PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



今年の長谷寺牡丹まつり記録、全5回の最終回です。パチパチ!
今回はお花を中心に。


まずは御約束。緑色の牡丹、豆緑(とうろく)。牡丹の原種と言われています。蕾みたいですが、これが咲いている状態です。


つづいて、緑の桜、御衣黄(ぎょいこう)。3,4年前、市野谷自治会で、フォレストレジデンスマンションの向かいの調整池の周囲に、御衣黄桜を植えようという話がありました。苗木を20本くらい確保してありますし、この話はまだ無くなっていないと思います。

◆緑なのになぜ黄という字がつく?
大昔、日本では色は全て白、黒、赤、青で表したそうです。明るいか、暗いか、暖かい色か、寒い色か、その4色だけ。だから、緑なのに青虫とか青い山脈とか、黄色なのに赤い太陽とか、、、長くなるので割愛。やがて中国から五行説が入ると黄色というものが加わり、白、赤、黄、青、黒の5色になったのだとか。仏教の五色と一緒ですな。そこで、この緑だけど若干クリームがかったこの桜の色は、萌黄(緑)などと同じく、高貴な方の着る衣の黄色!となったのでしょう。あくまで私の推測です。違っていたらごめんなさい。




月輪院入り口から見た、登廊脇の牡丹。







階段を駆け下りる、諸堂参拝中の修行僧たち。かつて平安時代に清少納言が「私が手すりにつかまりながら必死に階段を昇っている脇を、若い僧侶たちがお経をとなえながら、カタカタと高下駄を履いて、やすやすと上り下りしている」と書いていましたが、ちょうどこんな状況だったのでしょうか。





今年は石楠花(しゃくなげ)も、満開できれいでした。





六角堂前庭の石楠花。





姫空木(ひめうつぎ)





本坊玄関脇の八重山吹。実の(蓑)一つだになきぞ悲しき~





本坊の玄関から中庭を見た図





本坊の牡丹園から本堂を見上げるの図。せっかく長谷寺にお参りに来たのに、本坊に寄らずに帰る方が大勢いらっしゃいます。ここからが一番いい写真が撮れるんですけどねー。集合写真などは必ずここで撮ります。
「5分もかかりませんよ」とご案内するんですが、その5分が無いのだそうです。私は暇な人生で良かった…




お茶処で法話をする青年僧侶。この牡丹まつりと秋の紅葉の時期は、弘法大師空海上人の御影堂(みえどう)と、このお茶処、そして境内随所で僧侶が法話や案内をしております。話の合間におこちゃまにバルーンを配る、ちょっと内気な中年僧侶もいます(^^)



以上、今年の長谷寺牡丹まつりお詣り記録でした。明日は円東寺大施餓鬼会です。とりあえず日中は天気もって欲しいのー。やはり日頃の行いが、、、、(^^;)

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