我が息子、今度の誕生日で二十~何歳になるのか ・・・?
2歳から、難病と診断され、悔いが無いようにと、それだけを価値判断の基準にして、今まで神に生かされ続けて来た 命 。 幾ら山形県で、コロナの感染数が少ないとはいえ、自分の息子にその災いが及ばないとは、決して断言することは出来ない。
コロナと云う、感染性の病気は、どうも免疫系の持病を持つ者にとっては、どういう結果をもたらすことになるのか、誰も、予測することは出来無さそうである。
息子に、今一番、やりたいことは何だ・・・・・! と云う答えがこれであった。 出てきた印刷物が、下記の書面。 手あたり次第、まき散らしてくれと云う、事であった。
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日産フェアレディZ Z32型
乗員定員:2人
ノーマルルーフ
ボディカラー:純正色の緑
関東以南走行車
修復歴無し
変速機AT・MT問わず
エンジン:ターボ・NA問わず
走行距離問わず購入の判断は写真や車両情報を拝見させて戴いた上で、ご相談したいと考えております。
留守が多いため、ご連絡は メアド ppurn@yahoo.co.jpでお願いいたします。
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今の、症状を見れば、オヤジが先に行くか、息子が天国に導かれるのが先か、見込みはとても立てられないが、出来る事なら、金に糸目をつけないで、息子の希望をかなえてもやりたい。 だが神は、時として必要以上の 『忍耐』 を強いる事も有ることを考えれば、覚悟はしておかねばなら無さそうである。
親としては、単なる オモチャとしかいいようのない、人工物、・・・と思いながらも、後で、・・・あの時・・・と云う思いをしたくは無いので、此処は出来る事は、せざるを得ない。 金銭の問題より、此処は精神性の問題と感じて、『そう云う事なら・・・・・ 』と云う人が現れるのを待つしかないのか・・・・・・・・。
人はそれを『甘やかし』と云うかも知れないが、そんなことは、同じ体験をした人でなければ、解る筈もない・・・。 とにかく、筆者もそうであるが、子供に思いを残さないでもらいたい・・・・・・の気持ち・・・ これが親としての本音の様な気がする。