アメリカの葬儀社がアルカリ加水分解葬というのを計画していることが昨日のBBAで話題になりました。アメリカ様がやるんだから間違いないと、すぐに日本でも紹介されるでしょう。もっとも、日本人と西洋人とでは遺体や遺骨に対する考えがじぇんじぇん違います。日本人が兵隊さんの遺骨を収集したり、沈没船を引き上げるのを、アメリカ人は理解しがたいと聞いたことがあります。
個人的に「葬」という文字を使わないで欲しいです。「処理」ですもの。今、巷で流行りつつある「直葬」もしかり。家の栄や家族の為にと身を粉にして働いて、目に入れても痛くないとかわいがった子供たちから、まさか家の敷居さえまたがせてもらえず、病院から即、火葬場なんて、そんな仕打ちを受けるなんて。切なすぎます。お弔いじゃなく、不用品の処理です。原始人(※)でさえ、遺体に敬意を払い、懇ろに葬ったというのに。
※ネアンデルタール人の遺骨の周りから大量の数種類の花粉が発見されており、このことから埋葬の際に花を供えたと考えられています。
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