筆者は、体の一部不自由な息子の他に、猫と鶏の各々数匹、数羽と、一緒に生活を営んでいる。
猫には、家族が戴く穀物や、畑の作物を守って貰っているし、鶏には重要な蛋白源(卵)を供給して戴いている。
最近は、卵の数と、餌代と、家の経済状態を勘案し、首をストンと落とし、お肉になって貰おうとかの、邪念が頭をよぎるが、もう少し緊急の場合が訪れるまで、非常食料・・・と云う気持ちの方が、まだ強く、鶏は天命を、未だ、全うし続けている。
数日前の『AFP』に、スウェーデンで、’18年から『徴兵制度』復活と云う記事が有った。
以下引用 URL: http://www.afpbb.com/articles/-/3102636
*** 以下引用 ’16/9/30付 ***
スウェーデン政府は28日、8年前に廃止した徴兵制を2018年から復活させると発表した。
スウェーデンでは過去2世紀にわたって自国領内で武力衝突が起きておらず、現代の軍隊におけるニーズに徴兵制は不適切だとの判断に基づき2010年に徴兵制を廃止していた。
ペーテル・フルトクビス国防相は記者会見で、「より安定した堅固で機能的な新兵獲得方法に至る道を見いだしつつあると期待している」と述べた。
徴兵制復活後は、18歳以上の男女約4000人が毎年徴集される見通し。
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*** 以上 引用 終 ***
日本でも、極右に近い総理と防衛相、その兆候は少しづつ現れ始めているようである。
以下引用: http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11919474737.html
*** ・・・・・・・ 有識者会議メンバーの一人はその検討過程(大学生の経済支援)で卒業後に就職できず、奨学金の返還に苦しむ人たちについて「防衛省でインターンシップ(就業体験)をさせたらどうか」と発言した。 若年貧困層を兵士の道に追い立てるのは「経済的徴兵制」ではないのか。
発言の主は、文科省の有識者会議「学生への経済的支援の在り方に関する検討会」メンバーの前原金一・経済同友会専務理事。 住友生命の常務取締役などを務めた人物だ。
奨学金返済が話題にのぼった5月の検討会で、同氏は「返済の遅延者が無職なのか教えてほしい。放っておいても良い就職はできない。 防衛省などに頼み、一年か二年かインターンシップをやってもらえば就職は良くなる。 防衛省は考えてもいいと言っている」と促した。 ・・・・・(’14年のブログ)
*** 以上 引用 終 ***
筆者は、人間的品格の持ち合わせが少ない人々は、『暴力、所謂、愛のムチ』を用いなければ、犬や猫や鳥と同様、その行動を修正できない人群れを知って居るが、可能性としては『話して解ると云う結論に至る』と云う事が無いことも無い。 と同時に、自分の信念を実行するため『問答無用』と云う実力行使の人々が居るのも事実であろう(国会議員の特徴的性格?)。 そんな人々の為に、≪積極的平和主義≫などと云って武力の必要性を認める人が居るが、筆者も、下記の引用文の主旨には、賛同するところが多い。
以下引用: http://iiaoki.jugem.jp/?eid=6442
*** ・・・・・・・・積極的平和主義とは武装することだー
1.PRC(People's Republic of China)は1949年の建国直後から、
十分な軍事力を持たないウイグル、チベット、内モンゴルに軍事侵攻し実行
支配し、自国の一部だとした。 同地域の民族虐殺や人権弾圧は現在進行形
だがマスコミでは報道されない。 他国に支配され武器が無いため抵抗でき
ない国民の日常は、戦場と同じくらい悲惨だ。
2.吉永小百合が「武器を持たないということが、積極的平和主義だと思います
」と発言していた。「積極的平和主義」理論で日本が戦争を防げるなら、家
に鍵を掛けない「積極的泥棒撃退主義」で泥棒に入られず、痴漢撃退スプレ
ーを持たない「積極的痴漢撲滅主義」の女性は痴漢に遭わないことになる。
3.終戦後、大陸から日本に引き上げる途中、数多くの日本人女性が、ソ連人や
中国人、朝鮮人に強姦された。 「二日市保養所」や「竹林はるか遠く」で
検索できる。 米軍も進駐直後から数多くのレイプ事件を起こし、女性を守る
ため政府主導で東京や横浜、全国各地に特殊慰安所(売春施設)が開設された
。 ・・・・・・・・ ***以上引用 終 ***
話をいきなり米国まで飛ばしますが、大統領選挙で『ヒラリー』と最後まで争った民主党のおじいちゃま『バーニーサンダース候補』、公立大学の授業料無料とか、学資ローンの利下げ、国民の所得格差解消まで、言及していました。
米国の現状として、大学の奨学金返済の為、軍隊に入るという問題が表出していました。
言葉をつめて簡単に云えば、最初に引用したアメーバブログから・・・
*** 以下 引用 ・・・・・・・・・・
米国では実際、軍に入隊すれば国防総省が奨学金の返済額を肩代わりする制度があるという。
藤本一美・専修大名誉教授(政治学)は、米国の現状について、「米軍は志願兵制を取るが、貧困層の若者が兵士になる例が非常に多い」と解説する。
米政府が奨学金返済を肩代わりにするのは兵士の確保のためだが、格差社会が進む米国では、この制度に頼らざるを得ない貧困層が多い。 結果的に兵士の多くを貧困層が占めている。 貧困層にとっては、兵士以外の選択を奪われた「経済的徴兵制」なのだ。 ・・・・・・・・。
*** 以上 引用 終 ***
まるでペットの様に、≪生権与奪の権利≫が行政や、富裕層に握られて良い訳が無い。
貧困で、学問への道、真実への道に辿り着くために、命を危険に曝さねばならないというような、公平に生きる権利が保証される、入り口でこのような差別が有ってよい訳が無い。
息子も、大学に行きたいと云った事はあるが・・・・群を抜いて優秀である訳でも無く、進学塾に通わせる余裕も無く、諦めさせたことが有る。 だが、ここまで体が壊れて来ると、やっぱりデスクワークに付ける様に教育を受けさせてやるべきだった・・・・。 息子に特に期待する事も出来ないが、少なくても自分自身で生き続けて欲しい、独立自尊の姿勢を貫いてほしいと、思うのは父として残酷でしょうか・・・・?