと続き、国民の富が毟り取られ様としているのに、政治家はおろか、官僚までも、我こそは『シープドッグ』なりと、その飼い主に、尻尾をちぎれるばかりに振り続けている。
情けないことこの上ない。  身を挺することは『怖い』、それは誰にも多かれ少なかれ、有る気持ちだろう・・・。

  大和民族に秘められた、あるいは埋め込まれている、シュメール人の『滅びの DNA』が、現代において、少なくても筆者の目が黒いうちは、出て来て欲しくないものである。
故『石井紘基』氏の、かばんの中から核心的な資料が持ち去られたと言うことが、ユーチューブで語られているが、日本を蝕む『ダニ』に立ち向かう、次の戦士が出てこないことには、日本の未来は無い。

  過去の『財政の改革者達』は、正確に現状を数値で把握すると言うことが基本で、そのことを民衆に開示して、協力してもらったと言う事が、成功の鍵であるが、現在の『東電のオエライ』さん達は、正にこの反対のことを行っている。