昨日は春一番が吹きましたねー。パチパチ!
今日は、飯田橋まで研修に行ってました。2週連続の最終回。講師の鵜戸西先生(牧師さんでカウンセラー)には、電話相談などでホントお世話になりました。
来ている方は実際にカウンセリングのお仕事をされている方などが多く、私はひたすら目立たないように小さくなっておりました…。
やっぱり東京は凄いなー。こんな質の高い研修を、事前に申し込みさえすれば誰でも、無料で!受けられるんだから。
ホリエモンこと堀江貴文氏が「東大以外なら、行く価値が無い」みたいなことを言って、物議を醸しだしていましたが、確かにそれは極論だけど、もし「どこでもいいよ!」と言われたら迷わず東大か京大だろうと私も思います。あの広大なキャンパス、素晴らしい設備、潤沢な研究費、それでいてどこよりも安い学費。そんじょそこらの大学は敵いませんよ。せいぜい「我々には愛校心がある!」とか「OGに女子アナが多い!」とかで、大学そのものではやはり勝負になりません、、、、。
ただ、恥ずかしながら私にとって大学って、講義を受けたり研究するところという部分はせいぜい5パーセントくらいで、残りは全部、部活と友だちと愛しさと切なさと心強さだったので、あまりピンときませんでした。親に学費を出してもらって、ホントとんでもねーヤツです。ただ、坊さんになった今になって振り返ると、全部必要な事だったのだと思います。
世の中は、違う価値観や多様な文化的背景を持った人たちの集まりであって、それを学生という立場で体感できるのは大学のいいところです。
小さなサークルも、伝統ある部も、研究室やゼミ、、、、アルバイトもいいでしょう、そういったところで学ぶことができなかった人は、社会に出ていってから、辛い思いをするだろうな、と思います。
「なんで、あいつは俺と考えが合わないのだ!?」と。
自分と考えが合わない、自分に従わない、なびかない、、、それは当たり前のことなんだと、どこかで気付いていないと、最終的に手が後ろに回ってしまいかねません。
以前、高学歴の人ばかりがいる職場で働いている方が言っていました。
「日本って不思議な国ですよね。高校の時に、他よりちょっと成績が良かった人の言う事を、一生聞き続けなければいけないなんて」
発言する人の、出生、学歴、地位、社会的背景、そういったものを全て取り払い、素直に「聞ける」ようになりたいものです。
もちろん聞きもしないのに、いきなり自分の生まれや学歴を話し出す方もいるのですが、それはそれ。そういう方なのだ、と素直に聞きたいです(^^)
写真~
市野谷のあちこちに咲いている水仙。原種に近いのでしょうか。非常に地味です。
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