円東寺永代供養墓「木かげ」の上部を石張りにしました。パチパチ!
バルチックグリーンという緑の御影石です。

上から見るとこんな感じ

この後、階段部分の工事に入ります。『木かげ』を作る際にとにかく考えたのは、「独りでいることはさみしいことじゃないと感じてもらいたい、そのためにはどうしたら」という事です。血の繋がり同様に、一緒の墓に入るという繋がりを感じてもらえればと。その安心感があれば、あとの人生は犀の角のようにただ一人荒野を歩めばよいのです。これは積極的孤独です!
人間は歳をとると、自分と相反する意見を受け入れがたくなります。そして、似た者同士が常に集まりますから、ますます頑なになります。自分の好きなものはみんなも好きで、自分と同じような行動を他人もとると思って、違う意見に対し、憤慨したり、蔑んだり、時に、、、、傷つきます。やがていよいよ歳をとると、一人が楽だと思うようになるのでしょうか。最後まで自分一人がかわいく、自分一人が正しいという孤独、、、。
自分は聡明で社交的だし友達がたくさんいるから、そんなことにはならない、という考え方をもし持っているとしたら、それこそが周囲や隣近所から距離をおかれる原因でもあるのですが、、、、.
そのような、気がついたら孤独、というのはやはりさみしいと思います。もっともそれにすら気づかない人はさておき(^^;)
お隣の松戸市では去年1年間で135人の孤独死があったそうで、これは男性に限れば18人に1人の割合だそうです。流山も調査をしていないだけですから、決して対岸の火事ではないのです。
どの地域でも民生委員の方々や社会福祉協議会が、孤独死を防ぐために一生懸命に活動されています。本当に頭が下がります。その一方で、地域の活動を「忙しい」の一言で断る、自称イケている中高年の方々もいて、、、、。
家族がいれば、働いていれば、周囲に人がいれば孤独じゃない、とは言えません。真の孤独とは雑踏の中で不意に感じる孤独では無いでしょうか。
常盤平団地自治会 『~ひとりにしない 孤独死ゼロへ挑む~』
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